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私、魔王になりました(;´・ω・)  作者: 華丸chan
第三章
82/183

82、修復。はい…自分で壊しまして(´・ω・`)

遅くなりました、すいませんm(__)m

何とか8日の投稿です…え?ダメ?(´・ω・`)

「うしっ!そんじゃぁ本気の一撃いくぞ!」


ゴルクはそう言って壁の前で溜めをつくっている。


あれ?ゴルクさんが纏ってた光が左の拳に集まってる?


「カノちゃん、あの壁は大丈夫かニャ?」


「大丈夫かどうかの確認ですから何とも言えませんよ…どうしてですか?」


「あれはニャ最大攻撃力を誇るゴルクの大技ニャ、溜めにちょっと時間が掛かるからニャ実戦向きニャ技ではニャいがニャ、これで破壊されニャいニャら…。」


「あれゴルク様しか使えないんですよ、某は出来ませんでした。身体強化をただ一点の集める…思ってたよりも難しかったです(´・ω・`)」


「そうなんですか?魔法や技を使う感じで出来るのかと思ってました。」


「どないなことどすか?」


「え?キンさんが剣に炎を纏わせるじゃないですか。」


「そうじゃな。」


「あれを体にする感じなのかと…。」


「「「「!?」」」」


「そん考えはあらへんどしたどすなぁ、身体強化は別もんと考えてたんやから。」


「某ちょっと試してみます。」


ヨギリが身体強化を発動させ両足に集まり出す。


「あっ、出来ま」


「うらぁぁぁ!」


ガキンという音が響く。


全員が音の方に視線を向けると、技の反動で吹き飛ぶゴルクとその方向にいるトウガの姿を確認する。


「危ない!」


その瞬間に動いたのは2人、花音とヨギリ。


ヨギリはトウガを抱えてそのまま退避。


花音はヨギリよりも速かったが、勢いがありすぎて制御できずにトウガを通り越しかなり離れた距離で急停止。


その後すぐにドスンとゴルクがトウガが居た場所の少し先で地面に転がる。


放心する花音とゴルク。


「ありがとうございましゅ。」


「いえ、無事でよかったです。偶々足に身体強化してたので間に合いました♪」


「カノちゃんの方がヨギリよりも速かったんだがニャ、何であんニャ所に居るのかニャ…。」


花音は振り返り「テヘッ♪」と自身は可愛くないだろうな~と思いながらも誤魔化す。


「イッ、テテ、あれでもダメか…自信は無くなるが、却って吹っ切れたな!ガハハハッ。」


「いちいち修復するのも面倒ですから壊れない方がいいんですよ♪それにおそらく、簡単には壊れませんよ♪」


花音は軽く壁を殴る。


ガラガラと壁が壊れる。


「「「「………。」」」」


「…あっれ~?きっとゴルクさんの攻撃で壊れ易くなってたんですよ…きっとそうです、そうに違いありません、そうに決まってます(´・ω・`)」


そう言っていそいそと壊れた壁を修復していく。


「あ~まぁ、そうだな、そうじゃねぇと俺…泣いちまう(´・ω・`)」


「そ、それは…そう言うことにしておいて、修復が面倒ならタマに渡した小剣みたいに自動修復を付与することは無理なんですか?」


「ヨギリ、そらわやどす。かな大きさん建物に付与しはるんは魔力がなんぼあっても足りやしまへん、それにカノンんお嬢ちゃんはさっきお風呂を増設どしたばっかりや。」


「あぁ~そう言えばそうでした、すいません(´・ω・`)」




「実際はどうニャのかニャ?」


「あ~出来ますね…うっかり忘れてました。」


「どうするのかニャ?」


「ゴルクさんのあの攻撃で壊れないなら問題ないですよ♪それに今やると騒ぎになりそうですから、やるとしてもあとでコッソリやりますよ、コッソリと。」


「その方がいいニャね…。」




「さて…さすがは我が弟子、良い所に気が付きました。」


「え?ぇ?急にどうしたんですか!?」


「いえ、ただ単に言ってみたかっただけです(´・ω・`)」


「はぁ…そうなんですね(´・ω・`)」


「はい♪ゴルクさんのお陰で耐久性は確認できましたから…ヨギリさんの提案がもっと早ければ可能でしたけど(´・ω・`)」


「す、すいません?」


「いやいや、私も考えつかなかったんですから、ヨギリさんが謝る必要はありませんよ。」


「そうだニャ、でもよく憶えてたニャ。」


「え?何がですか?」


「自動修復のことニャ。」


「あぁ~、それは某も是非とも欲しいと思った能力ですから、タマがあの武器を貰ったときは羨ましかったんで覚えてるんです。」


「自動修復って…あぁ~確かにあれば便利ですよね~。」


「いや、そんな便利ですよね~ってものじゃないですから!」


「そうですか?」


「そうです!戦闘中に刃が欠けたりしても自動で修復してくれるんですよ?ニグルさんの所に持って行く必要もないし、戦闘中に武器が使えなくなる可能性もほとんど無し!予備の武器を沢山持つ必要もない!それだけでも生存率は上がりますよ!」


