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私、魔王になりました(;´・ω・)  作者: 華丸chan
第三章
97/183

96、ハザードマップ。その話の途中で脱線してます(´・ω・`)

愛…なんでしょうか(。´・ω・)?

「会議の続きの前に、村長さんには前に話しましたけど、タマにゃんの訓練にキルトさんをお願いしますね。」


「うむ…そういう話じゃったからのぅ、それは問題ないとは言えんが何とかするにしても…わしの直属がガタガタなのじゃが(´・ω・`)」


「ですよね~、ヨギリんはゴルクさんの所為で抜けて、その穴埋めのカルトさんがアレで、キルトさんはタマにゃんの訓練に貸し出し…クルトさんしか残ってないですね(´・ω・`)」


「そうじゃの、直属自体見直さねばならんかのぅ…ゴルク、猿人族で直属になってくれそうな者はおらんかのぅ?」


「村長にはわりぃが、ちと難しいな…ヨギリを直属にする前なら男共も居たんだが、そいつらも修行に参加させてぇからな、すまん。」


「そうか…。」


「村長の直属ってどんなことをしてるんですか?私からしたら…ストーカーにしか見えないんですけど(´・ω・`)」


「すとーかー?とは何かのぅ。」


「ストーカーはキルのことっす。」


「キルトのこと?」


「村長さんがキルトさんにタマにゃんをつけさせたり、私をつけさせたりする行為のことです。」


「わし、キルトにそんな指示は出しとらんがのぅ。」


「それはそうだよ、村長はキルトに何かあれば報告しろ、何かあれば護れとしか言ってないと思うもん。」


「そうじゃの、ナンが言ったぐらいしか…。」


「それがストーカーって犯罪行為らしいっすよ?」


「な!?」


「私の国では犯罪になる可能性があるだけですよ、それにそれ自体は村のことを考えれば当然の対応なんですけど…私はそれしか直属について知りませんから。」


「カノン殿が理解してくれてるのは助かるわい、しかし直属…直属の仕事ってなんじゃろうな…。」


「村長さんが疑問に思うんですか!?」


「と言われてもの、わしの代で直属が直属らしい仕事をしたのは、先日のダークネスウルフ接近の報告と人族が森に侵入した報告とか斥候関係と村人のいざこざの報告と仲裁ぐらいじゃからの…。」


「お巡りさんですか…(´・ω・`)」


「おまわりさんとは何かの?」


「回ればいいんっすよ、ぐるぐる~って♪」


「違いますよ、お巡りさんは治安維持がお仕事で、周辺の揉め事とかの仲裁とか、犯罪を未然に防ぐ人のことです。…たぶん。」


「たぶんなのかの?」


「そうですね…どんな仕事なのかは漠然と理解してるんです、理解してるんですけど…私の周囲で事件らしい事件なんてなかったですし、交番の前を通るときに見ても、お巡りさんの姿を見たことがないんですよ…。」


「交番とは何かニャ?」


「お巡りさんが常駐してる待機場所ですかね?」


「待機場所なのに見たことがニャいのかニャ?」


「居るとは思うんですけど、好んで用もないのに入る場所でもなかったですから…。」


「あれみたいだニャ、あれ…あ~…詰め所!人族の街にあった衛兵の詰め所ニャ。」


「あぁ…そんな感じかもです。」


「居るのか分からニャいニャら、あってもなくても同じじゃニャいのかニャ?」


「有る無しで言えばあった方がいいとは思うんです。」


「それは何でかの?」


「治安維持をしてることはみんなが知ってますから、交番があれば抑止にはなりますから。さっきのシナ婆さんの衛兵も居れば犯罪の抑止にはなるでしょ?」


「そうじゃの…わしの直属も似たようなもんかのぅ。」


「でもそれならキルトさん達じゃなくてもいいんじゃないですか?もしくは人数を増やすとか、色々対応はできそうですけど?」


「普通の村なら出来るかもしれんがの、出来んことにも理由があるんじゃよ…この村は人数が少ないから増やすのは難しいこともあるがの、情報を知る人は少ない方が漏れ難い、次にキルトたち以外でもということじゃが、キルトたち以外の者たちでは死ぬ可能性が高いというのが出来ない理由になるのぅ。」


