人間の強さ。
一瞬気を失ったと思いきや、目の前に巨大化した自分の姿があった。次に気づいたのは体の違和感。妙に軽いというか、手足が短いというか。有り体に言えば私はリスになっていた。
「驚かせてしまったかな。君の体を借りるために、君の精神を別の肉体に移す必要があったからね」
私が私の声で喋っているが、佇まいや口調はセイフ=ロウヤのそれだ。原理などは皆目検討も付かないが、セイフの精神は私の体に乗り移っており、私の精神は野生のリスの体に移されているようだ。セイフの体は……眼を閉じて静かに立っている。
「ならせめて、お前の体にだな……」
「その体には色々と魔術が刻まれていてね。常人の精神を移すと廃人になる恐れがあるんだ」
「リス、良いよな!子供の頃なりたかった職業の一つだ!」
「そうなのかい?」
そんな得体の知れない肉体に閉じ込められるくらいなら、リスの方がマシだ。そう、このふわふわで温かく愛くるしい肉体……ん?
「あれ、セイフの精神は私、私の精神はここに。ならリスの精神は?」
「そんなもの、君の精神に押し潰されて消滅したに決まっているだろう?」
「リスぅっ!?」
この体の本来の持ち主の精神はもうこの世に存在しない。小動物の精神に過ぎないはずなのに、その体を借りている立場のせいで妙な罪悪感が伸し掛かっている。あとできちんと埋葬してあげよう……。って違う違う、今は目の前のこと。
セイフは私の体でシューテリアと対峙している。天竜族といえば魔族の中でも戦闘能力に優れた種族。過去に存在した魔王の中にも多くの天竜族がいたとされるほどだ。
その天竜族の領主の兄。負傷していながらも漂う威圧感は紛うことなき領主のものだ。一般人ならば睨まれるだけで気絶しかねないほど。
「……茶番は終わったか?」
「茶番とは酷いね。違わないかもしれないけど」
「ちょぃ」
「さて、マリュア。せっかくだから簡単な講義といこうか」
「講義?」
「魔族が人間を侮るのは、人間よりも魔族の方が生物として優れているからだ。身体能力も保有する魔力量も高く、コアさえ無事ならば深手すら自力で再生することができる」
私……ではなくセイフが剣を携える。それは間違いなくリリノール騎士団の剣技に連なる構え。その佇まいにはかつてリュラクシャで私達の剣技を真似て手合わせをしてくれたイミュリエールの姿が重なって見える。
先ほどよりも異様な雰囲気を感じ取ったのか、シューテリアから感じとれる緊張も増している。
「だけどね、人間は魔族の完全な下位互換というわけではない。そうだったとしたら、女神は争わせることなく世界の全てを魔族に委ねていただろう。そう、人間には人間ならではの強さが存在する」
シューテリアが一足でセイフの懐へと飛び込む。先程までよりも更に速い。
「……っ!?」
だがそれ以上の驚きが私の声を失わせた。この体がリスでなければ、シューテリアと同じような表情になっていたに違いない。
飛び込んだのと同時にシューテリアは斬られていた。肩から肺に届くまで、深々と私の剣が斬り込まれている。
そこからの追撃を警戒してか、シューテリアは剣を抜きながら後方へと跳ぶ。普通の人間ならば今の一撃で致命傷なのだが、相手は魔族。斬られた部位は既にくっついている。
ただ傷口は完全には再生されていない。止血も施されてはいるようだが、多少の滴りが見える。余力がないというのは本当らしい。
「人間の強さ、それは心の強さだ」
「心の……?」
なんだか精神論的な話を持ち出してきた。確かに魔族相手に挑む人間の心は強いだろう。けれど心の強さなんてものは個人差の程度だ。それこそ魔族にも死を恐れない強者はいるだろう。
「今君が考えたものとは少し意味合いが違うかな。たしかに魔族でも死を恐れずに戦える者はいる。だけど私の言う心の強さはそういう意味ではないよ」
