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第3戦目 これぞドラゴン・ドライバー!!!

お疲れ様です。


祝! ブックマーク+1。尊いブックマークをありがとうございます。


閲覧数も多くテンションが上がってるので同日2度目の投稿です。

「リーダー! 縄を8の字で展開! 終わったら俺に合図と俺の頭部にナイフ投擲!」


「いいんだな!? お前ら全力でやれー!!!」


「「「おう!」」」


 シューティングでかれこれ結構な自己採点を叩き出していたところ、急に止まったドラゴンは、こちらへと瞬膜を張り続け濁ったように見える目を向けてきた。


(なるほど! たしかにそれなら強く出れるな。ただし、怖がってる時点でそこからできることは予測できちゃうんだわ)


一瞬止まった素振りをみせてあげると、ドラゴンは精一杯唸り狂ったように突進してきた。

 

 もちろん、鼻へこれでもかとシューティングした後にスライディングで下を抜け、降り注ぐ尻尾を避け、後ろの穴へいくつか撃ち込みつつドラゴンの攻撃圏外へ離脱。


「完了! ナイフ投擲!」


 左後ろ、ちょうど200度の角度から声と共にシュッ! と風を斬る音が聞こえた。

 

(この小隊優秀だわ!)


「ありがとう!!」


 その場でターンすると、ちょうど横を通過しようとするナイフを掴み取り、左側へと大きく跳び跳ねる。

 すると、さっきまでいた位置をドラゴンが走り抜けた。


(分かる。背中見えたらそうするわ)


 跳び跳ねたら、勢いを殺さないよう前転してから立ち、走る!

 縄で見事な8の字を描かれてるそれを、走り抜けながらすくうように肩へ担ぎ回収。ドラゴンの方へと顔を向けると羽ばたこうと翼を伸ばし尻尾を丸め気味にしているドラゴンの背中が見える。


 さてさて、ここまでは順調! さあて! 綺麗に出来るかな!?


 俺が走って追いかけるドラゴンは、背面鱗頼りの残念な逃げの一手! 逃げれることを確信してか泣くような哀愁ある一吠えを短くした。


 システムも後押しするように視界にデカデカと『ドラゴンの撃退に成功!』の文字。

 

 しかしそれは間違い!


 大きな間違い!


 俺が決めた遊びから逃げるなんざ俺が許さねえんだわ!


 視界の汚れを無視しながらドラゴンの通り道へ放物線で投げた輪っか。そこにドラゴンが首を引っかけたのを確認すると一気に引き絞り、追い付いたドラゴンに搭乗。


 とりあえず、これから共同作業する相手の眼球に死角から挨拶のナイフ一突き。


 挨拶されて何も思わない奴は、そういない。


 ドラゴンも例外なく反応。ただし、反応はパニック。口を閉じたまま唸りまくるドラゴンは、パニックになってめちゃくちゃに空を飛び回った。


(いいねいいね!)


 なんとか、背中の悪魔を祓おうと一心不乱なドラゴンの背中でロデオしているとドラゴンが捻りながら急下降しようとする初動を感じた。


(きたきたきたキター!!!)


 俺は、急下降が始まった瞬間に担いでいたロープで羽を羽交い締め。尻尾と首を縛り直線で固定。


 暴れそうな機微は逃さずにロープで相殺して潰す。


 そして地面に尻を向けて背中にしがみつくと求めていたポーズは完成!!


 捻りながら急下降してくれたおかげで回転も加わり、より安定して地面へ垂直に俺達は落下し続けた。


 ちょうどマップの中心に当たる落下地点から散らばって離れてる観客に向けて大声を張った。


「よっしゃー! そこの小隊刮目! これぞ真の!!!」


 ドラゴンの頭部が地面へ触れた。


 ググッ!! とドラゴンの最後の唸りが聞こえた。


 土が抉れ始め、鼻先が捻り込まれる。


「ドラゴン・ドライバー!!!」


 轟音と共に辺り一面へ砂埃と爆風を撒き散らし、地面へ大量の地割れを走らせる次いで衝撃が空間を駆け巡った。

楽しんでいただけましたら幸いです。


【裏設定】

・「campus」は、真っ白な世界を人工知能が創造、その創造はプレイヤーにも可能というコンセプトのゲームです。そのためゲームだから縄を解せない。等のゲームだから出来ないことは無いタイプのゲームです。

 また、ゲーム内時間は、現実の3倍となっています。


・グニルのリアル職業は、デイトレーダーです。

 自作のロボットに身の回りを任せ、自作のプログラムにデイトレーダーさせているため本人は自由気まま。

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