「死ぬ可能性ですか?」


「娘っ子はあれだから分からねぇかもしれねぇが…。」


「あれって何ですか!あれって!」


「娘っ子の職業のことだ。」


「ぁ…。」


「理解出来たみてぇだな、娘っ子のは特殊過ぎるから、この森の魔物の強さもそんなに強く感じねぇかもしれんが、キルトたち以下の強さになっちまうと危険なんだよ。」


「でも、ゴルクさん達は狩りを主にしてるんでしょ?」


「ああ、4人1組でやってる。」


「4人1組ですか?でも猿人族は猫人族と同等の身体能力で、猫人族より速さが劣る分、力があるって…。」


「そうだ、俺たち猿人は猫人よりも力がある、それでも安全を考えると4人1組なんだ。」


「え?あれ?でも…ヨギリんは直属で…ナンのんもタマにゃんも石拾いに行ってくれて…あれ?」


「ゴルク、カノちゃんは村に来たばかりニャ、わーたちが当然と思ってることも、カノちゃんは知らニャいこともあるニャ、カノちゃんこのこくばんというのを借りるニャよ。」


「え?あ、はい、どうぞ。」


「先ずニャ、川を境にこちら側にわーたちの村があるニャ、こちら側にある村は他には熊人と鳥人の村ニャ、で、川を境に向こう側に犬人、狐人、猫人の村があるニャ、兎人がどちらかが分からニャいけどニャ。」


「兎人はどちら側か分からないんですか?」


「そうニャ、姿を見かけるが、村の場所までは分からニャいニャ、そして明日、カノちゃんが行く予定のダンジョンがここニャ。」


「ダンジョンはこちら側なんですね。」


「そうニャ、魔物は人の行き来が多いと警戒して現れ難くニャるニャ、でもこれは絶対じゃニャいから気を付けるニャよ。」


「はい。」


「その注意は娘っ子には関係ねぇだろ。」


「ゴルク、カノちゃんだけで物事を考えたらダメニャよ、カノちゃんはヨギリをゴルクの所為で弟子にしてるんだからニャ、知らないでヨギリが怪我とか最悪死んだりしたらどうするニャ。」


