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私、魔王になりました(;´・ω・)  作者: 華丸chan
第三章
61/183

61.続・将棋。…(´・ω・`)

将棋?を作りました。

「よし♪ルールを説明しますね、槍持ちは前に1マス…。」


花音は駒の動かし方を説明していく。


「それで、敵陣ていうのかこの3列内に入るとクラスチェンジが可能になります。」


「クラスチェンジかニャ?」


「そうです。槍持ちを例にすると前に1マス進みますけど、最後まで進んだら動けなくなるじゃないですか。だから敵陣に侵入すると盾持ちと同じ動きができるようになります。」


「はぁ~。」


「王と盾持ち以外は敵陣に侵入すると最初の動きが出来なくなる代わりに盾持ちの動きが出来るようになるんですけど、1本剣とかはクラスチェンジしない方がいい時もありますからクラスチェンジした方が絶対にいいとは限りません。で、そのままだとクラスチェンジしてるのか分からなくなるんで、クラスチェンジした駒にはこの旗を背中にある穴に刺して分かるようにします。」


「クラスチェンジしたら元には戻れないんっすか?」


「戻れません。まぁこれは私の国でのルールなんで、ちゃんとしたルールが作れるなら戻ってもいいかもしれませんね。」


「ちゃんとしたルールっすか?」


「例えば旗を取って元に戻るので1回分とか、そうしないとクラスチェンジしたランスの行動範囲に王が居た場合に旗を取ったらそのまま王が獲られちゃうじゃないですか。」


「それを含めて考えてもいっすけどね。」


「そうなのじゃ。」


「そうですか?まぁ、私の場合私の国のルールで慣れてるからそういう考えのなるのかもしれませんね。最初からそんなルールだったら、それが当たり前になるんでしょうけど…遊びとしてはどうなんでしょうね?」


「やってみたら分かるっすよ。」


「そうなのじゃ、やってみるのじゃ♪」


「スダレはダメニャ!」


「何故ですか?シナ婆さん(´・ω・`)」


「そうっすね、スダレは今回は見てるだけっす。」


「何故なのじゃ!!」


「スダレが負けると終わらニャくニャるニャ。」


「うっ…ぐぅ…。」


「そうっすよ、今回はルールをどうするかの検討っす、スダレはルールが決まってから遊ぶっす。」


「むぅ~しょうがない…しょうがないのじゃ(´・ω・`)今回は諦めるのじゃ…。」


「そ、それじゃあ、基本はさっき言った私のルールに成り戻りじゃないや、クラスチェンジした後にいつでも元に戻れるルールを加えてやってみましょうか♪」


「カノちゃんがやるニャ?」


「いえ、私は見てますんで、シナ婆さんとキンさんでお願いします。」


「カノンちゃんは見てるだけっすか?」


「見てるだけというか、見てて駒の動かし方とか間違ったりしたときに注意します。」


「それがいいっす…かね?」


「それでいいニャ、キン、よろしくお願いするニャ。」


「よろしくお願いしますっす。」


2人は特殊ルールの将棋を打っていく。




「これは…こうニャ。」


「違いますよ、1本剣は横には動けません。」


「これは確か斜めだったすね。」


「2本剣が斜めにどこまでもって言っても盤の外に出たらダメですよ!」


「ダメです!自分の駒を素通りしないでください。」


「ダメなんっすか?味方なんっすから通してくれてもいいと思うんっすけど。」


「そ、そう言われると、そうなんですけど…ダメです!」


「そうっすか(´・ω・`)」


「ダメっす!王が獲られるっす。」


「いや…盤の外に逃げないでください(´・ω・`)」


等と色々ありながらシナ婆さんの勝利で終わった。




「という事で…やってみてどうでしたか?」


「ダメニャ(´・ω・`)普通に考えたら出来ることがルールで出来ニャいようにニャってるニャ、これは…カノちゃんには悪いがニャ、ルールを覚える前に遊ばニャくニャるニャ(´・ω・`)」


