【第3話】生上
この物語はフィクションであるため、登場する団体・地名・人名などは実在のものと関係はありません。
ここ数日頭痛が頻発してる。最近は治まってきたと思ってたのに…。睡眠不足なのかな…。立ちくらみもあるから貧血の可能性もあるのかな。まぁ、生活には支障がないから大丈夫だよね。
うぅ、やらかした。何であんなミスしてしまったんだろう。理解してることなのに分からなかった。いつもいつも失敗ばっかで何で上手くできないんだろう。私生きてる意味あんのかな。はぁ、こんな人間より生きてた方が良い人間は他にいるはずだよな。 よくないよくない、ついついネガティブになっちゃう。
放課後になった。私は今トイレにいます。何故かというと、気晴らしというか、愚痴りにというか気分が晴れない時はトイレ掃除をして気分を変えようとする習慣みたいなものが身についてしまったからですかね。掃除をしてきれいになれば、心も少しはきれいになるというか楽になるというか。まぁ、元を辿れば1・2年の頃トイレがあまり掃除されてなかったことが多くて、それが嫌で放課後に掃除をするようになったんだよね。
――――――――――― 今回の「一人反省会」 ―――――――――――
うぅ、悪いのは自分なのにどうしてあんな態度とってしまったんだろう…。確かに言ってる意味は分かりづらかったけど、少し考えれば分かったことなのに。あ゛〜、もう何でいっつもこんな風になっちゃうんだろ…。いつも上手くいかないし何で生きてるんだろ…。何かもうほとんどのことがどうでも良く感じる。はぁ…。
掃除を滞りなく進めていると宮瀬さんが来た。私を見ると少し戸惑った様子でいたが、私は顔を見ることが出来ず少し俯いたまま続行した。そして、宮瀬さんはそのまま近くのトイレでことを為した。その間、私は少しの恥ずかしさと興味が混じった様な感情を抱いた。えっ、ちょっ、待っ、私の心境はこんな感じだったと思う。その後、宮瀬さんは手を洗い掃除を手伝ってくれた。大抵の男子はトイレから出る時に手を洗わないと友達から聞いたことがある。その事に関しては、軽蔑する様な意識を少し持っている。宮瀬さんは、紳士的な人間な所がとても好感が持てる。1・2年の時にも同じように手伝って貰ったことがある。というか、私が1人で掃除をしてたらいつも手伝ってくれてる。
いつかちゃんとお礼をするべきだと思います。
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ふっふっふ…、ついに来たぜこの時が、試験前の最後の土日ということで、試験勉強頑張ろう。と思っていたが、家事でほとんど時間が無い。寝たら昼まで起きれないし…。忙しすぎるよ。
今日から中間考査か…。と言っても、今日は考査(一限)の後には授業があるし、明日の対策もしないといけないから辛い。でも、頑張んなきゃ。ご褒美があれば多少は頑張れるし。そうして、試験日は過ぎていった。対策は物足りない感が半端なかったが、出来てないわけではないので及第点とした。ただ、最終日に数学の課題が提出だったのだが、終わらせることができなかった。全く手をつけてない訳では無い。土日に少し進めてはいたが、提出日である木曜日までに残りを進めるのを忘れていたのだ。うん、月曜日に提出しよう。明日は休みだし、今日学校に残ってても出来そうにないから。
今日は金曜日、本来数学の塾に行く日なのだけど、行けば行くほど成績が落ちたり変わらなかったりで独断で辞めて、自習してる。相手は自分の思い通りにならないと気が済まないみたいだし、結構気が短い。確かに、自分が悪い所も多くあった。面白そうな問題は解くきたくなるし、できる限り自分で解ける所まで解きたいって思いが強い所とか…。結局のところ、辞めたことによって精神的には少し楽になった。一応学校は開いているが、折角の休みの日なのに教室にいくのは些か億劫に感じる。今回は、少し気分を変えるためにも違う所で勉強をしようと思う。スーパーの中にあるカフェなのだが、本屋と隣接しているというよりもほとんど併設している様な状態なのである。因みに、普段勉強に使わせて頂いてるカフェはここから歩いて5〜15分程で着く距離にある。スーパーの方のカフェは黒で統一されており、ガラスなどで区切られていないため開放的になっているが、それでいてなかなかに落ち着いた雰囲気を出している。もう一方のカフェは、暖色や木などがメインの設計になっている。穏やかな雰囲気に包まれている。今回は、スーパーのカフェに行き自習をしようと思う。自習の前に隣接している本屋に立ち寄った。そこで偶然前々から欲しかった本を見つけた。正しく言うと、一巻から最終巻まで揃っているのを見つけたのである。実は、昔から気になっていた作品をアニメで見たことがきっかけとなり、主人公のぼんやりとした雰囲気や、言いたいことがあるのに上手く言葉にできない皆が何気なくしていることができないけど、言いたいことは山ほどあるみたいなわだかまりみたいなものが、何と表現すればいいか分からないけれど、すごく性癖に刺さったというか何というか好きになりまして、それだけでなくストーリーもとても良く主人公の過去も何となく見えてきて少し肝が冷えたのを覚えている。主人公がステージで歌うシーンがあり、その歌は何度も聞きたくなるほど良いものだった。歌詞の内容や主人公の感情が溢れていたからサビだと思うのだけれども滅茶苦茶言いたいことがあるはずなのに「ただそれだけの話」だと言っているのがすごく刺さった。その歌は、現実でもネットに投稿されているため歌詞を覚えるまで聞いたり、歌ったりを何度も何度も繰り返した。アニメではフルで聴くことはできなかったけれど、歌が背景で流れている所に「もう大丈夫だから。安心して」というセリフがきて泣きそうになった。まあ、諸事情があって泣けないんだけどね。話を戻すと、この作品が好きになり、元となった漫画を見てみたかったのである。アニメは再放送だったみたいだったけど、そんな風に書かれていなかった。しかも、アニメが終わる頃に第二期映画の公開がされた。滅茶苦茶気になったし、見に行きたいって思ったけど、そんなお金も時間もないし、親が許してくれない可能性が高かった。結局、この本が最終巻まで揃っているのを見た私は、運命だと思って全巻購入いたしました。買わなければ何も手につかない気がした。
あそこ勉強禁止なんだなぁ…。いや、勉強に限らず長時間の居座りがダメらしいから仕方ないよね。みんな居座ってるけど。結果いつもお世話になってるカフェに行くことになりました。
塾に行かない代わりにカフェで課題をしている。甘味を摂取しないと成績とメンタルがどんどん良くない方に行くことは分かり切ったことであった。けれど、やっていることは横領と変わりない。しかし、多方向からの圧力は正常な思考の下愚行を実現させるのを容易なものとした。
運ばれたケーキとコーヒーを頂きすぐに課題の続きを始めた。英語の課題と数学の課題、倫理の課題があった。、数学の課題をやろうと思ったが、やってる最中疲労感がえぐいってことで中断した。倫理の課題の内容は、フラストレーションと防衛機制の話だった。穴埋め問題とその下に実際に経験した防衛機制の例ごとに箇条書きするといったものだった。図説の防衛機制のイメージ図につい見入ってしまった。色々な意味で心当たりがあったからかもしれない。例が経験から思い浮かばなかったから空想を書いた。問題文を見直して感嘆符を心の中でもらしたが見なかったことにした。この後は、英語の課題を進めた。意外とサクサク進められたが、それなりの量を感じた。担任の先生からの課題なので気まずくならないためにも努力した。
乗り継ぎをしてたバスが来るから早めに出とこ。




