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妹。

 ケッコナウという男から逃げた俺とチセシノアは、川に落ちたミーティアル様を探し続けた。

 だが雨により勢いが増し、濁った川からミーティアル様を見つけることは難しく、追跡されている可能性も考慮し、本格的な捜索は後日となった。

 後日、シューテリア様がどのように善戦したかは定かではないが、ケッコナウからの追跡等はなく、比較的安全に捜索はできた。

 しかしそこから三日間の捜索も虚しく、俺達はミーティアル様を発見することはできなかった。

 澄んだあとの川の水質を調べた限りでは水に魔族の魔力や血液等は含まれておらず、どこかの水底に引っ掛かっている可能性はほぼなし。

 川に沿った人間界の集落に潜入し情報収集も試みたが、魔族や生物の水死体等の発見等の話題はなかった。少なくとも三日間、大事になっていないのは確かだった。

 考えられるのはさらに下流に流されたか、自力で川から出たか、他力で川から引き上げられたか。

 食料を補充すればまだ捜索は可能だったが、天竜族のトップの二人が帰らないままの状況を放置するわけにもいかない。公への情報開示は遅らせるとしても、内政を行う者達には情報の共有を行う必要がある。

 皮肉にも捜索の間に十二魔境を越えられるだけの体力が回復した俺達は、それを時間切れの目安として魔界に一時帰還することにした。


「――以上が、事の顛末だ」

「そんなことが……」


 そして親衛隊の仲間やシューテリア様の部下に事情を説明後、個別にステちーにも経緯を説明した。


「本当なら、片方だけでも人間界に残りたかったが……ミーティアル様とシューテリア様の両方が同時に消息不明ともなれば、天竜族の混乱は避けられねぇ」

「こっちの対処を迅速に済ませ、再度二人で人間界に向かった方が効率良いだろうからな」

「つーわけで俺達は明日にでも人間界に戻る。大まかなことは親衛隊の連中がやってくれるだろうから、ステちーも手伝えることを見つけてよろしく頼むぜ」

「ミーティアル様は間違いなく生きてる。あとは迎えに行くだけだからな。まあ、こっちは心配すんな」


 侍従であること以前にステちーはミーティアル様を慕っている。心配するなつっても、内心不安でいっぱいだろう。一刻も早くミーティアル様を連れ帰ってやらなきゃな。

 チセシノアと目配せをし、互いに意思の確認をする。内心焦りもあったが、立場というのは覚悟を滲ませてくれやがる。


「はい!ステラチノ=メティオ!ミーティアル様のご帰還をお待ちしております!お二人も気をつけてくださいね!」

「……お、おう」


 あれ?と思いつつ、チセシノアとアイコンタクト。どうやら思っていることは同じようだ。一応念話に切り替えつつ。


「(なぁ、なんかステちー、思ったよりも動揺してなくね?)」

「(それな。てっきりもっとこう、人生終わったって感じの顔になると思ったんだが……意外にドライ?)」


 眼の前で川に落下していく光景を目撃した俺達には、ミーティアル様が生きていると確信できる根拠がある。あの瞬間、天竜族の直感が告げていた。彼女はこの程度で終わるような方ではないと。

 シューテリア様の安否についちゃ、残念ながら直感が働かないから保証はできねぇ。それを告げた時のシューテリア様の部下達の表情は……とても茶化す気にはなれないものだった。

