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私、魔王になりました(;´・ω・)  作者: 華丸chan
第三章
81/183

81、必殺。必殺技じゃありません(´・ω・`)

すいません少し遅くなりましたm(__)m

「防犯て…あら防犯の域を超えてます!」


「そんなことを言われても~、防犯と罠の違いってなんですか?」


「違おすか…こん村で防犯なんて考える人いまへんどしたから。」


「私が思う罠と防犯の違いは、防犯は命の危険はありませんが、罠は命の危険がありますよね?」


「そない…どすなぁ…。」


「私のは命の危険はありませんから、ほら♪罠じゃありません♪」


「そない言われるとそないどすねんかね(。´・ω・)?」


「ところで罠ってどんなのがあるんですか?」


「そらぁ、罠てぇのは歩いてたらガコッてなって矢が飛んで来たりとかだな。」


「普通に歩いてたら矢が飛んで来るんですか!?」


「いや、ダンジョンでだ、ダンジョンぐらいしか罠なんて見たことがねぇな。」


「ダンジョンですか…。」


「それ以外に罠ニャんて狩りぐらいしか使わニャいニャよ。」


「狩りの時に使う罠ってどんなのですか?」


「ロープを使ったやつに落とし穴が基本だな。」


「ロープに落とし穴…ダンジョンに宝箱ってあるんですよね?」


「おぅ、何故かあるぞ、どういう仕組みなのか一定期間で中身が補充されんだ。」


「ほへ~どれぐらいの期間で補充されるんですか?」


「それが全然分かんねぇ、低階層は行き来が激しいから調べられねぇし、それ以降は俺やギルルドぐらいしか行けねぇからな、さすがに毎日調べに潜る訳にもいかねぇしな。」


「それもそうですね、確か…スダレさん達で8階層でしたっけ?」


「そうなのじゃが、よく知ってたな。」


「ニグルさんと鉱石の話の時にちょっと話題になりましたから。」


「ほぅ、あいつ他に何か言ってたか?」


「いえ、ゴルクさんとギルルドさんにシナ婆さんが組んだら最下層に行けるんじゃね?みたいなこと言ってましたけど?」


「俺とギルルドが組むことはありえねぇしな、シナロナは…。」


「わーはダンジョンに行かニャいニャ、ダンジョンみたいニャ空間だと戦闘方法が規制されて嫌ニャ(´・ω・`)」


「まぁ、そんな訳で俺たちが組むこたぁねぇな。」


「戦闘方法が規制されるって言うのは?」


「ここのダンジョンは知らニャいがニャ、他のダンジョンに潜ったときに階層によっては魔法が使えない階層があったニャよ、そうニャると若い頃は兎も角、今だとわーはお荷物にニャるニャ(´・ω・`)」


「そんな階層があるんですね。」


「とりあえず8階層まではそんな階層はないのじゃ、そんな階層があれば私も死活問題なのじゃ(´・ω・`)」


「俺とギルルドは魔法を使わねぇからな、そんな階層があっても気付かねぇと思うわ、ガハハハッ。」


「あはは、え~っと宝箱の中には何が入ってるんですか?」


「そんなに大したもんは入ってねぇぞ、鉱石だったり、鉄製の武器だったり防具だったり…しかもお古みたいなのな、あとは何かの種だったり色々だ、ハズレは木の枝だな。」


「ハズレとかあるんですか?」


「あるんだろうな、俺も木の枝は1回しか見たことがねぇ。」


「1回しか?ということは宝箱の中身はランダムですか?」


「らんだむ?」


「あ~補充される宝箱の中身は同じじゃないんですか?」


「あぁ、同じときもあるがころころ変わるぞ。」


「ふむふむ。宝箱に擬態したモンスターとかいますか?」


「いや、俺は見たことがねぇし、聞いたこともねぇな。」


「そうですか…。」


「…わーはここじゃニャいダンジョンで見たことがあるニャよ。」


「あるんですか!?」「そんなのがいやがるのか!?」


「あれは必殺ニャ。」


「必殺?…技?」


「必殺技じゃニャいニャ!必殺ニャ!必ず殺されるという意味ニャ。」


「必ず殺すじゃなく?でもシナ婆さんは見たことがあるんですよね?」


「他の奴らが遭遇したのを見ただけニャ…ここの宝箱の中身は正直しょぼいニャ(´・ω・`)、わーが潜ったところは魔道具とか偶に発見されるダンジョンだったニャ、それも深く潜れば良い物が手に入る可能性が高いと言われてたニャ。だから一攫千金を目指した奴らが苦労して潜ったところにある宝箱…それはもう飛びつくニャよ、そして擬態したモンスターに捕食される…あれは回避出来ニャいと思うニャ(´・ω・`)」


