プリューラの答えは?※挿絵有
古代ローマを舞台に5才の女の子プリューラと8才の貴族の子息ルキウスが頑張ってます。
ルキウスはプリューラにメロメロです。
御屋敷の使用人たちはみんなルキウスにメロメロです。
どうやら人肌脱いでるつもりのようです。
おはようございまぁす。
わたし、プリウスのむすめ、
プリューラです。
ごさいです
きょうはちょっとねむいです。
あさからおめざめ
さわやかではありませんでした。
きのう、プリューラは
いっしょうけんめいかんがえながら
ねていたからです!
あいかわらず、
あたまがいそがし、いそがしです!
きいてもらいたいことがあるのです!
じつは、きのう
プリューラは
ルキウスさまに
プロポーズされたのです!
うれしいです!
びっくりよりも、うれしかったです!
そのルキウスさまのことばを
おもいかえしては、
うふふってなんだかこそばゆくって
ふふふって、うれしくて
うふふってあったかくなっちゃうのでした。
それで、プリューラは
もちろんルキウスさまがだいすきなので
すぐおへんじしようとしたのです。
でもルキウスさまってば...
ちょっときいてください!
こんなかんじでした!
「...ふ」
「あ、いい!
今すぐじゃなくて構わないよ!
返事!」
バッ!っとルキウスさまは
いつものおかおにもどられました。
そして、いつも以上に
まっかっかーなおかおをされて、
プリューラからはなれました。
いすから、
おっこっちゃうんじゃないかと
いうくらいのいきおいで!
「そそそ、それじゃぼくハ、
ジブンのへにゃにもどるからっ!」
って、これまたいつものように
ひとかみしてから
とびだすように、
プリューラのへやのドアから
でていかれました。
「らせんかいだん、つかえばいいのに...」
ってかいだんをちらりとみたのですが、
このかいだんは、ふうふじゃないとつかえないっておっしゃっていたのでした。
「そっか、プリューラが、おへんじしなかったから...」
ルキウスさまのことはだいすきです。
プリューラもルキウスさまと、けっこんしたいです!
でも、いっしゅん、
とうちゃんと、おにぃと、
かあさまのことがあたまにうかんだんです。
とくにかぁさまは、
プリューラがここから
よそにいっちゃったら、
かぁさまが、かえってこられても、
あえないかもしれません。
...かぁさまにあいたいな...。
って、ぼーっとしながら
きょうは目がさめたのでした。
めがさめて、このひとりの
ひろーいおへやにいると、
ちょっぴりさびしいきもします。
だって、プリューラのおうちは
8人でひとへやにすんでるからです。
ごうかで、すてきで、
かわいいこのおへやも
プリューラひとりでは、
ガラーンとしています。
さびしいです...。
そうおもっていると、
おへやのドアがトントンされました。
「プリューラ、目が覚めましたか?カウディーヌです。入っていいですか?」
「はぁい、おはようございます!」
って、てててっとドアまではしりました。
ドアまではしれるきょりというのが
やっぱりひろいなぁとおもいます。
「おはようございます!おめざめいかがですか?『へ』」
「おはようございます!はい!とてもいいです!」
「そうですか。それはよかったです!では、お着替えしましょうね『ん』」
「はい!」
「今日は何色を着ますか?『じ』」
「?」
なんかへんです。
きょとんとしてしまいました。
「どうしましたか?プリューラ『へ』」
「?えっと?」
「さぁ、着替えましょう!ピンクにしちゃいますよ『ん』」
「は、はい!」
なんだかさっきからへんなきがします。
が、きにしないできがえてしまいましょう!
大人のおねえさんに、おきがえてつだってもらうなんて、なんだかふしぎなきぶんです。
おきがえしてもらって、
かみのけもとかしてもらって
あさのおしたくはばっちりです!
「あ、待ってプリューラ!すこしお化粧もしましょう!『じ』」
「は、はい...」
おけしょうはときどきしてもらいましたが、
こんなあさからとは...
へんなカウディーヌさんに
なんだかへんです???
「よし、今日も可愛くできたよプリューラ!はやくルキウスさまのところにいって、お顔をみせてあげてね!『へ』」
「はい!」
よくわからないことは、
きにしない!
これ、プリウスいっかのかくんです!
カウディーヌさんといっしょに
ごはんをたべるおへやにいどうしました。
そのいどうちゅうにも、
カウディーヌさんはごびがへんです。
もうきにしませんけど!
さぁ、ルキウスさまは
きょうもごきげんうるわしゅーでしょうか?
はやくルキウスさまにあいたいです!
バーン!とげんきよく
ドアをあけたのですが、
まだルキウスさまは
いらっしゃいませんでした。
ざんねんです
そのかわり、バエビウスさんがいました!
「おはようございます!