 ステちーも同じくらいの反応を見せるかもと、報告前には二人で渋い顔をしていたんだが……この反応はちょっと想定外だ。


「なぁステちー。心配するなって言った俺等が聞くのもアレなんだが……少しも心配してなくね?」

「事の重大さを受け止めきれてねぇ感じ?大丈夫?おやすみあげようか?」

「大丈夫ですよ!?ちゃんとシューテリア様の安否は心配していますよ?」

「「ミーティアル様は!?」」

「え、ミーティアル様は生きていますし……」

「それはそうなんだけどさ。俺ら信用厚すぎね?もうちょい疑ったりしねぇの?」

「自分で言っちゃうんですか……。あ、もしかして……これのこと、お二人は聞かされていないのですか?」


 なにかに気づいたかのように、ステちーは自分の胸元を漁りだす。


「どうした、ない胸漁って。今揉んだところでサイズは激変しねぇぞ?」

「違いますよ!?これです、これ!」


 取り出されたのはシンプルなデザインのペンダント。中央には小さな魔石が埋め込まれているが、見た感じだとあまり値打ちものには見えない。

 ただその魔石は僅かに光り輝いており、その魔力の波長に俺達は嫌というほど身に覚えがあった。


「ミーティアル様の魔力が込められた魔石……って、それ暗部御用達の――」

「はい。簡易的な追跡魔法が施されたペンダントです。任務に向かう前、ミーティアル様が御用意してくださったんです」


 潜伏任務を行う暗部達は自身の魔力を追跡魔法と共に魔石に込め、安全な場所にいる仲間に託す。

 この魔法の仕組みは擬似的なコアとして、魔力の持ち主のコアと連携して一定期間光り続けるといったもの。要するに遠くにいる相手の生死を確認するための道具だ。


「なるほど、それがあるならミーティアル様が生きてるってのは確信できらぁな」

「そんなもんがあるの、すっかり忘れてたわ」

「俺らは直感が強えから、いらねぇしな。ステちーが冷静なのも納得だ」


 ミーティアル様はミーティアル様でステちーのことを気遣って、色々とやっていたようだ。つーかこれ暗部で使う以外に、戦場に行く兵士が恋人や家族に渡す贈り物とかにも使われるやつなんだけど……好かれてんな、ステちー。


「でもちょっとはハラハラしてたんですよ!?何日か前に急にビカーって強く光ったり、弱くなったりを繰り返して……。暫くは弱々しいままで不安で……でも少ししたら通常通りに戻ったんでホッとしましたけど……」

「あーそりゃあ特異性を解放して戦ったりしたから……ってちょいまち」

「ほわっ!?」


 俺とチセシノアが同時にステちーの頭を掴む。今の会話の中にとても有力な情報があった。少なくとも戻ってくるに値するだけの内容だ。


「ステちー、その辺の記憶を鮮明に思い出してくれ。覚えている範囲で全部」

「え、ええ!?」

「ほら、早くっ!」

「わ、わかりましたっ……!」


 ステちーの記憶に干渉し、ペンダントの光が変化したときの記憶を読み取っていく。

 平常時と睡眠時では多少の変化がある程度。最初に強く輝いたのは旧神の使者との戦いで特異性の二段階解放をした時のもので間違いない。その後睡眠時よりも暗くなったのは、戦いに敗れ気を失ったのが原因だろう。暫くして通常通りに戻り、再び輝きを増して――


「特定できたな。ミーティアル様、ぶった斬られながら川に落ちても意識飛んでなかったっぽいな。わりと早い段階で川から出てるわ、あの化物お嬢様」

「川を三日間も探したのは失敗だったな。周辺の集落での発見はなかっただろうし、上手く隠れられたっぽいな」


 ケッコナウに斬られ、川に落ちた時に特異性の二段階解放は解除されたようだが、そこから暫くの間の輝きは意識がある時のもののままだった。

 どれほど川の中にいたかは不明だが、少なくとも数時間は意識のある状態を維持している。流石にその後には気を失ったのか、暫くの間輝きは弱々しくなった。だがそこからは一定周期で平常時と睡眠時程度の輝きを保っている。


