ずっと昔から両想い
理珠夢side
達斗)理珠夢ー。帰るぞー。
理珠夢)あっ!はーい!
今から達斗と一緒に帰るため、急いで帰りの準備をする。私、前野 理珠夢。高2の普通女子。そんな可も不可もない私に突然訪れたこの気持ち…。私は幼馴染みの彼、黒崎 達斗に恋をした。そしてこの気持ちをはっきりさせるため、今日告白しようと思う…!達斗は結構冷静でかっこいいけど照れた顔は超絶可愛い!いわゆるツンデレってやつ?とにかく本当にかっこいい!!
達斗)…珠夢…理珠夢…理珠夢!!
理珠夢)…え?…あっ!どしたの?
達斗)どうした?そんなぼーっとして…なんかあったか?
ほらかっこいい。突然近くなった顔にキュンって胸が高鳴った。
理珠夢)いや…何でもない!それよりさ…西公園よって行かない?
達斗)そうか?急にどした?
理珠夢)いいじゃん、行こいこ!
達斗)お、おう…
~数分後~
理珠夢)着いた…!
西公園は私と達斗の家の近くの公園で、小さい頃私たちがよく遊んだ思い出深い公園だ。
達斗)おー。久々だな。
理珠夢)よくここで遊んだよね~!
達斗)そうだったな…。
理珠夢)そのときの達斗は可愛かったのに…
達斗)なんだよ…
理珠夢)ごめんごめんw嘘だよ!ww
しばらくブランコに乗りながら雑談した。
そして私はこの話をきりだす…
理珠夢)ねぇ…
達斗)ん?
理珠夢)私のこと…どう思う?
達斗)え?どうって…
考えたけど思いつかなくて、思ったことを達斗にぶつける。
理珠夢)私は好きだよ。
達斗)…え?
理珠夢)達斗のこと…前から好きだった。
少し俯きながらそう言った。
正直めちゃくちゃ恥ずい…
達斗)…ったく…俺から言わせろよ…
理珠夢)え?
そして顔を上げると目の前に達斗がいた。
そしてすぐに暖かいぬくもりを感じた。
達斗)1回しか言わねぇからよく聞けよ…
理珠夢)??
達斗)…好きだ…ずっと前から…
理珠夢)っ!!
達斗)…俺と付き合ってくれねぇか…?
お、驚いた…まさか達斗からそんなことを言ってくれるなんて…
多分今私超赤面だろうな…w
そんな顔なまま私は達斗を見つめてこう言った。
理珠夢)…はい。