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私、魔王になりました(;´・ω・)  作者: 華丸chan
第三章
67/183

67、新キャラ。一人増えました♪

会話中心の入浴です(´・ω・`)

「あ~うん、そう見えるね♪納得だよ。」


「でも、トウガちゃんが男の子だったなんて…勿体ない(´・ω・`)」


「そうっすか?」


「ん~…ん~そうかも知れないね(´・ω・`)」


「ナンもっすか?」


「トウガちゃんが大人になって、村長さんみたいになったらと思ったら…。」


「あぁ~そうっすね、それは勿体ないっすね(´・ω・`)」


「いくら何でも、いきなり村長みたいにはならないよ。」


「そうっすね、村長になるのに40年はかかるっすね。トウガがあれに進化するなんて…残念っすね(´・ω・`)」


「あれって…村長さんなんですよね?この村のトップなんですよね?」


「とっぷって何っすか?」


「え?トップは…頭?かしら?ボス?…色々ありますけど、この村の代表の方が分かり易いですかね?」


「確かに…村長がこの村のとっぷ?代表だね。」


「そうニャ、村長はこの村のとっぷと言うやつニャ。」


「それにしては扱いがぞんざいですよね。」


「そらしょうがないわ、村長は4種族ん取り纏めってゆー立場せやかて、実際は各種族ん代表がやってるからね。うちら代表以外ん村人は村長としいやはそんけーするやけど、村長と種族代表を比べるとなんでも代表に肩入れしはるからね。」


