ー献辞前書き
ー献辞
バグコレクター
キリンさんに
戦場のラガー
アクセルレッド君に
アメリカンスナイパー
クリスカイル氏と
映画劇中1980mを撃ち抜いた
ムスタファの
予定調和に囚われない
判断行動力に
多くのヒントを
与えて頂いた事に
感謝し
本作を捧げる
ー前書き
普通の市民だったクリスカイル氏や、オリンピック選手だったムスタファ。映画アメリカンスナイパーでは、職業軍人ではない人々が殺し合う。クリスカイル氏の自伝が原作とはいえ、映画には脚色と言う創作が必須でうかつに語るのは危険ではある。
その危険を承知で言うなら、劇中で行われる作戦は、作戦立案時点でその成立を疑う。そもそもイラクに派兵するとして、何を勝利とするかも不明だ。
こうした、政治的事情で始められるゴール無き戦争の前線に、一般市民のクリスカイル氏やオリンピック選手が投入される。この二人の最期は、国際外交の帳尻を合わせる為に起こる惨劇と思う。
アメリカは、こうした映画で問題提起や議論が行う事が出来る。
だが、共産主義国家では権力構造が崩壊してしまう。
情報統制、行動規制、思想信仰信条規制、表現の規制を弾圧虐殺で維持するしかない。
こう言った背景から、物語を始めます。
2021年6月6日 武上渓