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愛殺新訳外伝  作者: 松コンテンツ製作委員会
第二章「リジェガル王子の花嫁」
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第5話『リジェガル王子の花嫁・破』

 空中に魔方陣(ペンタクル)を浮かばせ、その中心から顔を覗かせた日本国政府専用機B747【ヤタガラス001】がペイナウ大陸自衛隊駐屯地敷地内に舗装された滑走路へのアプローチを試みる。

 誇り高き日の丸の翼に、赤と白のあざやかなカラーリング。

 

『ヤタガラス001よりペイナウ管制塔へ、着陸許可を求める』

『こちら管制塔。着陸を許可する。ようこそ愛殺世界へ』

 

 すっかり仲良くなった隣席の遥とヴァニラが漫画みたいに(メタ?)目をグルグル渦巻きにしてこつん、と頭をもたれあう。

「うへー、もう飛行機はこりごりなの!」  

「私だって初めて乗ったんだよ!」


 車輪を展開し、着陸態勢に入るジャンボジェットからふたりの幼女の悲鳴が響いていた。


     ◆◆◆


 チャペルの神聖なる鐘が鳴り、紙吹雪が一面に舞う。 

 リジェガルとラピスフィーネの結婚式の意味を越え、これはニュクス王国がプルシオ帝国に併合されるまさにプルシオ帝国とニュクス王国の政略結婚なのだ。


 双方の政府高官と、異質なのは日本国政府を代表して東城一家。

 幸一はガラにもなく堅苦しそうに襟を緩めようとするが、藤子にひっぱたかれる。

 対照的に洋介は金に輝く六つのダブルボタンの漆黒のブレザーに黒ネクタイをストイックに締める。白手袋付きの礼装に身を固め、階級章が誇らしげに光る。

 美咲も青いドレス。遥ちゃんもワンピースでおめかしだ。


「それでは、プルシオ帝国閣僚を代表し、陸軍大臣より挨拶を賜ります」

「プルシオ帝国、総統(そうとう)のデルラード・アナン・コレティカです」

 さて? 聞き慣れぬ肩書きだ。

「総統? 王様がいるのに?」と洋介。

「独裁者かな?」と美咲。

「はじめて見る顔ね? 前任者は?」て藤子。

「だーっはっはっはっ! 国王陛下を差し置いて陸相が総統(そうとう)を名乗るかあ? 総統(そうとう)相当(そうとう)ご冗談がお好きで! ヒック! だーっはっはっは!」

「ふははは……」

「あははは……」

 乾杯の挨拶を待たずに葡萄酒に口をつけていた幸一が寒すぎる親父ギャグを披露し、洋介と美咲が苦笑い。

 

 その総統が幸一めがけてサーベルを投擲した!

「おわっ!」

 壁にぶっ刺さりしなやかな刀身がヒステリックな振動音を立て、衝撃で上下にたわむ。目を丸くする幸一。


 腰を抜かすラピスフィーネをリジェガルが守ろうとする。



「──そんなことだろうと思ったぜ」

 


 海賊の王子様はカトラスを肩に担いでようやく現れた。

 漆黒の外套が外から吹き込む風で英雄のマントのように大きくはためき、すらりと長い黒革のブーツがあらわになり、彼のシルエットをより印象的にする。

 ラムズ・ジルヴェリア・シャーク!

 カトラスから垂れた血糊がバージンロードを汚す。

 今まで格闘戦に興じていたらしい。

 ラムズは蒼い瞳に恍惚の色を浮かべ、うまそうに手の血をなめる。歯が牙のように見え野性的で刺激的な魅力を感じさせてしまう。その舌遣いまでがひどく官能的だ。

 遠慮なく歩いてくる彼の足元の赤い絨毯には、どす黒い血だまりがじわじわと広がっていく……

 その血を洋介が踏みつつ、9ミリ拳銃を携え、ラムズの背を守る。


「ラムズ……」


 海賊の王子様はラピスラズリのように美しいお姫様に手を差し伸べ起こしてやる。


「陸軍大臣、いや、総統、お前の目的はなんだ?」

「もう隠し通せまい。リジェガル第二王子殿下の結婚式を狙った我々軍部のクーデターだ」

 実際、この式場にはVIPが多数出席している。

「ラピスフィーネ王女殿下、リジェガル王配殿下、せいぜい利用させてもらいましたよ。穏健派のリジェガル王子が婿入りすれば本国は統治しやすくなりニュクス王国も併合できる。しょせん両殿下は我々の舞台で踊る機巧人形(オートマタ)に過ぎないわけだ」

 8月の愛殺世界接触以来、プルシオ帝国にも地球世界、特に日本との外交を巡り、強硬派と穏健派に別れている。

 その強硬派が陸軍大臣を担ぎ、クーデターに打って出たわけだ。

 勢いに任せ謀略をさもありなんと話す総統なる者も間抜けではあるが。

「利用……」


 ああ、酷い酷い酷い酷い酷い。


 ぼろぼろと涙を流すラピスフィーネの頭を優しく撫でたのは、ラムズではなかった。

「リジェガル……?」

「ラピスフィーネはな、自分の心を殺して俺に嫁いできてくれた──」 

 花嫁の目が見開かれる。


 ラムズとの関係を気づいていたのか?