「いや、でもよ…ヨギリはそのことを知ってるんだぞ?」


「ゴルクは真面なときはわーも驚くほど深く考えてるがニャ、そうでニャいときは考えが足りニャいからダメダメニャ(´・ω・`)」


「ダメダメって…。」


「考えてみるニャ、さっきヨギリはカノちゃんを心から師匠として認めたニャ。」


「ああ、そうだな。」


「そのカノちゃんが知らニャいで、この辺りでの採取お願いしたらヨギリは危険と知ってても断ると思うかニャ?」


「あ~断らねぇな…娘っ子の為にって危険でも行っちまうな…すまねぇ

(´・ω・`)」


「そういうことニャよ、さて…さっきこの辺りが危険と言ったから先に危険ニャ場所から教えておくかニャ?」


「危険な場所ですか?」


「カノちゃんからしたら全然危険じゃニャいニャ、わーたちの中で1人で行けるのはゴルク、ギルルド、ハルサメぐらいかニャ?」


「え?シナ婆さんは無理なんですか?」


「わーも…行けると言えば行けるけどニャ、そこまで行くのがキツイのニャ

(´・ω・`)」


「あれ?でもハルサメさんってシグレさんの師匠なんですよね?」


「あ~…明後日ハルサメの許可は取ってあるから、カノちゃん自身の目で見て驚くといいニャよ♪」


「私が驚くことが確定なんですね(´・ω・`)」


「カノちゃんも驚くだろうがニャ、ハルサメも驚くと思うニャ♪明後日が楽しみにニャって来たニャ。」


「そないでっしゃろね、うちも同行したいほどどす、やて研究が…(´・ω・`)」


「師匠は息抜きついでに同行すればいいのじゃ、トウガも連れて…。」


「そうどすなぁ、そないしまひょか♪やて…師匠に小言を言われそないなんも…。」


「師匠はまだいいのじゃ、私なんかその日ハルサメ様の送り迎えをしないといけないのじゃ(´・ω・`)」


「なんか大変そうな人みたいなんですけど…。」


「カノちゃんやわーには関係ニャいことニャ。」


「そうですか?」


「そうニャよ、っと忘れる前に預かってた魔石を返しておくニャ。」


花音はシナ婆さんから魔石を渡され、空間収納へと収納する。


「はい、確かに。」


「ちょ、ちょっと待て、さっきの魔石の濃さはなんだ。」


「そうです、あの濃さの魔石を宿した魔物なんてこの辺りには居ません!」


「ギランの言うことは尤もじゃが、その濃さの魔物がこの辺りに居る可能性の方が問題なのじゃ。」


「違います、この辺りで手に入れた魔石じゃないですから、安心してください。」


「そ、そうか…なら良かったわい。」


「何処で手に入れた物なのか伺っても?」


「そらうちも気になってます。」


「これは…秘密です♪」


「秘密ってことは、娘っ子の職業関係辺りか…。」


「そうですね、その辺りです。」


「カノンのお嬢ちゃん、そら他に手に入れることが可能ってことどすか?」


「可能か不可能ということなら可能ですよ。」


「条件は何どす?」


「条件ですか?」


「いや、言い方が悪かったどすなぁ、うちが手に入れる条件ちゅう意味やなく、こん濃さの魔石を生み出すんに必要なもんとかのことどす。それをうちがこしらえるならカノンのお嬢ちゃんに頼み込むことも出来はりますから…。」


「あぁ…魔石を作り出すのに必要なものは私の魔力です、おそらく私以外では無理です。」


「そうどすか…(´・ω・`)」


「あとは大量の魔石ですかね?質はここのダンジョンで採れる魔石でも大丈夫ですけど。」


「そらどれぐらいこしらすればいいんどすか!」


「この魔石のときは…確か70個ぐらい使いました。」


「そん70個はダンジョンで採れる魔石でいいんですやろ?」


「たぶんそうです、ニグルさんから貰ったものですから。」


「それならケイヴバット、ケイヴアントとケイヴスパイダー辺りの魔石を70個ですか…面倒ですね。」


「そうなんですか?ニグルさんが大量に渡してくれたんですけど。」


「そうっすね、自分達は8階層までっすけど、1回潜って大体40~50個っすね、収納袋があるからそれぐらいはいけるっすけど、無しで考えると10個前後ぐらいっすか?」


「そんなに減っちゃうんですか!?」


「当然だよ、収納袋なしで魔石を詰めた袋を持った状態で戦闘しなきゃいけないんだから、キンが言った10個も3人で3~4個持つって考えた数字だよ。」


「ほへ~収納って凄かったんですね。」


「そうだね…私達はカノンちゃんに言われるまで、それを考えもしなかったんだから(´・ω・`)」


「それは何の話なのじゃ?」


「あぁ…スダレは帰ちゃってたからね、今回はタマにゃんとヨギリん、カノンちゃんがダンジョン初めてだから収納なしで潜ることにしたから♪」


「初耳なのじゃが!?」


「そだね、スダレには今初めて言ったんだから。」


「のけ者にされた気分なのじゃ(´・ω・`)」


「いやいや、会議前の話だから伝える暇なんてなかったよ。」


「それはそうなのじゃが…気持ちを切り替えるのに少し時間が欲しいのじゃ

(´・ω・`)」


「あいあい。」


「難儀な娘に育ってしもて(´・ω・`)」





話の途中で脱線しまくってますね(´・ω・`)

スライムの話は何処へ(。´・ω・)?

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