【第17話】報告大事
この物語はフィクションです。登場する人物、地名、団体名などは実在するものと関係ありません。
3月24日月曜日、みんなの受験が終わったら遊びに行こうという以前していた話を実行する日であった。待ち合わせ場所は高校だった。井口さんが先生に合格報告と挨拶をしに行きたいと言っていたためそうした。自分も担任の先生に合格報告とかしなきゃいけなかったので都合が良かった。ただ、鈴木さんを待たせることになってしまうのが問題だった。本人は待っておくと言っていたが手短に済ませた方がいいと思った。
担任の先生に合格報告をした。受験番号を伝えていたので合否は知っていると言われた。そして、報告が遅いこととか志望校を決めるの遅いこととかそれ以外のことに関して小言を言われた。
小言を言われ終わり、鈴木さんと合流した。しばらくして、井口さんとも合流した。
「ごめんリリー、めっちゃ待たせたよね。」
「ううん、そんなに待ってないよ。」
初めに、高校から歩いてカラオケに行った。2時間ほどカラオケルームで過ごしたが、すぐに時間が過ぎた。延長しようという話になったが、来客数が多いらしく交代を余儀なくされた。
次に、高校付近のカフェに行った。スイーツとドリンクを注文して、店内にある漫画を読むという話だった。お高めだがスイーツとドリンクはおいしかった。ただ、雰囲気は自分には合わなかった。ソファに自分を挟んで左に井口さん、右に鈴木さんが座っていた。2人が店内の漫画を読んでいる間、スマホのアプリで漫画を読んでいた。
会計を済ませ、最寄り駅まで歩いて行き、その場で解散した。解散した後、しばらく気分は高揚していたが、2人がいなくなったのを確認すると気持ちは沈み込んだ。未だに県立大への未練を引きずっている。取り敢えず、今日は楽しかった。楽しかったはずだ。




