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私、魔王になりました(;´・ω・)  作者: 華丸chan
第三章
75/183

75、趣味。趣味というか野望デス!

ゴルクがおっきしました。

「捕まってしまいました(´A`。)」


「俺から逃げようなんて100年…は言い過ぎだな、4年早い!ガハハハ。」


「ゴルクらしい言い方ニャ。」


「そうどすなぁ…現実的な年数どす。」


「そういえば、寿命はどれぐらいなんですか?」


「寿命かニャ?」


「はい。」


「分からニャいニャ。」


「分からないですか?」


「そうどすなぁ、こん村はそないに外に出あらしまへんやけど、50~80ってとこどすなぁ、ただ…。」


「ただ?」


「簡単にゆーと、種族や進化によって寿命が長くなるちゅう可能性があります。」


「進化…可能性ですか…。」


「それにニャ、この村はさっきスダレが言った通り大体50~80ぐらいだがニャ、人族ニャんかは50まで生きれれば長生きの方ニャよ。」


「この大陸の人族ってそんなに寿命が短いんですか!?」


「カノちゃんは人族と違うのかニャ?」


「私の所は平均80、それに100歳以上生きる人もいますから…。」


「そんニャにかニャ!?」


「まぁ、人によってはですけど。」


「それはそうニャね、人族は獣人や魔人とか比べると弱いニャ、弱いのに戦いたがるニャ、…不思議ニャ種族ニャね(´・ω・`)、戦争とか魔物とかで若いのから死んで逝くニャ(´・ω・`)」


「そうですね(´・ω・`)私の国は…私の居た所は平和で戦争とかなかったですけど、それでも戦争自体はありましたからね(´・ω・`)」


「娘っ子、暗い話はその辺りにして、ヨギリとの手合わせを頼む。」


「あっ、そうですね…その前にシグレさん。」


「何どすか?」


「さっきの魔力調整の問題って何ですか?」


「あぁ~簡単にゆーとカノンんお嬢ちゃんみたいな規格外ん魔力やと魔力を通す道を調節どしたら…爆発やてせんかいな?と思ったやけどす。」


「………可能性は大いにありますね(´・ω・`)…それなら魔力タンクみたいなの出来ませんか?」


「魔力タンク?」


「電池…いや、魔力を溜められるものを取り付けて、そこから魔力を抽出?提供?する感じの物です。」


「そら…なんとまぁ…考えもせん方法どすなぁ…魔力を溜める…蓄積…ちょい考えてみます。」


「はい、お願いします。」


「これが可能なら魔術を使えへん人やて使えるようになってまっしゃろから、魔道具ん革命どす!お願いされなくてもやるんや!」


「あれ?魔術が使えないと魔道具って使えないんですか?」


「すんまへん、正確には魔力がすけないちゅうべきどしたね、魔力はどなたはんやて持ってまっけど、魔力量は人それぞれどす、やから魔道具使うんかて必要な魔力が無ければ使えまへん。ほんで魔道具とは…戦いに使う物が殆どで、必要になる魔力がぎょうさん必要で、使うんも結構エライんどす。しゃわーみたいにそないに魔力を必要とせん日常で使用しはる物は殆どあらへんどす、やからうちは研究したはるんどす。といっても狐人…こん村ん人々ん安全ん為に戦闘で使うモンん研究がが殆どどすやけどね(´・ω・`)」