「サンキューステちー!これで捜索も捗るぜ」

「お、お役に立てたのならば……」

「おう、俺ら二人以上に役立ってるぜ!」

「それに、ずっとミーティアル様のことを気にしててくれてありがとな」


 ここまで容易に状況分析ができたのは、ステちーがペンダントの光の変化に敏感で、常に意識していてくれたおかげだ。

 雑務をし、食事をし、お風呂に入り、その間にもステちーは細かくペンダントに意識を向けてくれていた。だからこそ輝きが変化した時間の検証があっさりとできたのだ。

 特にペンダントの光が変化していた間、ずっとペンダントを握りながら見守っていたようだ。状況分析の傍ら、ステちーの心配する感情も読み取れていた。

 少しでもドライじゃね?とか疑った俺らが罪悪感を抱くレベルだ。本当にいい子だわ、この子。


「いや、それほどでも……」

「でもさ、ステちー侍従なんだからさ。ペンダント相手にミーティアル様おはようございますとか、ミーティアル様おやすみなさいとかやるのはちょっと引くわ」

「どこまで読み取ったんですか!?」

「あと髪は最初に洗ったほうが良いぜ?流した後に身体に汚れがついたりするからな」

「本当にどこまで読み取りやがったんですか!?」


 ◇


 マリュアは気絶した。原因は情報過多から理性を守るために思考放棄してしまったとのこと。今は唸りながらノノアの膝枕で看病されているが、目覚めた時に目の前に問題が転がっているのはいかがなものか。

 師匠は『暫くは目的の一つである観光を楽しむよ』とノノアを俺に押し付け、パフィードにある隠れ家の一つへと帰っていった。実に自由人である。


「そういう貴方もゆったりとお茶を啜っているあたり、余裕はありますよね」

「師匠相手にイライラしても、損しかないって学んでいるからな」

「『師匠にイラつく前に蹴飛ばせ』。アー兄の教えは役立っておりますー」

「次期ヴォルテリアの女王に物騒な知恵を与えてしまいましたね」

「俺は悪くない」

「全て師匠が悪いですー」

「仲良いですね」

「共通の嫌いを持つ者同士は仲良くなれるからな」


 ノノアは俺が師匠に弟子入りしてから二年後ぐらいに連れてこられた。

 最初はこの師匠、ついに誘拐までしてきたのかと通報しようとしたが、親御さんから頼まれて預かったという話を聞かされ、当時六歳くらいのノノアも『概ねその通りですー』と平然としていたのでそのまま迎え入れた形だ。


「もうちょっと詳しく事情を聞いても良かったのでは?」

「師匠絡みで現れた奴の詳細とか聞きたくない」

「わかりみー」

「でもノノアの方はアークァスのことをある程度知っていますよね?」

「私はアー兄のことは普通にお慕いしておりますのでー。普通に興味を持って、普通にお師匠様から聞き出しましたー」

「仲が良いのなら普通は興味を持つだろうと言わんばかりの言い回しですね」

「目の前にいるノノアが俺にとってのノノアだ。可愛い妹分、それで十分と思ってたからな」

「アー兄には可愛がられておりましたー」

「アークァスが他人を甘やかすような性格には思えないのですが」


 本来ならその見立ては間違いじゃない。ただ当時の俺は師匠を相手に二年、それなりに扱いに慣れてきた時期でもあった。

 それこそ今とあまり変わらない関係だったが、当時十五にも満たない俺は『いくら外道だとしても、人間を相手にこういった態度を取るのは良くないんじゃないか』とあの師匠を相手に良心の呵責に苛まれていた時期でもあった。

 そこに現れたのがノノアだ。ノノアは有能で教わったことは家事だろうが師匠の教えだろうがどんどん吸収していく。性格も穏やかで、愛嬌もそれなりにあり、不満と言えるような点が何もない出来た子だった。