「そうニャね、村長はどの種族にも属さずに中立、公平に公正で各種族間の問題を処理する立場にニャるニャ。損ニャ立場ニャ。」


「大変だったんですね、村長さん(´・ω・`)」


「そん代わりにキルトみたいな独自ん組織…人数はすけないやけど、情報伝達、収集とかをしはる組織を持つことを認められてるんよ。」


「あぁ~だからキルトさんは、他の猫人の人とちょっと違う感じがするんですね。その組織には何人いるんですか?」


「3人ニャ。」


「3人!?少ないですね。」


「こん村自体、人がすけないからね。」


「そうですね、私はキルトさんしか会ってないですけど、他の人はどちらに?」


「他ん2人は村ん周辺ん見回りが主どすなぁ、交代で見回りをしはるようになってるんどす、偶々今はキルトが村ん番やったっちゅうことやけどすなぁ。」


「3人しか居なくて、村にはキルトさんしか居ないのに、私に就いてていいんですかね?」


「村長からの指示だしニャ、それに種族間の問題ニャんてそんなに起こらニャいニャ。」


「そうなんですか?それなら良かったです♪皆さん仲良さそうですもんね。」


花音はマップを開いて確認する。


キルトさんはチェックしてるけど、他の2人はっと…


「あれ?」


「どうしったっすか?」


「いえ…私の家を囲むように3人が居るみたいで…さっきの村長の組織に女性は居るんですか?」


「居るニャ、基本その手の仕事は猫人族から選ばれるニャ、でも今回は猿人族から1人選んだニャ。」


「ヨギリが女っすね、タマより年上っす。ヨギリがどうかしたっすか?」


「そうですね…キンさんあっちの窓から、ヨギリさんにお風呂入りませんか?って聞いてもらえますか?」


「どういう…分かったっす。」


キンは花音が指定した窓を開けて


「ヨギリ!一緒にお風呂に入るっすよ。」


一緒にお風呂に入るのが決定事項と言う感じでキンはヨギリに声をかける。


窓から見える木の上から何かがドスンと落ちて来た。


「あたたた、キンいきなり何言っくれてるんですか!」


「?カノンちゃんからのご指名っすよ?」


「はぃ?」


「そっちの扉から入って来るっす。」


そうキンは言い残して窓を閉める。


「ちょ、キン!もぉ~…どうしよう(´・ω・`)」




しばらくして、脱衣所の扉が開く音と「失礼しま~す。」という声、そしてお風呂場の扉を開けようとガン、ガンという音がする。


「あれ?あれ?開かないよ?虐めですか?(´・ω・`)」


「やっぱり最初は分からないですかね?」


「普通はそうっすよ、ちょっと開けて来るっす。」


「横に開くのはニャ…最初は戸惑うニャ。」


「そうやね。」「そうなのじゃ。」「そうですにゃ。」「だよね~。」


「それでも私の中で、お風呂の扉は横開きじゃないとダメなんですよ。」


「カノンちゃんの拘りだね。」




「ヨギリ服は脱がなきゃお風呂に入れないっすよ。」


「え?いや、某お風呂に入る気は…ちょ、嫌!あぁぁ~、やめて!キン止めて脱がさないでー!」


「なんか言葉だけ聞くと卑猥ですね。」


「何をやっておるのじゃ。」


「あはは、力じゃキンに分があるね。」


「若いのは元気がいいニャ。」


「そうどすなぁ。」


「トウガは元気でしゅ。」


「若さは関係ないですにゃ?ゴルク様なんか元気過ぎますにゃ。」


「そうニャね(´・ω・`)」「そうどすなぁ(´・ω・`)」




キンとヨギリがお風呂場に入ってくる。


「うぅぅ~汚されました(´・ω・`)……ふわぁ~凄いですね。これがお風呂ですか♪」


「そうっす♪お風呂に入る前にかけ湯をするっすよ。」


キンは桶にお湯を汲みヨギリに勢いよくかける。


「キンさん!ダメですよ。他の人に迷惑をかけちゃ。」


「そうだったす(´・ω・`)、ヨギリ悪かったっす。」


「あのキンが素直に謝るなんて…カノンさん凄いです!」


「そんなにですか(´・ω・`)」


「あははは、キンは子供の頃から善意で迷惑をかけるから、みんな注意しづらいんだよ。」


「そんなに迷惑かけてないっすよ?」


「そう思ってるのはキンだけなのじゃ。」


「そうっすか?ヨギリ、かけ湯はこの桶にお湯を汲んで4・5回体にかけるっすよ、そのときに股間辺りは良く洗うらしいっすよ。」


「はぁ~分かりました。」


ヨギリはキンが言った通りにかけ湯をして、お風呂に入る。


「ぇ~初めまして花音って言います、よろしくお願いしますねヨギリさん。」


「はい、こちらこそよろしくお願いします。ご存知の様ですが、某はヨギリです。」


「ヨギリさん猿人なのに可愛いですね。」


「それはどういう意味ですか?」


「私が会ったことのある猿人族の人ってニグルさんとゴルクさんですから。」


「成程ニャ、あれを基準にしたらヨギリは可愛いニャ。」


「そうっすね。」「だね。」「そうですにゃ。」


「さすがにかな2人を基準にどしたら、他ん猿人が可哀想や。」


「そうですよ、あの御二方を基準にされたら困ります!それにこれでも某は女ですから。」


「そうですね、ごめんなさい。」


「ぁ、いえ、こちらこそすいません。」


「いえ、湯加減はどうですか?」


「温いですけど、これはこれでゆっくり出来ていいですね♪」


「種族で違うって訳じゃなさそうですね、もう1つお風呂を造るかな?」


「もう1つ造るんですか!?」


「ここを拡張して温いのと熱いのを造った方がいいかな?と思ったんですけど。」


「わーは賛成ニャ、温泉は熱いのが良いニャ♪」


「私はこれぐらいでいいよ。」


「にゃーもナンお姉様に同意ですにゃ。」


「私はどっちでもいいのじゃ。」


「自分もどっちでもいいっすけど、熱いのがあった方が両方楽しめるっすね。」


「トウガはこのお風呂がいいでしゅ。」


「某は熱い方もあった方がいいです、寒い時とか良さそうですよ?」


「あ~それはあるかもだね。」


「それなら2つ造ちゃいましょう。」


「それなら自分が居るときに造って欲しいっすよ。」


「それなら、お風呂を出た後に造りましょうか。」


「…そんなに簡単に造れるんですか?」


「カノンちゃんだからね~。」


「そうニャね、カノちゃんだからニャ。」


「うちも見てみたおすね。」


「トウガも見たいでしゅ。」


「某もいいですか?」


「別にいいですけど、見ても面白いものじゃないですよ?」


「それでもいいっすよ♪」


「はぁ…いいなら、私は構いませんけど。」




「そう言えば、ヨギリさん。」


「何ですか?」


「ヨギリさんたちは3人しか居ないって聞いたんですけど…3人で私の家を監視してて見回りは大丈夫ですか?」


「え!?某だけではなく、キルトとクルトにも気付いてたんですか?」


「えぇ、まぁ…もう1人はクルトさんって名前なんですね。」


「そう言えば…何でカノンちゃんは女性が居るのか聞いたの?」


「え?あぁ~、キルトさんはあれで警戒して近づかないというか近づき難くなってるでしょうし、女性ばかり、しかも女性の種族代表が2人集まってるから男性は距離を取るかな?と思ったんで、かなり近くに居る人は女性かな?と思っただけですよ。」


「はぁ~ε=(‐ω‐;;) カノンさんの仰る通りです。キルトは警戒してかなり離れた所に、クルトは女性ばかり集まってる近くで男が監視するのは不味いという尤もなことを言ってましたが、シナロナ様にバレたら後が怖いので離れた所から監視してます、それで女の某が近くに居たんですけど…キンではなくカノンさんにバレてたんですね(´・ω・`)」


「それがカノンちゃんっす。」


「いや、意味が分かんないよ(´・ω・`)」


「分からんのじゃ(´・ω・`)」





またキャラが勝手に増えました(´・ω・`)

村長直属が3人なのは考えてましたが、一緒に入浴することになったので女の子になりました。


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