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私、魔王になりました(;´・ω・)  作者: 華丸chan
第二章
50/183

50、ナビちゃん先生の説明会。はい、説明会です。


ナビちゃん先生の説明会始まるよ~。パチパチパチパチ。


(花音様…何ですか?それは。)


ん?気分です。そんな感じの気分でした。


(分かりました。創造錬金に関しての理由は2つあります。)


2つでありますか?


(はい、1つ目はシナロナ様も仰ってましたが…)


ナビちゃん…。


(なんですか?)


シナロナ様って誰?


(シナロナ様は花音様で言うところのシナ婆さんです。)


あっ!そうだった、そうでした。会議の自己紹介の時に言ってた!ナビちゃんよく憶えてたね。


(花音様が忘れっぽいだけです。キルト様のこととか色々と。)


ん~そうなんだよね、結構忘れっぽいんだよね私。


(説明を続けてもいいですか?)


あ、はい、お願いします。


(シナロナ様が仰った通り魔力が少なすぎて碌な付与が出来ないことが1つ目の理由です。)


魔力か~でも私は普通に使えるよ?


(普通を通り越して異常です。)


異常じゃないやい!


(花音様はドラゴンの魔王と同等の能力を与えられてますから、問題なく能力付与が出来てます。)


ドラゴンの魔王様にはお礼言った方がいいかな?


(それは関係ないですから必要ありません。)


そっか、でも私が問題ないんだからドラゴンの魔王も問題なく付与出来るんじゃないの?


(花音様…。)


え?なに?私何か変なこと言った?


(花音様がルナリア様から頂ける能力を選んだ時に何を基準にされたのですか?)


え?ん~っと…あっ!後から覚えることが出来ない能力をお願いしたよ!


(そうです、いくら魔力が高くても創造錬金と万物創造は後から覚えられませんから、ドラゴンの魔王でも使えません。)


そう…だよね、でも魔力が高い人で覚えてる人もいるかもしれないじゃん。


(その可能性はあります。)


ほ、ほら、それなら…


(可能性はありますが…2つ目の理由になりますが、イメージの問題になります。)


どういうことかな?


(イメージは明確な方が付与能力が高いです。花音様が簡単にイメージ出来ることがこの世界の者には出来ないというだけの話です。)


分かりません。


(回復の杖を例にすると、花音様は魔力回復や体力回復にどのようなイメージをしたのですか?)


えっ?なんかこう、ゲームとかで回復薬をがぶ飲みするイメージ?体力、魔力ゲージがガンガン回復していくようなイメージ…かな?


(ゲームがありませんから普通はイメージ出来ません。ですから花音様ほどの回復力は付与出来ないということになります。)


成程…簡単に言うと奈良時代の人が携帯電話や自動車を想像できないようなものかにゃ?


(花音様の例えの方が分かりません。)


え?そう…かな?


(以上の2つの理由から創造錬金は低位能力とされています。)


そうなのかな?魔力は兎も角、イメージだけなら武器とか凄いの創造できそうだけど?


(花音様の仰る事は理解できますが、例えば剣を創造しようとした場合、魔力のことを考えなければこの世界では、ドラゴンを斬ることが出来る能力までしか付与出来ません。それ以上がイメージ出来ないからです。)


ドラゴンが斬れるだけでも十分だと思うけど?


(花音様のドラゴンに対するイメージがどのようなものかは分かりませんが、ドラゴンも低位から高位まで存在します、ドラゴンの魔王までいくと斬るということすら考えることが出来なくなります。)


え?そうなの?凄すぎて斬ることを放棄しちゃうのかな?私なんかドラゴンで一括りだよ?


(それは花音様のドラゴンに対するイメージが大雑把なだけなのでは?)


ん~そうかな?そうかもね。私の世界では神様だったり邪龍だったり使い魔だったり色々居るからね…でもそっか、イメージか…私の武器を作るときはラスボスをイメージするよ。


(意味が分かりません、分かりませんが…また異常な物が創造されるのは分かりました。)


異常じゃないですよ!

まあいいや、とりあえずまだ大丈夫ってことは分かったし、何処までが安全なのかな?