 気づいていて、私を花嫁に迎えたいと?


 そして彼女はリジェガルが激怒していることが背中越しでもはっきりとわかる。自分のために怒っているのだとわかる。

「俺への謀反は許せる。俺は大抵のことは耐えられる。だが貴様はラピスフィーネを傷つけた! その言葉の刃で繊細なラピスフィーネを泣かせたんだ」

 リジェガルはサーベルを陸軍大臣の喉笛に突きつけ、頭をのけぞらせ怯んでいる。

「俺の大切な人を傷つける祖国など、この手で滅ぼしてやるっ……!」

 烈火鮮血のごとき壮烈な覚悟。悲壮な決意だった。

「殿下はご乱心あそばされたか!? 政略結婚にしか過ぎぬ他国の姫君にそこまで惚れ込むとは!」

「俺は正気だ! 国のために乙女を泣かせる戦争狂に比べればな!」


 ああ、もはや誰にリジェガル王子を止めることができよう!


 群がる敵軍団が陣形を整える隙を突き、ウェディングドレスの肩からあらわになるラピスフィーネの白く細い肩に、リジェガルは自身のきらびやかな軍服の上衣をかけてやる。

 ラピスフィーネの瞳から世界でいちばん綺麗な雫がぽろぽろこぼれていく。

「これから起こる惨劇は、貴女(あなた)には何も関係もない。見なくていい。目を瞑るんだ、いいな?」

 リジェガルの熱い吐息がラピスフィーネの耳を優しく(おか)す……

  


(あい)している──これまでも。これからも」

 


 ……シルクのような蒼い前髪をかき分け、上品な香水の匂いに酔いながら額に甘い口づけを落とす。

 命をかけて愛する女のために戦うのだ。これくらいは許されるだろう。

 乙女の未来のために唇は最後まで奪わなかった。

 

「あ、相手は王子ひとりだ! やっちまえ」

「やってみろ!」


 一瞬の怒声に敵勢がひるむ。

 ラピスフィーネが薄目を開けると、花婿が世界中の誰より頼もしい英雄王となってその視界に飛び込み、脳をロマンシティズムに酔わせた。


「リジェガル・ファウスティ・ペルシィアはプルシオ帝国にたったひとり。それを抹殺する稀代(きだい)逆賊(ぎゃくぞく)として誰が歴史に名を残す!?」


 サーベル一本しか持っていないはずのリジェガルに武官らがおののいている。

「何をしている! 陣形を組め! 一気に叩け! 突撃! 突撃だ! 怯むな!戦え!」

 武官や下級兵士にとっては小物感あふれる総統の叱咤よりもリジェガルの方が怖い。

 野心的な蒼氷色(アイスブルー)の双瞳が陸軍大臣を真っ直ぐに射抜いている。

「そうだ。討てないだろう。貴様らは今や王族に逆らう賊軍となった」

 リジェガルの背後に飾られていたプルシオ帝国の国旗が賊軍の視界で一体化して戦意を喪失させる。

 今やリジェガルは復讐の王子と化し、自身の何百倍何千倍もの敵を迫力だけで制圧している。

 ラピスフィーネの瞳に写るは、祖国より自身を愛してくれる金髪蒼眼の王子様、宝石しか愛してくれない海賊の王子様。両手に花とはまさにこのことだ。

 ついでに薄いオレンジの肌をした黒髪短髪の海軍将校が小さな火砲のような武器を手に携えている。

「あの、あなたは? ペイナウ大陸で見たような……」

日本海軍(・・・・)東城洋介(とうじょうようすけ)少将(しょうしょう)です」

 海上自衛隊や海将補などという専門用語で名乗ると話がややこしくなるので言葉を置き換えて名乗った。

「戦力差はざっと1000対1。やれるか?」

 カトラスを抜き放つラムズの問いに、洋介が拳銃に弾を込めながら応える。

「厳しいな。援軍がほしいところだ」


 大聖堂敷地内にハイエースが乗り付け、けたたましい急ブレーキを踏む。


「ふははは! 俺たちの出番のようだな!」

  