バエビウスさん!」
「おはようございますプリューラ
おめざめいかがかな?『へ』」
「?」
「バエビウスさんおはようございます。
プリューラの仕上がりはどうですか?『ん』」
「んー。今日もとっても、キュートに仕上がってるよ!プリューラきょうもかわいいね!『じ』」
えー...
バエビウスさんもですか。
なんですか。
なんでしょうか。
バエビウスさんとカウディーヌさんは
ふたりでおはなししてますが、
やっぱりちょっとへんです。
よくわからないので
ふたりのおはなしを
じゃましてみます。
「バエビウスさん!
きょうのパンはなにパンですか?」
「お!よくぞ聞いてくれました!
プリューラちゃんは柔らかいのが好きなようだったから、柔らかいカッパドキアパンにしたよ
『へ』」
「わぁ、なんですかそれ!」
「プリューラ、丸くて大きい牛乳とオリーブオイルでつくったふわふわなんなんですよ〜『ん』」
「うわぁ、はやくたべたいです!
ルキウスさま、まだかなぁ。」
「プリューラは、はやくルキウスさまにお会いしたいですか?『じ』」
「おぉ、そりゃルキウスさまにお会いしたいよなぁ。言わなきゃいけないことがあるはずだもんなぁ『へ』」
「プリューラがですか?
なんでしょう?」
あれ、バエビウスさんも
カウディーヌさんも、
ガッカリしてます。
と、そこへルキウスさまが
いらっしゃいました!
「おはようございます!
ルキウスさま!
ごきげんうるわしゅうですか?」
とかけよってぺこーって
ごあいさつしました。
ルキウスさまのおかおのいろは...
うん!健康そうです!
「おはよう。プリューラ。
ぼくは朝からきみの顔が見られるんだから、ごきげん麗しいですよ。
きみは?」
と、あさからまんめんのほほえみです!
ルキウスさまはあさひのにあうかたです。
あさひをあびると、金のかみが、
キラッキラなのです!
「はい!プリューラはちょっとねむいです」
って、えへへってわらいました。
「ねむい?昨日は眠れなかったの?
ちょっとうるさかった?」
としんぱいそうにしてくださいます
「ちがいます。プリューラ、
かんがえごとしてたです」
「そうか。自分で考えるって大事だよね
なにか不便があるなら言ってね?」
とやさしくおっしゃるです。
だからルキウスさまがすきなのです!
「はい!」
「うん。じゃあ、朝ごはんを一緒に食べようね」
とルキウスさまがいうと、
なんとプリューラの手をつないでくれました。
さすがルキウスさまは大人のおとこです!
えすこーとです。
「さ、プリューラ。ぼくのとなりへ。」
と、となりのばしょをポンポンしてます。
「はぁーい!」
と、ルキウスさまのおとなりへすわりました。
「今日も、ぼくが食べさせてあげるよ」
と、にっこりほほえまれるルキウスさま。
「あ、もうプリューラ、
手いたくないのでへいきです!」
だって、いつまでもおてすうを
おかけするわけにいかないです。
なのになぜガッカリしてるですか?
「プリューラ、そこはルキウスさまに甘えてはどうでしょうか『へ』」
と、カウディーヌさん。
うん。またへんなごびはじまったです
「そうだよプリューラ。1人でたべるのは、いつだってできるじゃないか『ん』」
「ですです!『じ』」
うー。
あさごはんをいただきたいのに、
なんかつめよられてせめられてる
きぶんです。
それは、どうもルキウスさまも
おなじようにかんじていたようです。
「おまえたち、どうしたんだ?なんか変だぞ?」
と、あたまのうえにハテナです。
「そんなことございませんでしてよ。ぼっちゃま。『へ』」
とうとうリーウィアさんまではじまりました!
「まぁ、ぼっちゃまはお気になさらず〜『ん』」
「さぁ、焼きたてパンをお持ちしましたよ!
あたたかいうちにどうぞ!『じ』」
と、ジリジリとみんながよってくるです。
こわいです!
ルキウスさまも、
ハテナがふえてます!
「なんだ、いったい...『へ』『ん』『じ』?
!!!!!!」
どうやらルキウスさまはピンときたようです?
「わかった、おまえたちの考えはわかった!
わかったから、強要はなし!やめてくれ」
とおおあわてされてます。
なにがなにやら
きつねにつままれきぶんです。
ここまでおよみいただき、ありがとうございます。
今回、仕上げるのにめちゃくちゃ時間が掛かりました。
イラストの方ですが。ルキウスの髪色を、リアル写真から色をとって塗ってみたのですが、どうでしょうか。ご意見くださるとありがたいです。
そして、御屋敷のみなさん...。
ちょっと書いてて何やってるの...と(苦笑)
前回までが重かったので、今回はギャグパートにしたかったのですが、完全な箸休め回ですね。なんか微妙です...。
そのうち書き直すかもしれません。
次回は本物の先生に勉強を教わる予定です。
頑張りますのでよろしくお願いします。




