8人兄弟?
古代ローマを舞台に5歳の女の子プリューラと8歳の貴族の子息ルキウスがラブラブしてます(当社比)
ルキウスはプリューラの親に今度こそ許可を貰おうと気合いが入ってますが、その前に6人の兄たちがなにやら画策しているようです
こんにちわ!
わたし、プリウスのむすめ
プリューラ、5歳です!
上におにぃが6人います!
でも、どうやらきょうだいが
ひとりふえて、
8人きょうだいになったようです!
「ルキウスさまがおとうとになったなら、
プリューラはおねえちゃんですか?」
って言ったら、
みんなにどっ!とわらわれました。
「お前、バカぁ?」
とか
「ここまできて何言ってるの」
とか
「ルキウス、こんな妹だけど、大丈夫?」
とまで言われました
「大丈夫どころか、こんな彼女が愛おしいんです。」
って、
にっこりほほえまれるルキウスさま。
「おぉ...」
「なんか、カッケェ...」
「まー、2人とも幸せそうな顔しちゃって。」
「ご馳走さん(リア充め)」
「よくできたおとうとだな」
とかもーおにぃたちは
また口々
すきかっていいます。
「で?プリューラは?」
「なに?」
「愛しいとまで言ってくれたルキウスに、返事とかないの?」
「プリューラはルキウスのどこが好きなの?」
「えっ?言わないよ、ひみつだもん!」
「なんだよ、言えないのかよー!」
「よし、白状させようぜ!」
「おい!プリューラつかまえろ!」
「きゃー!!」
って追いかけっこがはじまって、
つかまって、
こちょこちょのけいが
しっこうされました。
「ほれ、好きなところ言ってみろ!」
「あはは!!
か、かっこいいとこ!」
「それだけか!?おりゃこちょこちょ〜♪」
「や、やめキャハハ 大人なよゆうがっ」
「まだあんだろ!」
「た、たよりになるところと
や、やさしいとっあははっ!!」
「お前絶対出し惜しみしてるな?」
「あははっ!!し、してないよ!!
ルキウスさまのすきなところなんて
ありすぎて言えないよー!
ルキウスさまたすけてー!!」
って、
プリューラがたすけをもとめるまで、
ルキウスさまはまた
ビックリ&ふくざつからの赤面
プラスこうちょくなさっていたのでした。
「えっ、えっ!たすけてって、どうやって?」
って、こんなにオロオロした
ルキウスさまを見るのは、
はじめてです。
「ルキウス〜。決まってるだろ!」
「えっ!ど、どのように?」
「お前もこちょこちょにくわわれ!」
「えぇっ!?」
「ほらほら〜!!」
「ルキウスさま、
だ、だめです!
おやめくださいー!」
って、
なみだめでていこうしたのですが、
おにぃたちの、3人がプリューラを
むりやりおさえこみ、
ルキウスさまを後ろから
グイグイおすかかり、
かた手ずつあやつるかかりの、
3人がかりで、
プリューラが1番よわいところを
さわらせてくるのでした。
「きゃはああわぅあ!!
や、やめるですルキウスさまー!!!
あっはっは!!」
「ぷ、プリューラ、ごめん!
ぼく、こんなっ...」
といやがるルキウスさまをむしして
むりくりあやつるおにぃたち6人。
「お、上手いぞルキウス!」
「やったれやったれ!」
「どうせプリューラのワガママに振り回されてるんだろ?うっぷんはらしとけー」
と、ひどいいわれようです。
ルキウスさまはといえば、
さいしょこそとまどっていたのですが、
いまはなぜかうっとりした
おかおをしてます。
そろそろこちょこちょから
かいほうされたいのですが、
ルキウスさまはこちょこちょ
してこないので、たすかってます。
おにぃたちの
しゅうちゅうこうげき
こちょこちょは、
ほんとうにやばいのです。
「あ、あの...プリューラには日常からこのようにこちょこちょを...?」
「んー、プリューラに、というか、プリューラが、というか。」
「おかず盗み食いしちゃった、とか、嘘ついたってときには犠牲者がでてるよ」
「そーそー、プリューラはくすぐりの名手に育ったよな」
「...なるほど...彼女を百戦錬磨に、育てあげたのは、お兄様方でしたか...」
と、ルキウスさまは、
とっても脱力なさってます。
え、プリューラ、
なんかやりましたか?