 入口からあふれてくる白い光が逆光となり、威風堂々と闊歩する七人のシルエットを勇ましく背後から照らしあげる。


「え!? 荒垣総理大臣!? 斯波副総理兼財務大臣!?」

 洋介の言にニュクス王国、プルシオ帝国双方の文武官も仰天する。

「総理大臣って……宰相か!?」

「大臣閣下ってことかよ」


 荒垣健(あらがきたける)日本国内閣総理大臣がサングラスを投げ捨て、猛禽類より鋭い目で陸軍大臣を睨み付ける。


「てめえら、絶対、許さねえ!」

「小癪な! 屠れ!」


 そう決然と立ち向かってきた日本国政府一同に陸軍大臣は手を振り下ろし、射撃号令を下す。


 ──発砲!


「緊急変身!」


 砲弾が迫り来る中、荒垣は電子端末を取り出し、高らかに掲げる。 


「「「「「「「緊急変身! ガバメンジャー!!!!!!!」」」」」」」


 ──爆発!


 爆発を背景に絶対に退かないスーパーヒーローが変身するこの光景は血湧き肉踊る劇的な演出に違いない。

 政府一同のスーツが光かがやく粒子で包まれ、信じられない身軽さで天空へ舞い上がる。


 大空を羽ばたく七人の天使たちが右手に握ったICカードを天へ伸ばし、電波らしきものを受信。

 そのICカードを電子端末のスリットにスキャンする。

 全身タイツの要領でそれぞれのパーソナルカラーのコスチュームを身に纏い、ブーツ、プロテクターが造成される。背中から胸にかけメカニカルな機巧が展開し、分厚い特殊合金の装甲で固められる。

 最後にフルフェイスのヘルメットを装着。

 

 そしてアーチ状の石橋へと華麗に着地。


勇気(ゆうき)を司る総理大臣、荒垣健(あらがきたける)!』

 (レッド)の爆炎が炸裂!

情報(じょうほう)を司る外務大臣、柏木神爾(かしわぎしんじ)!』

 (ブルー)の爆炎が炸裂!

軍事(ぐんじ)を司る防衛大臣、国枝晴敏(くにえだはるとし)!』

 (グリーン)の爆炎が炸裂!

家柄(いえがら)を司る副総理大臣、斯波高義(しばたかよし)!』

 (ブラック)の爆炎が炸裂!!

年功(ねんこう)を司る官房副長官、桜俊一(さくらしゅんいち)!』

 (ピンク)の爆炎が炸裂!

経済(けいざい)を司る官房長官、立花康平(たちばなこうへい)!』

 (ゴールド)の爆炎が炸裂!

秩序(ちつじょ)を司る内務大臣、刺刀一馬(しとうかずま)!』

 (シルバー)の爆炎が炸裂!


 レッド、ブルー、グリーン、ブラック、ピンク、ゴールド、シルバーの七人組ユニットを代表し、レッドこと荒垣健がズザッ! と勇ましく片足を踏み出し、敵に指を突きつける! 


「国家権力で悪をぶっ潰す! 我ら、日本国政府公式ヒーロー、その名も───」


 戦隊名を言ったタイミングで皆が右腕をブンブン振り回し、天をまっすぐに指差し決めポーズ。続いて七人の口で一斉にレンジャー名を披露する。



「「「「「行政戦隊ガバメンジャー!!!!!」」」」」


  

 ドッカーン! と大々大爆発!


 敵味方双方、しばしの沈黙……あっけにとられていた。


「いい加減にしろよゴルア!! どんどん状況が悪化してってんだろうが!」

 洋介がツッコミ役に回る。

「うるせえ! 二次訳者の趣味だあ!」 

 荒垣がべらぼうにとんでもねえメタ発言を放つ。

「誰だよそいつは」  

 ラムズの指摘ももっともである。

「遊びは終わりだあああああ!」

 陸軍大臣が悪役にありがちな台詞を吐き捨てたかと思うと、兵隊を引き連れラムズと洋介たちに襲いかかる!