「平然と心を……っ!」
「顔を見ればすぐ分かるよ」
「リスの顔をっ!?ってなぜに脱ぐっ!?」
セイフは剣を振り刃についた血を払ったかと思うと、鎧を脱ぎ始めていた。その手際はとても良く、普段から着慣れている私よりもスムーズに脱いでいる。
「なぜって、シューテリアの特異性の話はしただろう?彼の『穿つ』攻撃は鎧程度じゃ防げない。ならば回避する以外にない。鎧は邪魔なだけさ」
「それはそうだが……ってどこまで脱ぐつもりだ!?」
「鎧の下に着る服も結構嵩張るからさ」
「そりゃあ鎧で擦れたりしないように頑丈な生地の服は着ているけども!」
「君の命を守るためでもあるんだよ?」
「ぐ……上一枚まで!魔力強化で問題なく動けるだろっ!?」
「人の体を預かる身としては、可能な限り生存率を上げておくべきだと思ったのだけれど」
可能な限りとはどこまでを指しているのだろうか。よもや全裸とは言うまいな。そんな姿で戦わされる自分の姿を見せられようものなら、命はあっても心が死にかねない。
鎧と服を一枚脱ぎ、下着姿の一歩手前の軽装となったセイフは体の感覚を確かめるかのように跳躍をする。
シューテリアはそんなセイフの様子を警戒しながら睨んでいる。脱いでいる隙を狙えば良かったのだろうが、流れるような動きで脱ぐセイフに隙らしい隙は見えなかった。半端に仕掛けては再び斬られると考えたのか。
「うん。まあ、これなら良いか。では続きだ。人間はね、自らの想いを魔力に乗せることに長けているのさ」
「ここにきて精神論か?」
「いいや、これは生物学的な話だよ。魔族はコアから、人間は心臓から魔力を生み出す。この器官の仕様の違いが魔力の質を変えているのさ」
セイフは全身を魔力で覆う。見る者が見れば、思わず感嘆の息を漏らすほど。頭の上からつま先まで、全く淀みのない、なだらかな魔力強化。
「コアは自身の因子を特異性として体現する機能も持つ。だからコアから生成される魔力は最初から色濃く変化した状態で生み出されるんだ。それに対し人間の生み出す魔力は真水のように透き通っている。人間はその澄んだ魔力に想いの色を乗せ、全身に行き渡らせているのさ」
「なるほど……?」
適当な相槌というわけではなく、ふんわりと理解できたからこその言葉が出る。私は今日初めて魔族を見た。そのシューテリアから感じる魔力は、一度感じてしまえば忘れられないほどに印象的だ。
だが今その魔力は底を尽きかけている。つまり奴から感じる魔力の圧力とは量ではなく質。その因子の強さを感じ取っているということだ。
「魔族における魔力の質の変化とは、因子の濃さの変化。対する人間の魔力の質の変化とは込められた想いの種類とその強弱だね。正しく想いを作用させることができれば、その魔力の質は飛躍的に向上する。確固たる信念を持った者の魔力強化が優れているというのはよくある話だろう?」
言っていることの意味は理解できる。魔法や魔力強化の強さとは意思の強弱によって大きく左右される。
ゆえに戦闘訓練を積む者は最善の精神状態を常に維持できるようにと、平常心を保つ訓練を積むことが多い。
だがそれでも目の前にいる魔族の魔力の圧は並大抵のものではない。もしもシューテリアが万全の状態ならば、私が十年二十年、いやそれこそ一生をかけて鍛錬を積んだとしても勝てる見込みはないだろう。というか現段階でも勝ち目があるとは思えないのだが。
「無駄口を……っ!?」
「無駄じゃないさ。シューテリア、君も教訓にしておくと良いよ。人間は心の在り方だけで、簡単に化けられる生き物だとね」
シューテリアが仕掛けようと一歩を踏み込んだ瞬間、その膝がセイフによって踏み砕かれる。
距離にして十歩以上あった。けれどその間の移動を目で追うことはできなかった。それに魔力強化を施している領主クラスの膝を踏み砕くって……あれは本当に私の体なのか?
