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『悲しいジョーク』
だれも止められない。
あなたが誰を好きになろうと自由
文句なんて言える訳ないよ
私いがいはね。
嫌いだっていう?
嫌いだって思う?
なんて思われたって
私の「好き」はかわらずに
あなたを慕って食べたいの
あなたが誰を好きになろうと
それはあなたのこころだけれど
あなたにこころがあるように
私にもこころがあって
私のこころはえいえんというんだ
えいえんにあなたのことが好きだから
私の真心知って欲しいっていうんだ
嫌ったって、いい
嫌われたっていいんだよ
私が好きなだけだから、
ただ、
私が好きなだけだから、
ごめんね、
「好き」はとまらないや、やっぱり。
怖がらないでね、
そういうのじゃないから。
ほんとうに、
ただ好きなだけだから。
あなたがあの子に飽きたら、いいな
あなたがあの子をきらえば、いいな
とはどうしても思ってしまって
バカみたいに自己嫌悪に落ち込むの
なんて、私、卑しいこころね、持ってるんだろう
流れるものなら、流したいし、
削れるものは、削りたい
卑しい言葉も、こころもだめだ
眠りの奥ふかく、埋葬してあげたい
私のこころも自由にならない
私は小さく、呟くだけだ
「私の真心、ジョークにしないで」




