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【プロットタイプ】伝わらなくてこしょばい

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

アイドル顔の人を『美人』って定義したくないんですよ。

もっと良い言葉あるじゃぁん꒰( ・᷄ὢ・᷅ )꒱

鏡花と俺の性として、美しいと思うものに目が無い。自分のお眼鏡に適えば、賞賛を忘れない。其れが例え人間の異性だろうが、同性だろうが構わず。


綺麗な物が好きだ。綺麗な人も好きだ。傍に置いて愛でたくなる。だから街中でそういう人を見ると目で追ってしまう。絵になるものは目に焼き付けたくなる。

今日も瑠衣と二人で純喫茶に居ると、綺麗な顔の男性を見掛けた。

背が高く、色白。アーモンド型の目と、薄らとした唇が特徴だった。何処か人形めいたその顏は、人工的な美しさがあった。

あぁでも……美人なのだ。其れはもう、釘付けになって目が離せなくなるほど。けれども……美人……美人……美人……。

「今の人めっちゃ綺麗だった。色香四号の男体化みたいな人だった」

「おい」

「浮気じゃないよ!?」

「まだ何も言ってねぇ。ただガン見すると、また知らん奴に絡まれんぞ」

ふてぶてしい野良猫の様な目が私を見詰めていた。旦那と一緒に居るのに、他の男性に目移りしていたら、面白くないのは当然だろう。

「すみませんでした……」

素直に詫びると首を傾けた。ふてぶてしさは変わらないが、そこに怪訝さが加わった何とも不可思議な顔。怒って居ないことは分かったので、話題を続ける事にした。

「いやあの、美人って沢山の種類があるじゃない? 清楚系からアラビア系から綺麗系まで。でも……其れをただ『美人』って括るのがなんかモニョるのね」

ある時、仕事をしていると、芸能人の話になった事がある。なんでも先輩の取引先の人が芸能人の〇〇さんに似ているという話だった。

――すっごい美人なの。〇〇さんそっくり!!

其れを聞いた時、思わず思考が停止した。その人は確かに美人ではある。華やかな顔をした、黒目の大きい、ぽってりとした唇の人だった。けれどももっと奥まったところ。ただ美人と定義するのではなく、もっと別の言葉を誂えたいと思った。

「美人じゃないなんて事は決っっっっしてない。確かに美人ではある。でもこう……アイドルの顔に美人と定義すると、何か違くない? 『もっと良い言葉を宛てがいたい』って思わない?」

「其れは……嫉妬か?」

「そうじゃなくてぇ……こしょばい……」

伝わらないこの言葉が。文字を操る側なのに通じないのが。

ちなみに瑠衣は

『またガン見してらー』

『此奴、今其れを分かってやってんのか?』

『そーいやそれで前、見知らぬ野郎に絡まれてたな』

『色香四号の男体化ねぇ。まぁ似てるな』

とぬぼーっと考えてます。



何かただの怪文書になりました。


男女問わず美人が好きなんですけど。

『あの人お人形さんみたーい!!』

と燥ぐのが、私の日常なんですけど。

ただ『美人』を『美人~完~』で終わらせるのがすっごい嫌なんですよ。もっとこう、言葉にしたい。


何かこの『美人』という言葉に至る前に、何か様々な感情が浮かぶじゃないですか。

清楚系な人なら『可愛い』。目鼻立ちがはっきりした人なら『美しい』。

『美人』と括っても、系統が色の数ほどあるんですよ。

そして人の好みも色の数程。

ちなみに、私の中で可愛い、清楚系の顔の人って、『美人』よりも『清楚』、『可愛い』と定義してます。

でも間違いなく『美人』。


このもどかしさを言葉に出来ない!!

※ご想像の十倍の音量で叫んでます。


なんだろう。こう、子供のイヤイヤ期の様な。

言葉を知らないから、『いや』『やだ』で済ませるようなこの感じ。

あーもどかしい。

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