シューテリアは反撃の突きを放とうとするも、セイフの放った剣の柄による打突により肩を打ち抜かれる。
「その程度……っ!?」
それでもと腕を突き出そうとしたシューテリアだったが、自身の腕がだらりと落ちたことに唖然とした表情となる。
相手の初動を潰す膝砕きから、打突による関節外し。ウイラスから聞かされたアークァスと鬼魅族領主のナラクトの戦いの話が脳裏に過る。冗談みたいな話だなと聞いていたが、よもや私の体で再現されるとは。
「魔族との戦いで関節を外すのは非常に効果的だ。再生できなくはないけど、普段の再生とは勝手が違うから、対応を一瞬以上遅らせることができる」
「こ……の……っ!?」
距離を取ろうとしたシューテリアの喉を剣が貫く。シューテリアは即座に後方へと下がり剣から逃れるも、穿たれた喉からは夥しい血が流れ出ていた。
今の動きは私が放った突きと全く同じもの。予備動作を抑え、動きを読ませないように放つリリノール騎士団の剣技だ。
そこからの攻防は圧倒的だった。時折異常な速度での移動を見せることはあるが、攻撃に使われる剣技、その動きのほとんどは私の知る私自身の動きだ。
私が必死に避けた攻撃を軽やかに躱し、容易く回避された技を的確に当てていく……。
奇襲も、反撃も、追撃も、セイフが私の体を使って繰り出す剣技は私自身が繰り出すものと同じままに、次々とシューテリアの体に深い傷を刻み込んでいく。
「なぜ当たるのだ……」
「マリュア、君の剣技は十分通用するよ。ただ動きの予兆は隠せても、攻撃の意思を隠しきれていない。呼吸をするのと同じ感覚で仕掛けることを意識しよう。そうすれば相手の本能をも欺くことができる」
「えぇ……」
あれ、でもこの助言って以前……あ、思い出した。ケッコナウ様に剣の指南を受けた時に謎の決めポーズ付きで言われた言葉だ。あの時は『なに言ってるんだ、この変態は』と聞き流していたけれど、本物の助言だったんだ……。
シューテリアの消耗は目に見えて増している。行動可能となる最低限の応急処置しかしていないのだろう。外された肩などは戻しているものの、体への傷のほとんどは再生できていない。
「くっ……ならば……っ!」
「おや?」
ここで初めてセイフの剣が空振った。シューテリアの突進に対し完璧に合わせたように思えたのだが、シューテリアは直前で進行方向を変え、狙いを別に定めたのだ。
シューテリアの進む方向の先にあるのは、立ったまま動かずにいるセイフ本来の体。
当たり前のことだった。私の体はセイフが巧みに操り、簡単には殺せない。だがセイフの体には誰の精神も入り込んではいない空っぽの状態。そんなもの、狙ってくださいと言っているようなものだ。
「まずは確実に殺れる方を――」
そう、セイフの体は狙ってくださいとこれ見よがしに放置されていたのだ。
セイフの体の足元を中心に魔法陣が展開されたと思った瞬間、地中から無数の水晶の刃が隆起し、シューテリアの体を次々と穿いていく。愚直な思考を持った者を嘲笑う、設置式の魔法罠。
「いや、流石に少し驚いたね。まさかそんな見え透いた罠に掛かるとは」
「この程度……が……どうしたッ!」
シューテリアの眼にはまだ光が宿っている。全身を水晶に穿かれ、地上に固定されている状態であるのにも関わらず、その体を前へと進めていく。
「貴様が自身の体を起点に魔法罠を構築していたのは把握していた……っ!発動条件も、その規模も……っ!覚悟さえあれば耐えうることも……な……っ!『頂点をも穿通せし、竜王の槍』……っ!それは我が爪だけに非ず!我が信念をも象徴する言霊……だっ!」
