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とあるコメント欄を見て戦慄した話


 先日、「中国の海軍」についての動画を観た。

  

 近年、中国は色々な面で急成長を続けているわけだが、その中でも戦力増強に力を入れているようだ。

 その勢いも凄まじいもので、


 「中国が攻めてきた?大丈夫、自衛隊がいるから。日本の自衛隊は優秀だから」


 なんて、日本の昔の常識はもう通用しない。

 既に、中国は日本以上の戦力を所持しているのだ。


 「アメリカ以外の全世界が手を組んでも、アメリカには敵わない」


 なんて言われている時代もあったが、アメリカでさえ中国に負けている部分も出てきたそうだ。

 例えばミサイルは、規制のない中国の独壇場になっているとか……


 

 様々な記事があり、実際のとこは分からない。

 ただ、中国がこれから大きな脅威になることは確かだ。




 さて、言いたいことはこれではない。




 その「中国の海軍」についての動画のコメント欄の話だ。

 

 ・日本もっと軍事に金つぎ込めや


 みたいな。

 そんなコメントが、一つや二つじゃない。

 むしろそんなコメントが殆どだったのだ。


 まじか。


 と、大きなショックを受けた。

 もうこのうん十年前から、学校教育では九条が大事だのなんだのかんだのを丁寧に教えられる。

 そんな中でさえ、軍事力アップを口にする人が大勢いるのだ。(その動画を観る人が軍事好きというのもあるだろうが)


 しかもそのコメントの返信でも、誰も異論を唱えないどころか、同調している。


 その考えを持つことに批判するわけではない。


 確かに、日本が中国の戦力に大きな引きを取れば、怖い部分がたくさんある。

 尖閣諸島だけでは済まないかも知れない。

 中国が突然攻めてきた時、日本は為す術もなく蹂躙されてしまう。

 アメリカ以上にへこへこしなければならなくなるかもしれない。


 それを危惧するのは分かる…分かるのだが。

 

 これ以上戦力を所持して、どうなるのか。


 これは日本だけの話ではない。


 世界がこれ以上戦力を高め、増強してどうするのか。

 未来は容易に想像できる。

 マウントを取り合って、それがふとしたきっかけで崩壊して。

 

 いや、がちで。

 次ばかりは、やばい。

 反省では済まされない、甚大な被害になる。



 

 恐らく、これから数十年の内に、九条改正の国民投票が行われると思う。




 九条改正?そんなこと考えてるの、政治家くらいだろう、なんて考えていた。

 けれども、そのコメント欄を見て、戦慄した。


 

 有り得る。

 九条改正の実現は、十分有り得る。




 様々な方向から考えた。

 まだ知識も少なく、この考え方が正しいとも思わない。

 けれども、やはり、最終的にはこの結論で終わる。




 


 戦争に歩み寄って、どうすんねん、と。

















僕の友達、アインシュタインさんがこんなことを言っていました。


「第三次世界大戦についてはわかりませんが、第四次大戦ならわかります。石と棍棒でしょう」


シンプルですが、心に突き刺さる名言ですね。

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― 新着の感想 ―
[良い点] まず、現在の国際情勢で、中国とアメリカは経済、ネットワーク環境という戦場ですでに戦争をしています。 中国の輸出規制により、西側諸国である日本は農業や工業に必要な原料の枯渇を余儀なくされてい…
[一言] 正直さ作者さんと同じく政治家・上級国民・一般市民・アウトローな方々、それこそ陸海空に所属するすべての隊員さん、そんで俺も含めて誰1人として戦争なんか望んでないと思うんだよね。 人権やら憲法…
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