8、ローリングダンシング①
こんにちは。皆さまご機嫌いかがでしょうか、矢暮です。
今日はまた、人を見るポイントの第二回を僕なりの視点で語ってみようかと思います。
今回の話も何かの書物とかの引用ではなく、単なる僕の経験則などと世間一般的に言われてきたことを参考にして思い浮かんだことを書いているので、まあそんな風なものだと思って読んでいってみてください。
☆☆☆
さて、今回の副題は『ローリングダンシング』。
え、なにそれ? みたいに思われているでしょうが、そこの説明からやってみたいと思います。
☆☆☆
僕は、というか、もうこれは昔から言われていることなんですけれど、
「人間の思考は回転する」
と表現されていますよね。
それは思考だけに特定されたことではなく、物事の本質も大抵は【回転】または【循環】によって成り立っていると思っています。
慣用句としての言葉の表現としても、
「頭の回転が速い」
とか、
「好循環」
とかが正にそれです。
多分、こういうことを書くと、
「そんなことは知っているよ!」
という方も大多数おられると思いますが、今回は目を瞑っていてください。大体僕がここに書いていること自体が【日常的な情報の整理】であって、別に何ら新しい発見をしているわけでもないのでそこはお許し願いたいと思います。
で。
何が言いたいのかと言いますと、僕のイメージの中では大抵の物事の本質は【各要素のバトンリレー的な回転によって成り立っている】ということで、その【要素の回転から出来上がった“A”というエネルギー(仮定)】が繰り上がって【他の要素“B”以降】とまた回転を繰り返すことで【新たな回転要素“α”】が形成され、それがまたその要素が繰り上がって別の回転に循環して、それを永遠と繰り返している……という風なことなんです。
僕は本当は不真面目で不勉強な人間ですから大人になってからそれに気づきましたが、ここに来られて読まれている方々はこういうことはもうすでに気づかれていることだと思います。
ですが、僕はただ普通に生活をしていて、
「自分がこういう風に思っていた」
ということを書いているので、そういうところは悪しからず温かい気持ちをもって読んでいってみてください。
それでですね。
前出のイメージというのは、古来から言われている一部分として例を挙げると、
『心技体』
という言葉がしっくりきます。
【心技体】とは、物事を成し遂げる上での武道などに於ける基本中の基本と言われていますよね。
心、すなわち健全な精神。技、すなわち優れた技術。体、すなわち丈夫な体。これらが三位一体となって云々……というのがその定説。
僕は若い時に無茶をやって体を壊した経験があるので、この意味を身をもって知っています。というのは、【心技体】は三位一体というよりも【好循環を生み出すための要素】であり、その【好循環“心技体”も各三要素の好循環によって成り立っている】ということをです。
イメージ的には、原子核を回る電子。そしてその原子核の中も回る。それらのミクロもマクロに合わせれば物事は回っている、というような感じですかね。
☆☆☆
経済という視点で物事を見れば、その時代時代の【経済循環】というものがあるし、思想という視点から見れば【思想的な循環】があると言えます。
その循環には大きく分けて【好循環】と【悪循環】というものがありますが、人や物事を見る際には、
「これには好循環が潜んでいるのか、悪循環が潜んでいるのか?」
ということを見て取れる力があれば良いのではないかという考えを持っています。
その詳しい内容は、次に書きたいと思います。
ではまたのお越しをお待ちしております。さらば。
☆☆☆