シューテリアの皮が裂け、肉が千切れ、骨が折れていく。それでも奴はさらなる一歩を踏み抜き、その特異性を宿した腕をセイフの体の胸元へと放った。
「セイフ……っ!?」
「なんだい?」
シューテリアの腕はセイフの体の胸元を貫通している。心臓を潰し、他の臓器も無事ではないだろう。明らかに致命傷を負わされている。
けれどそれを一緒に眺めているセイフの……私の顔は穏やかな表情のままだ。
「え……あの……セイフの体、思いっきり穿かれて……」
「言っただろう?見え透いた罠だって」
「……っ!?」
セイフの体がボロボロと崩れていく。穿かれた箇所から溢れているのは土と草と枝。それは人間の体ではあり得ない現象。
そこまで認識できれば、もうここにいる全員が理解できただろう。シューテリアが罠にも怯まず、決死の覚悟で穿いたセイフの体が偽物であることに。
「そんな……馬鹿な……あり得ない……っ!俺は貴様の魔力の動きを常に把握していたっ!穿く直前まで全く変化は……いつだっ!?いつ入れ替えたっ!?」
「……さ、行こうか」
「え、ちょ――」
セイフはリスの体である私を拾い上げると、山林の中を駆ける。普段の私の全力疾走よりも遥かに速く感じる。シューテリアの姿はグングンと遠ざかり、瞬く間に見えなくなっていく。そこから更に数分ほどの距離を移動したあとに、セイフは走るのを止め徒歩へと切り替えた。
「ふぅ、ここまで距離を取れば大丈夫だね」
「いや、あの……セイフの体は?」
「マリュア、私がいつ体を偽物と入れ替えたか分かるかな?」
「えっと……ええと……私の体を乗っ取った時?」
「違うね」
「じゃあ……あ、私があいつを投げた時っ!」
「それも違うね。彼はそんな時でも私の魔力の動きを逐一追っていたよ」
投げられている状況ですら意識から外していなかったのか。そこまでセイフの動きに注意を払っていたのであれば、体が偽物だった事実にあれほどの狼狽えを見せたのも納得。
でもそうなると本当にいつだ。いつセイフは自身の体を偽物と入れ替えたんだ。というか本物の体はどこだ。
「むむぅ……わからん」
「正解はヴォルテリアで馬車を借りに行った時さ。そこで偽物の体を用意し、精神を移しておいた。シューテリアも最初から私が偽物だとは想定していなかっただろう」
「えぇ……」
つまりだ、私は最初から偽物のセイフと共に山林に向かっていたということか?いや、セイフの精神は本物なわけだし……。
「山林で魔族と邂逅する可能性は想定していたからね。私だけならいくらでも逃げられたが、君も一緒となるとある程度相手を負傷させる必要があった。私の偽の体の罠に掛かってくれたおかげで、いくらか楽に逃げられたね」
「あのままなら、十分に勝てたのでは?」
「手負いのシューテリアにはね。ただあそこにはもう一人厄介な相手がいたからね」
「え、そうなの?」
「うん。君のことを知っている相手だ。ヨドイン=ゴルウェンって言えばわかるかな?」
「……黒呪族領主の?」
「そ」
思考がちょっとまとまらない。ええと、アークァスが手に入れた魔族の装備の出処である黒呪族。その領主であるヨドイン=ゴルウェンが……あの場所にいた?どうして、なんの理由があって?
「シューテリアの監視さ。直接的に助けられない理由があり、間接的に助けられるように尾行していたのだろうね」
「魔界の領主に名前だけでなく、顔まで覚えられてしまったのか……」
「顔は最初から人相書きで伝わっているんじゃない?」
それもそうか。じゃなくて、さっきの戦いってそこまで危機的な状況だったのか……。強引に逃げようとしていたら、シューテリアだけでなくヨドインからも逃げる羽目になっていたと……私達の方を追ってきてたりしないよな?
