第9戦目 なんだかんだ雑談が一番楽しい
お疲れ様です。
投稿しなくても20件程のPVがあり、ありがたい限りです。
溶連菌は、一般的に出される薬では治らない場合があるそうです。私はそうでした、放置していたら扁桃腺腫れて危うく入院だとか(笑)
読者の皆さん体調管理お気をつけください。
「相変わらずの報告だったわ」
グニル達は、自分だけが見えるメール画面を目の前に出してタルタロの報告を読んだ。
「相変わらず頭の中物騒だな。どうせこの職業もロクでもないシナジー発揮するんだろ?」
アフロは、頭と共にキラリと歯を見せてニヤニヤ笑った。
タルタロもそれに合わせてニヤリと笑った。
「うん、この組み合わせが一番面白そうだった」
ペガルは、ギラギラと目を輝かせ、メガセリオは眠そうに笑った。
「殴った時変な感触だとは思ってたが、やっぱりレベル差ってやべえよな。アイツら目ん玉すら傷つかねえのかよ」
「相変わらずのタローだー」
「次、ペガル」
ニコニコと凶暴な笑みを浮かべるとペガルは、拳を突きだし、親指を上へ立てた。
「殴った。ドラゴンもナビも小隊も殴った。チョー気持ち良かったぜ。次、メガセリオ」
呼ばれたメガセリオは、可愛く微笑んだ。
「モフモフ情報についてちょー調べさせまくったー」
「いやいや、ちょっと待っただわ。小隊は殴っちゃ駄目だわ」
俺は、ベガルへと指摘した。
「アイツら、たかが1匹のドラゴンでウジウジしてたんだぞ? ぶん殴りでもしねえと戦わねえだろうが」
ペガルは机に乗り出して、いつものようにガンを飛ばしてきたが気にせず姿勢を崩さなかった。
「あ、殴り倒してないならいいわ」
「だろ?」
アフロはペガルが引っ込むのと同時に身を乗り出した。
「で、結果は?」
「奴らは自力でドラゴンをぶっ殺した! カッコ良かったぜぇ」
袖を捲り力コブを作るペガルは誇らしげに笑った。
「「「おー」」」
「でわでわ、投票といくわ」
─ ─ ─ ─
「結果、1位アフロ、2位ペガル、3位グニル、4位タロー、5位メガセリオだわ」
「まあ、妥当だな」
「うん」
「わかるー」
「だな!」
アフロは、メニューを開いて無視していたチュートリアルを確認した。
「そうしたら、みんなで一度冒険者登録しにいくか?」
ペガルは、嫌そうな表情で頬杖をついた。
「あー、チュートリアルやらなきゃダメか? 私さっさと魔物殴りに行きてぇんだけど」
俺は手でグレイさんを指した。
「グレイさんに聞いたけど、俺等がそれしないと色んな所に迷惑掛かるらしいんだわ」
「マナー違反はド三流」
タルタロは、ベガルに目線を向けた。
「そういうことだわ」
グレイさんにお礼を言いながら俺等は店を後にした。
今回のお話しでも楽しんでいただけていましたら幸いです。
評価・ブクマ・感想お待ちしております。
ところで評価というのは、なかなか来ないものなのですね。まあ、工夫とかしていないからですかね(笑)
【裏設定】
・異界の民は、冒険者ギルドへ所属することで管理されます。生産職で店売りする場合は、対応する生産者のギルドへ追加の有料加入が必要です。