「俺は思ったわけだ『人としての優しさは全てこの出来の良い妹分に注ごう』と」

「注がれましたー」

「人としての良心を保つ為に利用されたことに思うところはないのですか」

「うーん……ついてるー?」

「確かに幸運ではありますね。私も注がれたいところです。注いでください」

「お前と師匠しか傍にいなかったらな」

「究極の選択に感じるあたり、あの元魔王も大概ですね」


 ノノアの存在は本当にありがたかった。師匠は俺が学びたいことを教えてくれたが、俺が知ろうとしないことは教えなかった。

 目的をもって師匠に弟子入りした俺はそのことばかりを意識し、人としての常識すら忘れつつあった。

 ノノアと接することで、俺は人との普通の接し方を忘れずに……いや、むしろ新しく学んでこれた。ある意味では第二の師匠でもあるわけだ。


「ま、ノノアがいなければあの師匠とずっと二人きりだったわけだからな。いてくれて嬉しかったよ。恩人の一人だ」

「その恩人は今セイフと二人きりで生活しているようですが」

「ご心配なくー。アー兄直伝のお師匠様対策マニュアルがありますのでー。快適ライフを送れておりますー」

「師匠の元を離れる時、ノノアのことだけが未練だったからな。ガッツリ作った」

「互いに恩人というわけですか。良い関係ですね」


 もっともノノアがヴォルテリアの王女というのは驚いた。ヴォルテリアで出会ったわけだから、そこの貴族や商人の娘かなとは考えたこともあったが……あの師匠、ほんとに。

 ただ納得もしている。俺が弟子だった時期、師匠はケッコナウの旦那に何度か会いに行っていた。そこに第一王女であるノノアが関わっているのであれば、色々と合点も行く。


「ノノアは師匠から処世術を学ぶ為に預けられたわけだ」

「はいー。お師匠様のしょーもない悪巧みのせいで、今後人間界は大きく揺れることになるだろうということでー。その発端であるお師匠様からならその時の人間界で上手く国を運営する方法を学べるだろうとー」

「ヴォルテリアはセイフの計画に協力する代わりに、優秀な後継者を育てようとしたと。元魔王ということも知ってそうですね」

「ケッコナウの旦那なら知ってそうだよな」

「知ってそうですねー」


 ケッコナウの旦那は剣聖ユウリラシア=リリノールの子孫。魔王の素性について何かしらの情報を持っていた可能性もある。

 だからこそ師匠の提案が本物であると理解し、他国よりも優位になれるようにノノアを預けた……とかだろうか。


「え、時々マリュアや貴方の脳裏に浮かぶ雰囲気まで変人な男って、あのユウリラシアの子孫なのですか」

「そだよ。女神なのになんで知らんのさ」

「剣聖の子孫だからといっても何代も先まで把握したいとは思わないですよ」

「ちょっと納得できちゃう。ケッコナウの旦那が子孫だからこそ、リリノール騎士団をつくれたんだよ。子孫なら剣聖の名前出しても国に怒られないからな……ああ、だからノノアなのか」

「思考をすっ飛ばして結果だけ口にしないでもらえますか。女神でも戸惑います」

「思考を当たり前のように読むことを自重しろと。反射的に納得しただけだよ。ええと……」


 リリノール騎士団は二十年くらい前にケッコナウの旦那が顧問として設立された男子禁制の騎士団。わざわざ男を排除する理由はあるのかと、設立時から周囲には色々と非難され、肩身の狭い思いをさせられていたと聞いている。

 その理由はノノアにある。いや、厳密には女王となる者の存在だ。基本的には国を納める王は男が主流。女王が君臨した国も過去にはあるが、それは暗殺等で王子が全滅したり、男の跡継ぎが生まれなかったりした場合の一時凌ぎだ。

 王女の統治は歴史的に見ても少なく、その内容の是非を差し置いても話題性があった。その話題性の強さをケッコナウの旦那は未来の国の繁栄に利用しようとしているのだろう。

 王女とそれを守る女性だけの騎士団。魔界との戦争を考えれば無駄は多いが、人間界内だけで目立つことを考えれば十二分に映える。

 魔界との戦いで多少人間が減ることになっても、それだけ目立つ国があれば居場所を失った者達が新たな国民として足を運びやすい。


「なるほど。魔界との戦争後を見据えたイメージ戦略というやつですか」

「ヴォルテリアには王子もいるはずなのに、なんでノノアなのかってことが頭の片隅で引っ掛かってたんだよな」

「私は思考を読めませんがー、多分アー兄の考えていることで正解ですー」

「失礼を承知で聞くが、ノノアはそれで良いのか?」

「はいー。それまでの間、自由に生きさせてもらえますのでー」

「そっか。強いなノノアは」


 ノノアは六歳の時に親元を離れ、胡散臭いの権化と共に旅をすることを決意していた。俺と一緒にいる間、この子は(師匠絡みのトラブルを除けば)一度たりとも弱音や涙を見せたことはなかった。