「あ~そう言われると確かに…。」


「そう言われるとそうだニャ、ここに残ってるのはゴルクとタマ以外魔法が主体だからニャ。」


「そうどすなぁ、よお考えれば思い付くと言うたら思い付く程度で、ちょい馴染があらしまへんからね。」


「俺も拳が主体だからな、武器が壊れてもさっきのよりは劣るが強化で済ましちまうからな。」


「にゃーにはちょっと分かりますがにゃ、まだ武器が壊れるような戦闘は経験してないですからにゃ、ちょっとピンとこなかったですが…凄い物を頂きましたにゃ、やっぱり拝んどきますにゃ。」


「いや、拝まないでくださいよ!単に壊れない方がいいな~って感じで付与しただけですから。」


「それはそれで凄いことなのじゃがな…。」


「こりゃぁ、ニグルは廃業だな♪ガハハハッ。」


「いや、笑い事じゃないですよ!」


「おぅ悪ぃ…そうは言ってもな娘っ子、良い物は良い悪い物は悪い、命が懸かってんだニグルを心配することは悪くない…猿人代表、いや同じ猿人としては嬉しいし有り難い。ただそれだけじゃぁダメなんだ。

仮に娘っ子の武器があるのにニグルの武器を使って、ニグルの武器の所為で死んじまったら、ニグルも遣り切れねぇだろうし悔しいだろうしそのことを一生背負うことになる。そう言うのは優しさじゃ無いと俺は思うがな…。」


「そう言われると…そうですねとしか言えません(´・ω・`)」


「カノンんお嬢ちゃん並みに魔力があればいいんでっしゃろやけど、こればっかりはねぇ(´・ω・`)」


「あ♪そうですね、そうですよね。ニグルさんが同程度の物を作れればいいんですよね♪」


「それはそうですけど…。」


「カノちゃん!」


「な、何ですか?」


「これ以上は危険だニャ。」


「危険?」


「うっかり口を滑らしそうニャよ。」


とシナ婆さんは小声で注意する。


「あっ、すいません(´・ω・`)ありがとうございます。」


「なんだ?コソコソと悪巧みか?」


「まぁその様なもんニャ。」


「そうですね、ニグルさんも改造しましょうって話です。」


「ニグル…も?」


「記念すべき1人目はヨギリさんですから♪」


「はぁ?ヨギリが1人目って…何のことだ?」


「え!?あの話本気だったんですか!?」


「はい♪え~っとキンさんが言ってたのは…改造猿人ヨギリ・くノ一計画です♪」


「おぅ…よく意味は分からんが、強そうじゃねぇか、良かったなヨギリ!」


「良くないですよ~(´・ω・`)」


「何でぇ、頼まなくてもヨギリを弟子にしてくれるつもりだったんだな。」


「え?弟子じゃないですよ?」


「弟子でもねぇのにそんな計画を立てたのか?」


「えぇまぁ、弟子にはちゃんと技術を教えないといけないじゃないですか。」


「そりゃ、当然だな。」


「でも私には教えられることがないですから、ヨギリさんには自主的に、あくまでも自主的に遊びに付き合ってもらおうと思ってたんですけど…何故か弟子になちゃいましたね。」


花音はゴルクをジト目で見る。


「おぅ…すまねぇ、でも!娘っ子の所為でもあるんだからな!」


「何でですか!?」


「娘っ子があんな話をするから、代表である俺としては若い奴らのことを考えた結果だからな。」


「それにしては順番がバラバラで後のことも考えてニャかったニャ。」


「そうどすなぁ、おんなじ代表としいやどないなんでっしゃろね?」


「すまねぇ(´・ω・`)俺も…いや、俺が悪かった(´・ω・`)」




告知通り『ごめんなさいm(__)m』は削除します。

何とか当初の予定通り月~木曜日投稿したいのですが…。

最悪また『ごめんなさいm(__)m』を投稿するかもしれません(´・ω・`)



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