「あの状態のシューテリアを放置はできないだろうからね。まあ向こうとしては君がこの場所にいたという情報だけで収穫さ。『槍の潜伏者』と繋がりのあるマリュア=ホープフィーがこの山林にいた。即ちこの山林で目撃された弓術使いは間違いなく旧神の使者であるとね」
「なるほど。でも思考を読んでいるかのように会話してくるのは止めてほしい」
「鎧を脱ぎ捨てたのも、少しでも逃走率を上げるためだよ」
「はっ!私の鎧っ!?」
一応あれリリノール騎士団、団長仕様の高級品……。いや、魔族の領主クラス二人から無事に逃げ出せたのであれば……うん。命を比べれば流石に流石に……。
それにしても余韻が凄い。手負いとは言え、特異性を開放した領主クラスを相手に有利に戦う私の姿……いつか妄想した自分の姿よりも数段に見事な動きをしていた。
セイフは心の在り方の違いだけだと言っていた。つまりあの強さは私本来の強さの範疇ということになる。
「自身の強さを見ても、実感がわかないって表情だね」
「それもあるが、今はリスの表情相手にそこまでわかるお前が怖い」
「あまり深く考えなくても良いさ。君はマエデウスの弟子だ。彼の教育の仕方は癖が強いからね。君は気づいていないだけで、もう一つ二つは素質の引き出しを作られているよ」
「なにそれ本当に怖い」
私あの変態に何か未知の素質とか仕込まれちゃってるの?なんかありがちな気しかしなくて嫌なのだけれども。
「君は本当にマエデウスのお気に入りなんだなって、彼に染められたこの体を使ってしみじみと感じたよ」
「少しも嬉しくないのだが。え、私ってそんなに染められてるの?」
「弟子に色々と仕込んでいる私が言うのもなんだが、ちょっと引くくらいにはね」
「気になるけど……知りたくないっ……!」
問いただしたい気持ちと忘れたい気持ちの板挟みである。ともあれ逃げることに成功はしたが、未だに油断はできない。
ここに魔族がいたということは、もちろんアークァスの方だって魔族と接敵している可能性もあるのだ。
「さて、そろそろニアルア山が見えて来る頃……おや」
「どうした……のっ!?」
セイフの視線の先、そこにはニアルア山があった。だがその山の高さは伝聞したものと随分と違う。というか、明らかに峰から中腹までが綺麗に消滅している。
「シューテリアがこの山林にいたということから察するに、アレをやったのはその妹。天竜族の領主ミーティアル=アルトニオかな。山の麓近くで戦っているようだね」
「天竜族領主……っ!」
「せっかくの好カードだ。決着する前に見に行きたいところだね」
先程の疾走ほどではないが、移動する速度が上がっていく。まさか戦いを見に行くというのか。
「いやいやっ!それ私の体!巻き込まれたら死んじゃう……っ!」
「なぁに。安全な位置から見えるように移動するさ」
「危険に近づく時点で安全じゃないと思うのだが!?というよりもそろそろ体を返せっ!」
「え?」
「『え?』、じゃないっ!」
「いやぁ、私の精神を入れていた体はシューテリアに破壊されてしまったからね。私の精神を入れる先がなくてね」
「このリスの体があるだろう!?」
「リスの体じゃ、元の体に戻る魔法を使用するだけの魔力が足りないんだ。だからヴォルテリアに戻るまではこのままかな」
「に゜ゅ」
現状マリュアの被害
・セイフの食事代とノノアのパフェ代を奢らされる。
・不眠不休で未開拓の山林まで移動させられる。
・負傷しているものの領主クラスの魔族と相対させられる。
・体を奪われ、リスの体に精神を追いやられる。
・騎士団長の鎧を放棄される。
・知りたくなかったケッコナウの仕込みの存在を知らされる。
・セイフの都合によりリス延長。
先週は出張で数日間東京に行っており、その影響で帰宅後の雑事が溜まりに溜まり、更新が遅れてしまうことに。仕事関係で忙しい分には嬉しいことなのですが、しっかり取り戻していきたいところ。
それにしても寒いですね。なんでこんなに寒いんだって愚痴りながら洗面台に向かったら雪が降っていることに気づき、唖然としていた南国人間です。
風邪を引かないように皆さんもお気をつけて。