「セイフ絡みでは泣かされていたのですね」

「アレは俺でも泣いてたから、しゃーない。多分今でも巻き込まれたら泣く自信あるわ」

「アレは酷すぎましたー……」

「そのアレとやらが二人の記憶から上手く読み取れないのですが……さてはセイフ、隠匿の魔術を二人に……」

「読み取れなくて良かったな。少なくとも純真無垢なノノアが純真無垢のまま師匠を刃物で刺せるようになったような一件だし」

「アレ以来、アー兄のお師匠様対策マニュアルがバイブルになりましたー」

「……そうですね。あの男関連のトラブルは知らない方が間違いなく幸せでしょうし」


 女神のお墨付きなんだもんな。我ながら良く人の心を保ったまま成長できたよ。

 それはそうとマリュアにノノアの回収を命じたのも、今後のことを考えての顔合わせが目的なのだろうか。

 旦那が俺やウイラスに遭遇するように取り計らった可能性もある。最終的には知っておくべき事実なんだろうし、小出しかつ驚かせ目的……ありそうだなぁ。


「将来的にはマリュアがノノアの護衛になるわけか。どうだ、自分を護る騎士団の団長を見て」

「情報過多で気絶している人ですけど」

「感慨深いものがありますー」

「その年で含みの持たせ方が凄まじい」

「マリュアさんで良かったなーとは思っていますよー?」

「……本心から思っていますね。アークァスの方が遥かに強いでしょうに」

「単純な強さだけならばアー兄が理想的だとは思いますがー、それぞれ自力で辿り着いた役職を考えるとー」

「うぐ」

「ブロンズ冒険者と騎士団団長ですからね」


 非常に可哀想な立場ではあるのだが、経歴だけで言えば俺よりも圧倒的に勝ち組なんだよな、マリュアって。

 ケッコナウの旦那どころか、師匠も気に入っているみたいだし。なんならヨドインとかにも意識されてるっぽいし。


「ヨドインに関しては貴方の印象操作のせいでしょう」

「そうでした」

「アー兄は人としては敬愛しておりますがー、殿方としては甲斐性なしも良いところですからー」

「鍛錬バカで稼ぎのほぼ全てを趣味に費やしていますからね」

「うぐぐ」

「大丈夫ですよー。将来的に養うくらいはしてあげますのでー」

「本心で言ってますよ、この子」

「……魔王業、頑張らせていただきます」


ステちー補充回とノノア紹介回。


ネルリィと同じくノノアはアークァスのことが大好きですが、男としては「なしよりのなし」と見ているので多分イミュリエールからもセーフ貰えそう。ていうか戦いの中に生きられる女にしか惚れられないと思うよ、この主人公。


なおネルリィの好きは「私の趣味を理想の斜め上で応援してくれる人生の恩人」で、ノノアは「ド外道師匠の元でも穏やかに生きられるよう導いてくれた心の恩人」なのでノノアの方が好感度は高め。


ちょっと引っ越し等を踏まえ、色々な作業が重なり執筆が遅れ気味となっております。4月位からは執筆業へのウェイトが重くできるのでもう少し安定して投稿できるとは思うのですががが。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 魔王業…www
[良い点] ステちーは癒し [一言] 薄給だしお仕事終わったらほんとに養われてそう いやでも隙あらばアプローチしてるぽんこつ女神が手放さないかなぁ...
[一言] ノノアがしゃべり方から想像していたよりもはるかに大人だ…… そしてほんと人間界のトンデモだな師匠&全裸。
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