「ぎゃああああああああああああ!」


 その兵隊は幸一が構えるガトリングガンで木っ端微塵に吹き飛ばされてしまう。


 荒垣は文書を総統に突きつける。

「貴様には国際刑事裁判所(こくさいけいじさいばんしょ)より逮捕状が出ている!」

 文書をひったくる総統。

「刺刀内務大臣、こいつの罪状を教えてやれ!」

「地球世界からの転生者の立場を利用し、リジェガル王子に取り入り、プルシオ帝国を私物化した罪です!」

 顔が赤くなったり青くなったりした。

「ええいこんなふざけた話があるか!」

 総統は怒り狂い文書を引き裂いた。

「器物破損も追加だな」

 そこへ側近の武官が駆け寄る。

「総統!」

 耳打ちに首を傾けると、

「何だと! 空から自衛隊(じえいたい)が侵入してきた!?」


     ◆◆◆


 不安感をよぎらせるイントロに、甲高い弦楽器の調べがせり上がり、ヒステリックな戦乙女の混声合唱が鋼鉄の天使たちを戦場へと導く。

 未知なる世界に進撃する軍用機から奏でられるその曲こそまさに、リヒャルト・ワーグナー作曲、カラヤン指揮の「ワルキューレの騎行」だ。

 確かにこのシチュエーションは愛殺世界に捧げる黙示録であることには違いない。


『敵航空戦力は無視しろ、一気にぶちきる!』

 戦闘ヘリコプターに護衛され、数機の自衛隊輸送機が群がるワイバーンを無視して帝国国境を突破する。

 隊長が無線機を取り、全部隊に告ぐ──


『我々が、攻めるための軍隊(ぐんたい)ではなく、守るために戦う自衛隊(じえいたい)であることを忘れるな! 状況は緊迫している。地球世界との共存の道を探るリジェガル王配殿下の勝利は、ひとえに諸君らの強襲制圧作戦にかかっている。過酷な訓練に耐え抜いて第一空挺団(だいいちくうていだん)に配属された諸君らの誇りにかけ、賊軍と化した強硬派の各拠点を制圧せよ! 諸君らの奮戦に期待し、訓示(くんじ)とする!』


 隊員らが握りこぶしをつくり、眉に力を込める。

「一番機、行くぞ!」

「「おう!」」

「「行くぞ!!」」

「「おう!!」」

 士気は最高潮だ。

 飛行中にも関わらず機体左舷側の扉を屈強な陸上自衛官が押し上げ、ロック。

「固定!」

 自衛官らはここから恐怖心を封殺してパラシュート降下するのだ。


『制圧部隊一番機、用意よし。用意よし。降下降下降下降下降下』 

 

「「降下!」」


 飛び降りた勢いで命綱の金具が外れパラシュートが引き出される。


 大空の青と白い雲を背景として何百ものカーキ色のパラシュートが花開く。

 

「お世話になりました!」


 隊長は律儀に敬礼して最後に飛び降りた。

 

     ◆◆◆


 その隙にシャーク海賊団と東城一家が横並びになり、一段高い丘の上で敵と対峙する。

 伝説の共闘が今、始ま──ろうとしていた。


 リジェガルが高所から総統に鋭いサーベルを向ける。

海上自衛隊(かいじょうじえいたい)、そして、シャーク海賊団(かいぞくだん)。この逆賊を任せる。好きにしろ」

「待ってました!」

 ジウが目を輝かせ、ロミューが拳の関節を小気味良い音を立てて鳴らす。

 キャットスーツのファスナーを胸元まで開けた藤子が二丁の拳銃を構え、幸一がフル装弾したガトリングガンを携える。洋介は9ミリ機関拳銃(サブマシンガン)拳銃(ハンドガン)で武装。

 美咲は合流地点の港に向かう。

 遥とヴァニラは離れたところから呑気に見物。


「太田! こっちに着水させろ!」

 護衛艦やまと率いる第一護衛隊群が派手な水飛沫と砂煙を巻き上げ、着水した。今回は航空機搭載型護衛艦いずも、イージスミサイル護衛艦、汎用護衛艦も加わりその数8隻だ。


「いつにも増してすごい二次被害だな……あれ、メアリちゃんは?」

 洋介が咳き込みながら戦場を見渡すが、どこにもいない。

「敵も消えたぞ」

 ラムズが洋介らをねめつける。

「ヨウスケ、やっちゃったね?」

 ジウが笑うが目が笑っていない。


 戦場の混乱で、メアリ・シレーンが忽然と姿を消してしまった……



 登場人物


荒垣健(あらがきたける)】(54)

 内閣総理大臣。衆議院議員。政権与党保守党総裁

 防衛省情報本部出身。元航空自衛隊幹部自衛官。

 黒髪短髪。


立花康平(たちばなこうへい)】(57)

 内閣官房長官。衆議院議員。保守党荒垣派。

 眼鏡。七三分け。高身長。荒垣の盟友。


斯波高義(しばたかよし)】(34)

 副総理兼財務大臣。参議院議員。国政民衆党代表。


桜俊一(さくらしゅんいち)】(63)

 事務担当内閣官房副長官。元財務事務次官。


 外伝オリジナル登場人物


【デルラード・コレティカ・アナン】

 転生者。プルシオ軍事政権最高司令官。

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