「そいつぁキツイな…必殺と言うだけはあるんじゃねぇか?」


「わーもあれを見てダンジョンには潜らニャいようにニャったニャ(´・ω・`)」


「シナ婆さん1人でそこに潜ってたんですか?」


「そうニャ、探し物をしてた頃だからニャ…無茶もしたニャよ。」


「探…あっ!あぁ~…大人数でもダメそうでしたか?」


「そうニャね…わーが見たのは5人組だったがニャ、5人じゃ確実にダメニャ、10人以上は必要かもニャ。」


「そんな人数が必要ですか…。」


「何か開いた宝箱の中からウネウネしたのがその5人組を捕縛してたニャ。」


「うわ~、私も出来れば遭遇したくはないですよ(´・ω・`)」


「私たちもシナ婆さんから話だけは聞いておったのじゃ。」


「あ、某も聞きました。ダンジョンに潜ったことはないですけど(´・ω・`)」


「にゃーも聞きましたにゃ。」


「ダンジョンに潜る可能性があるのには話してるニャ。」


「俺は聞きてないぞ!」


「ゴルクとギルルドは歳だからニャ、若いのにしか話してニャいニャ。」


「なんだそりゃ!年寄り差別か!」


「若いのにはそんニャことで死んで欲しくニャいから話すだけニャ。それにゴルクは聞く耳を持たニャいから話すだけ無駄ニャ。」


「んぁ?そう言われると否定できねぇな、ガハハハッ。」


「いや、否定してくださいよ(´・ω・`)」


「参考にニャったかニャ?」


「はい♪電撃にロープ、落とし穴、ミミック…武道場と一緒にしようかと思いましたけど、別々にした方が良さそうです。ありがとうございました♪」


「そうかニャ、よか…別々?何を作る気かニャ!?」


「ヨギリさんの為のアスレチック?簡易迷宮でも作った方が良さそうです。」


「某の為?」


「はい♪今は構想だけですから、実際にダンジョンに行った後で造ることになると思います。」


「あ、ありがとうございます?」


「今はお礼は要りません、ヨギリさんが泣いて詫びるようなものを造りますよ♪」


「え?泣いて喜ぶんじゃなく、某…泣いて詫びるんですか(´・ω・`)」


「はい♪明日か明後日にはダンジョンに行きたいと思いますから準備しててください。」


「それは急じゃな…ということらしいのじゃ師匠。」


「へー、へー。一緒に行くっていってたんやからね、一言声をかけてくれればよろしおす。」


「分かったのじゃ。」


「にゃーも準備しますにゃ♪」


「某も…ですか?」


「はい♪弟子なんですから当然です♪」


「表向きじゃなかったんですか!?」


「そうでした、雑用ですから当然です!」


「結果は変わらず、返って酷くなりました(´・ω・`)」


「よし!武道場は造ってしまいましょう。」


石造りよりはやっぱり木造の方がいいな~


花音は収納から木を大量に取り出す。


武道場…あれ?あれってそんなに動き回る感じじゃないよね?少なくとも、この世界での訓練に対応できる広さはない…かな?


なら広さは体育館ぐらいで、倉庫も一応作ってっと…よし、いきますか!


といことで見た目は道場、広さは1000人ぐらいは入れそうな広さの建物がすぐに出来上がりました。


「む、娘っ子…これぁ~ちょっとデカ過ぎねぇか?」


「大は小を兼ねると言いますから、小さいよりはいいんじゃないですか?」


「そりゃぁそうだが…。」


「ゴルクさんこの壁思いっきり殴ってください、壊すつもりでお願いします。」


「いいのか?」


「はい、壊れないように造りましたから、確認です。」


「おう、分かった。俺の本気を見せてやる!」




あっさり武道場が完成しました(´・ω・`)

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