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蒲公英  作者: 鍬花嘘人
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 俺は駅前の大型スクリーンを見上ていた。日は沈みかけ、辺りは帰りを急ぐ学生やサラリーマンの姿でごった返していた。スクリーンには最近話題の通り魔事件についてのニュースが映し出されている。犯人に対して怒りの声を上げるキャスター、犯人に恐怖する市民、犯人を精神異常者だと豪語する評論家。様々な声が流れていた。俺は、それらを無表情で眺め、分かっていない奴等だ、と軽蔑した。俺は、視線を下に戻し、再び歩き出す。

 信号に捕まり、ぼんやりと対岸を眺めていると可愛らしい少女が目に付いた。高校生だろうか、グレーのブレザーを着て、片手で携帯電話を弄っている。彼氏とでもやり取りしているのだろうか、とても幸せそうな顔をしていた。それを見て俺は、体中に電気が走ったような、ぞくぞくとする感覚に襲われた。俺は小さく笑った。信号は青になった。

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