表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君の道しるべ  作者: 翠空
2/2

君の道しるべ 2話

それから時間が過ぎ


彼、月島とは仲良くなれた

メアド交換出来たし、1回だけどお昼を一緒に食べる事が出来た。


彼、月島は本当に陽気って言うか…明るいって言うか…


私の恥ずかしがりながらのアピールも月島にとっては大した事ではないようだ

「月島…一緒にお昼食べ…ない?」


私は真っ赤な顔で誘うと

「いいぜ!たくさんで食べた方が飯も美味いしな!!」


と、なんか手応えがない…


これからどうなるのだろう

ため息をつくと月島は


「ため息つくと幸せがにげてくぞ」



と、笑顔で言った


また顔が熱くなる


私は月島の笑顔に惚れてしまった…


まぁいっか…焦ると失恋になるかもしれないし…


そんな感じで…時間がまた過ぎていく…




そして…ついに体育祭が来てしまった


私は運動オンチで月島は運動神経抜群である…


学校のきまりで1人が一種目出なくてはならない…

まぁ大縄跳びに出ればいっか


そんな甘い私の考えは…大いにハズレたのだった…

メンバー決めのじゃんけん大会が始まった



大縄跳びは10人でやる


じゃんけんは私を入れて11人


勝てる!!絶対に大丈夫!!!

皆で一斉に…「じゃんけん!ぽん!!!」


………


私は目の前の光景を疑った

私はグーを出していて、皆はパーを出している


………


最悪だ…


いやっ!まだ玉入れが!!


黒板の玉入れの字を探すと

…メンバーが決まってる

残ってるのは…


私は死ぬのだろうか…


残っている競技は…<魔神レース>!?


噂で聞いた事がある…魔神レースは一番キツくて、死ぬほど疲れると…


放心状態で席に戻って行く

月島が笑って言う


「魔神レース出んの!?スゲーな!頑張れよな!!」


助けてよ…誰か…


私は体育祭まで脱け殻のように過ごした

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