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習いごとをするということは。

こんにちは!

わたしはプリウスのむすめ

プリューラとよんでください!

5さいです!


せいいっぱいげんきよく

ごあいさつをして

ぺこーーーっと

おじぎをしました。


「ははは、賢そうに育ったな。

とても、プリウスの娘とは思えないな」


「でしょう?村長!

自慢の娘ですからね」


とうちゃんと

おててをつないできたここは、

むらのちゅうしんにある

そんちょうさんのおうちでした。


このむらには、

うみがわにある

りょうしのしゅうらくと、


りくがわにある

のうさくのしゅうらくと、


おかがわにある

やぎのおちちのおうちと、


みっつのしゅうらくがあるの。


といっても、

そんちょうさんのおうちからみえる、

あのやまのうえのりっぱなおうちは、

えらいひとのべっていで、

わたしたちのむらびとの

おうちじゃないんだって。


やまごとあのおうちのひとの

とちなんだって。


で、わたしのむらだけでは

おかねがかせげないから、

のうかのおうちと、

りょうしのおうちで、

ちからをあわせて、

おおきないちまでうりにいくの。


それをとりまとめてくれてるのが、

このそんちょうさん。


としはとうちゃんより

ちょっとうえくらい?

きんにくはとうちゃんのかちー。


そんちょうさんは

シャッとしてしゅっとしてるかんじ。


それで、

そんちょうさんはおまごさんもいて、

もう、だいかぞく!

おんなのひとも、

おくさん、

おばあちゃん、

およめさん、

むすめさん、

とたくさん!

うちはプリューラひとりだから

ちょっとうやらましい。


それで、

そんちょうさんの

いちばんしたのむすこさんが、

スパルタのがっこう

ってところにかよってるんだって。


だから、

むすこさんのふくしゅうもかねて、

わたしにじを

おしえてくれることになったとか。


「それでね、プリューラ」


「はい。」


「早速なんだけど、

今日は学校がおやすみで、

ちょうどその愚息が休みで家にいるんだよ」


「はい。」


「だから、もう今日から

お勉強を初めていいかな?」


「はい!

うれしいです!」


さっそくきょうから

おべんきょうできるなんて、

さすがです!


とうちゃんにそうだんしてよかったです!


「では、さっそく呼んで来よう。」


そんちょうさんはむすこさんを

よびにでていきました。


「とうちゃんとうちゃん」


「なんだ?」


ひそひそとはなしはじめたわたしととうちゃん


「さっそくおしえてくれそうだね」


「そうだなー

村長は昔から頼れる人だったからなー」


「そうなんだ」


「父ちゃんと母ちゃんの結婚式にな

仲人してくれたのも村長なんだぞ。」


「そうなんだ!」


そんちょうさん、すごいです!

たよれるひと!


わくわくがいっぱいになってきたころ


そんちょうさんと、

そんちょうさんそっくりな

おとこのこがはいってきました。


「プリューラ、紹介するよ

これは末息子のスプリウス。

10歳だよ。」


「...なんでオレが...」


ブツブツともんくをいっているようですが。

わたしはきにしてられません。


「はじめまして!

プリウスのむすめです。

プリューラとよんでください

5さいです!

よろしくおねがしいます!

せんせい!」


ってげんきにいって、

ぺこーっておじぎして

にこーっ。てあいさつしました。


「っ!」


あれれ、あかくなっちゃいましたよ?


「ちぇ。しょうがねぇなぁ。

きちょーな休みだけど

おしえてやるよ。」


って、あたまをポリポリしながら

いってくれました。


「あ、じゃあ、オレの部屋こいよ!」


「はい!」


「あ、オレのお古の黒板やるよ」


「わぁ、ありがとうございます!」


「それから...」


「はい!」


そういいながらスプリウスは

いろいろとたくさんをくれて、

べんきょうどうぐには

こまらなくなりました。



それから1じがんご。


「オヤジ〜(泣)」


「なんだ、もう飽きたのか?」


「ちげーよ、ちげーけど、

オレもうやだー」


「やだとはなんだ、情けない」


「そんなこといってもさー!

あのこ、もう26の文字覚えちゃったんだよ

読むのもスラスラでさー!

教科書もないのに

これ以上教えられることねーよー」


「...なんだって?」


「それどころか、

数字の書き方、読み方、

計算までオレよりできるようになっちゃったじゃねーか」


「カッコつけようとしたのに、

オレよりできるなんて

かっこわりーよー!

うわーん」


「賢いとは聞いていたが、

まさかここまでとは...」


「オレだって、それなりに勉強してるのにぃ」


「あのこはそれ以上の集中力

で取り組んだと言うことだろう。

あのこはどこに?」


「オレの部屋だよ!」


そのころのわたしは

まだいただいたふるいマイこくばんに

書いては消し、消しては書きを

くりかえしていました。


「うふふ、これも覚えちゃおうっと。」


とむ中になっているところを、

ドアのそとから村長さんに

見られているともしらずに。


そして、その村長さんが、

なにやらお手がみを書いて

早うまをとばしていたともしらずに。

ここまでお読み頂き、

ありがとうございます。


人にものを教える職業をしています。

やる気と集中力のある子は本当に素晴らしい成長をしてくれます。

その瞬間に立ち会えるのが嬉しくて嬉しくて。その様子が伝わったら嬉しいです。


あと、小一レベルの漢字が書けるようになりました。

嬉しいです。

ひらがな地獄から脱出できそうです。


次回、療養に来ているやんごとなきご子息(ルキシス)のお話相手にと推薦されて...というお話です。


頑張りますのでよろしくお願いします

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― 新着の感想 ―
[良い点] 今まで平仮名だったのが、少しずつ書ける文字や漢字も増えて成長を感じるとても良い回でした(;_;) 良かったね、ぷりゅたん……。 [一言] ぷりゅたんが語る地の文と、大人のセリフの使い分け…
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