「そうですか(´・ω・`)」


「それに当初の目的の旗っすけど、クラスチェンジしたら戻る暇がなかったっす。」


「なかったですね…将棋は没ですね。」


「そうっすね…。」「そうニャね(´・ω・`)」「残念なのじゃ(´・ω・`)」


「そう言えば、2人とも獲った駒を使いませんでしたね。」


「捕虜を戦場に出すニャんて、いつ裏切られるか分からニャいニャ。」


「そうっすね、信用できないっす。」


「いや、これは遊びですよ?そこまで考えなくても。」


「そう言われてもニャ…。」


「そうっすね、どうしても警戒心が出るっすから使えないっすね…。」


「そうですか、なら人生ゲームでも作りますか?」


「それはニャんニャ?」


花音は将棋盤と駒を使って説明する。


「数字の書いてある…物を使って、出た数字進んで止まったところに指令が書いてあるんでその指示通りにお金が…お金が無いや…物が手に入ったり。」


「カノちゃん…。」


「はい?」


「この村で字が読める人がわーとゴルク、ギルルド、村長ぐらいしかいニャいニャ(´・ω・`)」


「え?そうなんですか?…シグレさんは文字が読めないんですね、ちょっと意外でした。」


「師匠は読めるが…読めんのじゃ。」


「どういうことですか?」


「シナ婆さんとかが使う文字ではなく、魔道具の研究の為の文字で普通に使う文字と違うのじゃ。」


「古代文字…とか言うやつだったりしますか?」


「うむ、古代文字とエルフ文字、ドワーフ文字じゃな。」


「あぁ~シグレさんらしいですね…って…え!?ドワーフがいるんですか?」


「ドワーフは普通にいるニャ。エルフじゃニャくてドワーフにビックリするのかニャ?そっちの方がビックリニャ。」


「エルフがいるのは知ってたんですけど…。」


「ドワーフよりエルフの方が珍しいニャよ?わーも旅の間ドワーフには会ったがニャ、エルフには会わニャかったニャ。」


「そうなんですか…。」


「…まぁ、という訳で師匠は読める文字が普通と違うのじゃ。」


「自分も文字が読めないっすよ、それにドワーフもエルフも見たことないっすよ?」


「私も見たことはないのじゃ、文字があるから存在はしてるんじゃろうが…。」


「わーもエルフは見たことがニャいニャ。」


「私もエルフとドワーフは見たことないですよ?エルフのことはちょっと聞いたことがあるだけでドワーフのことは全然聞いたことがなかったんで驚いただけですよ?」


「エルフが話に出て、ドワーフが話に出ニャいニャんて珍しいニャ。」


「エルフとドワーフってどんなんっすか?」


「どんなんっすか?と言われてもニャ…エルフはアガルト大陸のダンジョンで見かけることがあるぐらいしか知らニャいニャ、ドワーフはルーニア大陸に国があるニャ、国があるがニャ…何処の大陸にもいるらしいニャ。」


「どこの大陸にもですか?」


「そうニャ、ニャんでも…鉱石探しとお酒造りの素材探しとかであちらこちらを旅してるらしいニャ。」


「酒ですか(´・ω・`)」


「あいつらは鍛冶とお酒だニャ。」


「おさけって言うのはカノンちゃんが料理に使うって言ってたやつっすよね?」


「はい、ただドワーフのお酒が料理に使えるかどうか…。」


「使えんのか?」


「実際に味と匂いを見てみないと何とも…お酒も種類が沢山ありますから。」


「そうなんっすか。」「はぁ~そうなのか。」


「話を戻しましょうか。将棋は没、人生ゲームも没。あとはトランプぐらいですけど…これは素材がないから作れないでしょうね…。」


「そうニャのかニャ…残念ニャ(´・ω・`)…残念ニャが、リバーシがあるニャ!カノちゃんリバーシをお願いするニャ。」


「わ、私の分もお願いするのじゃ。」


「キンさんはどうしますか?」


「自分は要らないっす。師匠もしないと思うっすし、遊びたかったらカノンちゃんの家に遊びに行くからいいっす♪」


「はぁ…そうですか、それならシナ婆さんに2セットとスダレさんに1セット用意しますね。」


「お願いするのじゃ♪」「お願いニャ。」


花音はリバーシを3セットの創り出す。


「カノちゃん対価はニャにがいいかニャ?」


「別にいいですよ。」


「そういう訳にはいかニャいニャ。」


「そ、そうなのじゃ。」


「スダレは考えてもなかったっすね…。」


「そ、そんなことはないのじゃ!」


「スダレさんも別に対価なんていいですよ?」


「カノンよ…ここで、そうか?ありがとう♪という訳にもいかんのじゃ。」


「そうなんですか…それなら…布をお願いします。」


「布かニャ?」


シナ婆さんは自分の服を引っ張って確認する。


「はい、その布です。布団を作りたいんで、少し大きめにお願いします。」


「そんニャのでいいのかニャ。」


「はい♪」


「分かったニャ。あとで持ってくるニャ。」


「私も布でいいのか?」


「スダレさんも…布でお願いします。」


「分かったのじゃ。」


「さて戻るかニャ、キン、運ぶのを手伝って欲しいニャ。」


「了解っす。」


「カノちゃんありがとニャ、美味しかったニャ。それにリバーシもありがとにニャ♪」


「美味しかったっす、また一緒に食べるっすよ♪」


「美味しかったのじゃ、リバーシもありがとうなのじゃ♪」


「はい♪」


と3人はリバーシを抱えて戻って行った。





すいませんm(__)m

勝手ながら今後、月曜~木曜まで花音ちゃんを投稿して、

金曜に茂里…もう一つの方を投稿して、土・日は投稿なしで生きたいと思います。

よろしくお願いしますm(__)m


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