貴族というのは※キャサリン視点
「常識人、それは物語として尤も夢と希望に欠ける存在です。皆と互いに信頼と友愛を交わす間柄となり「キャサリンが婚約者だったらなぁ」なんて弱音を吐く自分の大事な友達の心を察し、皆が婚約者と幸せになれる様に奮闘するのです。」
「「「「本当に友達になりたいアピールだったの(でしたの)⁈」」」」
貴族というのは皆んな同じことを言い、同じ事を考えるのですか⁈
「ちゃんとまずは友達にって言ったじゃないですか!最終目標は何でも話せる親友です!」
「「「「……。」」」」
「で、このifストーリーは何と、何とですよ⁈皆を幸せにしたご褒美に最後に前世の自分に戻れるんですよ!記憶に残っている29歳の自分に!
ベッドで寝ていて目覚ましアラームで起きて、何だか長い夢を見た様な…endってやつです!」
「そうですか…、元の世界に帰りたかったのですね。」
「そうですよね…あちらで29年過ごされご家族もいらっしゃったでしょうし」
「29歳ならご結婚され旦那様もお子様もいらっしゃったのでは?」
「まぁ…それはお気の毒ですわねぇ…」
カトリーヌ様、アリア様、ロッティーナ様、フィーネ様グスンありがとうございます。だがっ!
「皆様すみません…両親は早くに亡くし兄弟姉妹はおりません。結婚してないので旦那も子供もおりません!あ、親友はいましたよ!
前にいた世界では何歳までに結婚しなきゃとか、必ずしも結婚しなければいけない、と言う感じでは無かったのです。ちなみにその当時女性の平均初婚年齢は29.4歳。男性は31.1歳です!毎年向上?中でございます。」
「「「「まぁ!もっと詳しく!」」」」
やっぱり貴族というのは…同上!
「そうですねぇ。こちらの様に10代で結婚されるかたは少ないですし、学校を卒業すると多くの人達は男女問わず働かれます。女性が働くには大変では?というような所で働いている方も勿論おります。」
「「「「まぁ!」」」」
「カトリーヌ?時間大丈夫?」
「!そうでした…殿下すみません。サーキュリー様、ユーキリアス様のドレスのご用意は?」
「勿論ございます。」
「へ?」
「それではそれを私の邸に。
わたくし以前よりどうしても貴方に言いたい事、いえ、お話ししたい事がありましたの。残念ながら時間が全然足りませんけどほんの少しだけ夜会、卒業パーティーのお支度をしながらお話ししましょう。」
「では、わたくし達は後日かならず」
アリア様そんなに異世界の結婚事情が知りたいですか?あ、ロッティ様フィーネ様も頷かれています。女性はどこの世界でも…
「では、殿下、皆様後程。」
女性陣に促され私もサロンを退室しました。カトリーヌ様?私何されるの?