(ルナリア様を基準にすると危険ですが、人族が滅亡しなければある程度は問題ないと思います。)


ルナさんを基準にしたらダメなんだね。


(はい、ルナリア様は基本が放置ですから、ルナリア様が動かれるならそれは最終段階一歩手前です。)


そこまで放置するんだ…ある意味凄いね…。




さて、本題だね。この世界にレベルって存在するの?


(レベルというのは存在しません。)


や、やっとだよ…邪魔が入らずに確認できた♪

そして回答は存在しないですか…なぜこれだけを聞くのにあれだけの邪魔が?



レベルが存在しないなら強さはどうしたら知ることが出来るの?


(感じてください。)


無理!フォースですか!


(勘で)


む!り!


(そう言われましても、花音様が居た世界はレベルがあったのですか?)


え?いや無いですよ。


(それならこの世界にもありませんよ。)


そうなの?


(基礎は同じですから、あとは管理者がどうされるかですね。)


それならレベルがある世界もあるってこと?


(可能性はあります。ありますが、それを知ることが出来るのはルナリア様だけです。)


ルナさんか~、って聞いてもその世界に行ける訳でもないしね…残念。

レベルカンストとかっていいよね~あれ?でもレベルがないなら上限なしの無限…増殖?


(増殖されるんですか?勘弁してください。)


いや、増えないから!増殖しませんよ!でも勘弁ってどういうことかな?


(そのままの意味です、花音様が増えると世界の滅びます。)


私が増えても世界は安全です!…たぶん。


(花音様が増殖された分うっかりが増えますから危険です。)


うっかりじゃないよ!なにそのうっかり大量破壊兵器みたいな言い方は!


(亜空間とか亜空間とかうっかり創造したじゃありませんか。)


大事なことだから2回ですね、分かります。はい…ソウデスネ。すいませんシタ。



コホン、レベルがないってことは制限なしで強くなれるってことだね♪


(ある意味そうですが、限度はありますよ…普通は。)


私が普通じゃないみたいな言い方は止めて!

実際に相手の強さってどうしたら分かるんだろうね?

ゴルクさんも強いんだろうけど…よく分かんにゃい。


(それなら一発殴ってみて、避けたり、防いだりしたら強いということで、どうですか?)


それいいね♪…って良い訳あるかー!その一撃で死んだらどうするの⁉


(そうですか、それなら花音様が力加減を覚えるしかないですね。)


それしかないかな?私より弱いならいいんだけど、強かったときが困るんだよ。

相手の力を見誤って私が危険になるのは避けたいから、相手の強さを知りたいんだけどにゃ~。


(それなら問題ありません。)


へ?それはどういうことですかな?


(花音様より強い者はいません。)


はぇ?居ない…居ないの⁈


(はい、現在花音様と同等なのが2名です。今後増える可能性はありますが、ほぼ皆無です。)


2名?4名じゃなく?


(はい。)


確か魔王って4人居たよね…。


(はい、現在魔王は5名です。自称が67名です。)


自称が67人もいるのか…でも魔王が5人?1人増えてるよ。


(花音様が増えました。)


私増殖してないよ!


(…いえ、元から居た魔王が4名に花音様が加わりましたから5名です。)


あっそっか、私も魔王でした。

それで、2名というのは魔王でいいのかな?


(はい、ドラゴンの魔王とスライムの魔王が花音様と同等です。)


ドラゴンの魔王が同等なのは分かるよ、私の基…私の能力の基だからね、

スライム、スライムが魔王なの⁉


(はい、スライムも色々存在しますから。スライムの魔王はダンジョンの奥から出て来ません。)


スライムの魔王はダンジョンでなにやってるの?


(特に何もしてません、ダンジョンの奥でプルプルしてるだけです。)


プルプル…それで魔王なの?


(はい、ルナリア様も花音様に好きに行動して良いと仰ったじゃないですか。)


好きにしていいからプルプルしてるのか…なんか可愛いかも♡




残りの魔王は?説明プリーズです。







あと1話投稿です。

ちょっと駆け足になってしまいましたすいませんm(__)m

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