「そうなんですか!?魔道具ってもっと面白い物が沢山あると思ってました

(´・ω・`)」


「えぇ、不本意もって、戦闘に特化どした物が殆どどす(´・ω・`)」


「残念です(´・ω・`)取り敢えず魔力タンクの件お願いします。」


「あたり前どす♪会議に参加しはるって言うてなければ、今からすぐに取り掛かるんどすやけどね(´・ω・`)」


「ははは、それは我慢」


「娘っ子まだか?」


「あっ、すいません、今行きます。すいませんシグレさん。」


「よろしおす、また今度ゆっくり魔道具についてお話しましょ♪カノンんお嬢ちゃんからはおもろい話が聞けそうどっから♪」


「はは…お手柔らかにお願いします。それじゃぁ、ちょっと行ってきます。」


「行ってらしゃい。」




「すいません、お待たせしました。」


「待ち草臥れたぞ!」


「某はそのまま忘れてくれた方が良かったですよ(´・ω・`)」


「それは無理だと思いますよ?ゴルクさんの事ですから、日が改まるだけだと思います。」


「ガハハハ、よく分かってるじゃねぇか娘っ子。」


「そうですね諦めるしかないですね(´・ω・`)」


「で、ゴルクさんルールはどうしますか?」


「あ~それなんだがな…娘っ子には悪いが回避のみで頼みてぇ。」


「回避のみですか?別に良いですけど…。」


「正直、俺の食らった攻撃をヨギリが受けたら、最悪死ぬかも知れねぇからな。」


「え!?そんなになんですか!某おいとまさせて頂きますです!」


逃げようとするヨギリの首根っこをゴルクが掴む。


「逃げれる訳ねぇだろ!この莫迦。」


「にゃー!!」


「それはにゃーの言葉ですにゃ!」


「いや、そういう意味じゃないと思うよ?」


「ヨギリも諦めるっすよ。」


「そうなのじゃ、諦めが肝心なのじゃ(´・ω・`)」


「回避はいいですけど、勝敗は?」


「あぁ、娘っ子は武器無しで大丈夫だな?」


「はい、大丈夫です。」


「それなら、ヨギリも武器無しで娘っ子に触れたらヨギリの勝ちってことでどうだ?」


「それって私の負けで、すぐに勝負が付きませんか?」


「ん?ヨギリはそこまで速くないぞ?」


「え?速さの2号じゃないんですか!?」


「速さの2号?」


「あっ、いえ、キンさんより速いって聞いてたんで。」


「ガハハハ、キンよりは速いだろうが、俺よりは遅いぞ?その俺の攻撃をあれだけ躱して何言ってんだ。」


「カノンちゃん、自分はこの村でも強いって言われるっすけど、まだ師匠やゴルク爺の強さは上っすよ(´・ω・`)」


「え?あれ?そうなんですか?」


「まだ…か…よく言った!ガハハハ、キンやヨギリたち若いもんにはまだ負けられねぇな、ガハハハ。」


「そのうちに追い抜くっすよ!」


「だね~、取り敢えず、私は師匠を超えないとだね♪」


「にゃーも頑張りますにゃ!」


「ガハハハ、若いてぇのは良いな!」


「そうニャね。」「そうどすなぁ。うちん師匠なっと…。」


「そういうこった、ただヨギリは俺より少しばかり動きが変則で読み難いかも知れねぇがな。」


「変則ですか…。」


「まぁ、全力で動いても5分ってところだな、それぐらいには決着が付くだろ。」


「はぁ!?5分も全力で動けるんですか!」


「それぐらい動けねぇと生きていけねぇぞ?」


「そうなんですか!?」


「わーにはもう無理ニャ(´・ω・`)」


「うちも無理どす。」


「トウガも無理でしゅ(´・ω・`)」


「トウガはこれからじゃな、だが私も無理なのじゃ(´・ω・`)」


「自分はいけるっすよ。」


「私もギリギリそれぐらいだね。」


「にゃーには、まだ無理ですにゃ(´・ω・`)」


「種族的にちとキツイかもな…それでもそれ以上に動けたシナロナが異常なんだ(´・ω・`)」


「ニャ!?わーは異常じゃニャいニャ!」


「ようこそシナ婆さん異常の世界へ♪」


「カノちゃんに言われるとはニャ(´・ω・`)」


「種族が関係あるかは分かりまへんやけど、ほんでもシナ婆はんは規格外やったんでしょ。」


「最初は驚愕だったぞ、俺に付いて来れるのはギルルドぐらいだと思ってたら俺以上が居たんだからな(´・ω・`)」


「因みに何分ぐらい全力でいけるんですか?」


「俺が10分、ギルルドも似たようなもんだな。」


「それでシナ婆さんはそれ以上…っと、」


「わーも事はどうでもいいニャ!早くヨギリと勝負するニャ。」


「本当に、そのまま勝負のことを忘れてくれれば、某は嬉しいんですけど!」


「諦めが悪いっすね。」


「仕事的にはそっちゃん方が好ましいんどすかね?」


「時と場合によりけりニャよ。」


「それもそうどすなぁ(´・ω・`)」


「さて…っとヨギリさん手合わせしましょうか♪」


「カノちゃんはえらく手合わせに乗り気だニャ?ゴルクのときは逃げたいって言ってなかったかニャ?…何かあるのかニャ?」


「それは…ヨギリさんが虐めがいがあるからです!」


「「「え!?」」」


「い、虐めがいかニャ…。」


「間違えました♪鍛えがいがあるからです!」


「最初のがなければ、某も嬉しいと思うんですよ?最初のがなければ

(´・ω・`)」


「そんなにヨギリが気に入ったのかニャ?」


「気に入ったと言えばそうなのかな?一種の趣味です。」


「趣味かニャ?」


「はい、ヨギリさんにはくノ一になって欲しいと思ったんです。」


「くノ一ってなんっすか?」


「私の国に昔居た…今も居るかもしれませんけど、情報収集・攪乱・密偵とかのお仕事をしてた忍者の女性版です。」


「それはヨギリの仕事と同じだね。」


「はい、だからヨギリさんを鍛えて、是非ドジっ子くノ一になって貰いたいんです!」


「ドジっ子ってなんですか!!」


「ドジっ子…そのままだね♪」


「え?某はドジっ子ですか(´・ω・`)」




全力の時間がちょっと異常です(´・ω・`)…が、異世界ですから

魔法などの組み合わせでそれぐらいと思って騙されてくださいm(__)m

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