むしろやられているのは
プリューラのほうです!
「さー、ルキウス。そろそろお前の口から聞いてやれよ!」
「そーそー!自分の好きなこと白状させちゃえ!」
「てかさ、ルキウスはプロポーズしたってこと?」
「いえ、それは...。 すきなところ...。プロポーズは、返事待ちです」
「そうなんだ!返事言わせちゃえ!」
「いいね!それ」
「へんじへんじ!」
「うんと言わなきゃくすぐるぞー!!」
と、まだまたプリューラへのこちょこちょこうげきをルキウスさまに、させようとします。
ぷ、プリューラも、そろそろふっきんがいたくなりそうです。
「...。お兄様がた。」
「ん?なんだ?ルキウス。」
「...不毛です。やめましょう。」
ルキウスさまから、
貴族カリスマオーラが
出ているのがみえるようです。
たちまちおにぃたちは
ルキウスさまから手をはなしました。
「そ、そうか...?」
「はい。こんなこと、しなくても大丈夫です。」
というと、ルキウスさまは、
プリューラをおさえていた
おにぃにもにっこりとほほえみ、
プリューラを引き寄せました。
そしてプリューラの耳元で
「ね、きみはぼくのこと、好きでしょ?」
って、あやしくほほえまれます。
「はい!大好きです!このくらいです!」
プリューラはルキウスさまの
ほほえみはみなれているので、
どうようひとつせず、
両手でおおきなハートを
空中にえがきました。
「おぉ...」
感嘆するおにぃたい。
「うふふ。ありがとう。
じゃあ、ぼくのすきなところ、おしえて?」
「はい!まず!ルキウスさまは
おやさしいのです!
けがしたらクスリをぬってくれたり、
ほうたいをまいてくれたり、
ごはんたべさせてくれたり、
プリューラがけが中は
手をつないであるいてくれたりするです!
ルキウスさまのえがおも、
やさしくってだいすきです!
つぎに、あたまいいんです!
かしこいです!
おべんきょうを、
わかりやすくおしえてくれたり、
なんでもごぞんじで、
大人の先生をいいまかしました!
大人に、大人のたいおうです!
それから、たよりになります!
へんな人にさわられそうになったとき、
えいやっ!ってごろんです!
あのときのルキウスさまは、
ちょっぴりこわかったけど...
ぎゃくにかっこよかったです!
にどめぼれです!
あ!これはたよりになる
ルキウスさまでした!
あとあと、いつもプリューラの
おはなし聞いてくれるです!
それで、『 うん。』って
わらってきいてくれるです!
プリューラ、うれしくってうれしくって
ルキウスさまとおはなしするのも
だいすきです!!
それから」
「ちょ、ちょっとまてプリューラ!
まだ続くの?」
とおにぃ。
「はい!もちろんです!それから
ルキウスさまは...」
「いや、そろそろやめてあげて?
ルキウス、顔真っ赤にしすぎて死んじゃうよ!?」
なんですと。
ルキウスさまがきいたから言ったのに。
よくみたら、
たしかにルキウスさまは
ひざを抱えてしゃがみこんでます。
全身からゆげがでてます。
さっきの貴族オーラはどこいったのでしょ?
です。
「じゃあさいごに!」
「まだ言うの!?」
おどろくおにぃ。
びくつくルキウスさま。
とりあえず無視です!
「ルキウスさまの
金色の髪の毛がだいすきです!
お日様にあたっても
どんなひかりでも、
キラキラ、キラキラ、すてきなんです。
青い目も!白い肌も!だいすきです!」
「...どうも...」
とつれないルキウスさま。
「ごちそうさまでした」
と、おにいたち。
「さて、惚気タイムがおわったとこで、もっかい集合ー!!」
っとお兄たちはワラワラとあつまるのでした。
本日何度目の秘密会議ですか?
すみません、また続きます。
これ、プリューラ目線だと、全然伝えられなくて、単調な話かつ読みづらくてすみません。
おにぃたちはルキウスをすごく気に入りました。
ルキウスは兄という存在に憧れがあったので、6人の兄(1人は年下)に尊敬の念があります。
みんな楽しそうですね
ここら辺も裏話そのうち書かせてください




