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09 第九曲

 名前だけが出て、未だ半生が書かれていない人形たちがいる。もちろん、その子たちにも道がある、歌がある。でも、歌わせるのは僕だけとは限らないと思うんだ。僕は舞台と器を用意しているだけだもの。

 さあ、ウィッグもアイもドレスもボネも、ぜんぶ好きなものを選んで下さい。好きなように舞台を飾って、好きなように歌わせて下さい。あなたのお気に入りのお人形で、好きなように遊んで下さい。

 もしも機会があったなら、僕もまた歌わせてみるよ。だけどそれも、僕がお人形遊びをしているだけ。

 あなたにはあなたの遊び方がある。どうか自由に遊んで下さい。

※この作品は夢物語です。史実とは異なりますのでお気を付け下さい。夢の幻惑に起因する事故がありましても、当方では責任を負いかねます。

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