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Venus And The SAKURA  作者: モカ☆まった~り
魔王国編
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0059 人間と魔族の違いとは?

「さぁ、今日は新しい仲間が出来たお祝いの宴を開くぞ!リリア!美味しい料理を頼むぞ!」


「わかりました!」


「それならば!お~い!」と受付嬢を呼び、「オウカ様、久々に日本料理はいかがですか?ウチの奴は料理も得意なんですぞ!」


「日本料理!いいね!じゃあ、それも頼むわ!今日は騒ぐぞ!」



次の朝、


「う~、飲みすぎた~頭が痛い・・・。」


「オウカ様は酒に弱いですな!」リョウタは大声で笑う。


「お前が酒豪過ぎんだよ!大体、なんで日本酒まであんだよ!久しぶりだから、飲みすぎちまった。」


「うちにはコメもありますぞ!」リョウタは自慢げだ。


「何!米があんのか!それじゃあ、お茶漬け作ってくれよ!」


「よろしいですぞ!具は何にしますかな?」


「鮭、なんてあるの?」


「鮭に似た魔物でしたら。」


「それでいいや!ワサビもあれば乗せてくれ!」


「私はたらこ!海苔多めで!」玲子もピンピンしてる。


「二日酔いなのは俺だけかぁ~。」



お昼過ぎ


「皆の者、よく聞けー!」魔王リョウタの声が街に響く。


「この方は、王国の勇者、オウカさまである!先代の勇者の意思を引き継いで我らを守ってくれる!そして、我は先代勇者の名前、リョウタ・タチバナの名をこの勇者、オウカ様より賜った!」


魔王国国民の魔族は狂喜乱舞!

そうか、人間達にとって過去の話でも、魔族からしたら記憶にある出来事だもんな・・・魔族も人間も同じなんだな、見た目や肌の色が違うだけで、平和を願う心は同じなんだ。


「それでだ、リョウタ。」


「なんでしょう?」


「命令がある。」


「命令とは?」


「この国の民たち全員に名前を付けろ。」


「私がつけてよろしいのですか?」


「ああ、元々は国民はお前に付いて行ってるんだ。お前の眷属であることには代わりはない。お前に名づけをしたのは俺だ。間接的ではあるが、お前の国民と俺は繋がってる。」


「あっ、そうだそうだ、リョウタ、名づけでひとつ難問があってだな。」


「なんです?」


「女性に名前をつけたら、全員、お前の嫁になるから、そこだけは考えて名前を付けろよ。」


「解りました!ん?」


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