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小山光線  作者: EIKIT
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〜学童期編〜


僕はこの頃…クラスの女子が気になり始めていた…


保育園でも女の子は居たし話も遊んだりもした…

でも…なんか違う感覚だったんだよね

同い年だし大人な感じってわけでも無いし

顔がタイプだったのか

全体のバランスが良かったのか

なんだか惹かれた


…好きな子には意地悪したくなるとか

わざと変な事言って相手に注目されてるって思っている男子いたけど


そいつが居ない時に


「…やだね」

って言われてるのを聞いた時

対応はあれじゃ無いんだって


逆に言えば…そいつのおかげで僕は地雷を踏まずにすんだ

ある意味ありがとうって


そして敵も作らない嫌われない自分を作ろうと思った


人のふり見て人気な部分は真似をして

嫌われてる人達なんかも…バカだなぁ〜と思いながら自分はしない様にしていた


でもね…僕はある一線を超えた…

どうしても その子の事が気になって気になって

もっと早く距離を縮めたいって


あの頃の僕は知識も無いし一人っ子だし

ネットなんか無いしあるのはテレビ…新聞 ラジオ

…僕はテレビ派だったけど


時に…その子が「…文房具であれがかわいいよね」って言っていたのを聞いて

…へぇ〜そういうの好きなんだぁ〜って


…間違った知識だよね欲しいものあげたら

気を引けるなんて…どんなに欲しいもの貰ったからって心も好きになってくれるわけないのに…


僕もバカだったんだね

拾った30円でそれを買った…


葛藤はあった…だって子供の頃正義のヒーローに憧れて

なりたい職業にお巡りさんって思ってたし

悪い事したら逮捕されちゃうって


自分がいけない事してるのに

ダメな事なのに…気になる人の好感度を選んでしまった…ホント馬鹿な話ですよ

結果から言うと…その子は一年気になるなぁ〜って思った程度だったから


でも…子供にしたら凄く重要な選択で 僕も間違っていたら…その罪悪感を求めたくなる人間になっていたら


…考えただけでもぞっとする

人間暴走…頭に血が上ると悪い事の判断…ましてや子供だよ

冷静な判断する方が凄いよ


あやふやな子供時代は正しい大人が

良い道へのサポートをしてあげないと


だけど みんながみんな聞き分けが良いわけでもない


保育園とは違い学生になると思春期ではないけど 少し成長する

保育園の時は学生のお兄ちゃんを


学校入って凄いって思った…


でも現実はなんら変わらない…

周りの同級生が知り合いも居たし

隣のお兄ちゃんと放課後遊んでたし


劇的な変化は無いけど…何か

変なプライド?なんか出てきたんだよ

黒いなにかが…

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