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私、魔王になりました(;´・ω・)  作者: 華丸chan
第三章
177/183

176、1000人という数字。

PC治りました♪お待たせしてすいませんでした。



分体たちは村長を始め、その場に居る全員の近くに1体ずつ移動する。

残った分体は武道場の壁に張り付く。



「なんか水の中に居るみたいですね。

それで、これ、どうするんですか?」


「ただ、ニャにかあったときに、わーたちを守ってもらうだけニャよ。」

「何かって?」


「スリーピーさん、分体にわーたちを守ってもらいたいニャ、守り易ければ、わーたちを途中まで取り込んでくれてもいいニャよ?」

「ん。」



シナ婆さんの言葉に分体はシナ婆さんたちを胸の辺りまで取り込む。



「変な感じがしますわね…。」

「うちは2回目です。」


「それじゃあ、ラクネアさん続きをお願いするニャ。」


「分かったです。シナ婆さんたちには主が来る前に説明した内容と同じですです。」



そう前置きして、ラクネアは花音に調べた内容を伝える…。



「やっぱりそういうことですか…。」

「主は気付いてたです?」


「はい。とは言っても、ダンジョンに行った時のキンたんの言葉でそこに気付いたってだけですけどね。

確かに、犬人、猫人、狐人って、種族だけで固まってたら、偏り過ぎる編成ではあるんですよね…そこに他の種族の能力を有した人が加われば、戦闘の幅が広がって、戦い易くなる………とは思いますけど、やり方が好きじゃないです。」


「ですです。」


「わしらは猿人族以外が種族混合で行動することが多いからのぅ…。」

「そうだニャ。能力だけで見れば、人族はわーたちに近いんだがニャ…。」

「ですです。ただ…人族は基本スペックが低いですです。」


「ラクネア殿、スピックとは何かのぅ?」

「スペックですです。基本性能…獣人族と人族とでは、身体能力が違い過ぎるですです。」

「それは、ラクネアさんも同じだニャ?」

「それでも人族がはびこ…多いのは、知識と数の為ですです。」


「知識と数ですか?」


「ですです。うちの『はやち轟雷』は……主の壁を壊せなかたですです…。

が!あれを防げるのは極々僅かです!人族には無理ですです!」


「それで…それが何か関係があるんですか?」


「大ありです!いや、あまりないですです…。

ちょっと話せが逸れたです。

人族は大人数で多重防壁を張るです。それでも『ちはや』は防げなくても、ある程度強力な魔法は防ぐことが出来るです。」


「そうなんですね~。」

「そんなことが⁉」


「ですです。だから『ちはや』はうちの奥の手の1つですです。

調子に乗って使いまくれば、防ぐ手立てを講じられるです。」


「まぁ…そうだニャ。人族とはそういう種族らしいからニャ。

旅で会った人族はそうでもニャかったんだがニャ…。」


「そうじゃのぅ…身体能力が上のわしら獣人族がこの森で大人しくしておるのも、それがあるからじゃの。」


「そうなのですかにゃ?」

「うむ…わしは知らんが、そういうことらしいのぅ。」


「カンダチ…まあそうだニャ。

わーもカンダチと同じで詳しくはニャいんだがニャ…人族とは戦えば戦う程手強くニャる種族らしいニャよ?

情報を持ち帰られると対策されるからニャ、だから人族と戦う時は殲滅ニャ!

…ニャ………っと、カノちゃんごめんニャ。」


「ん?え?なんでそこで?」

「いや、カノちゃんは人族だからニャんだがニャ…。」


「ああ…そうですね。気にしなくて大丈夫です。私は人族ですけど、腕と足も6本もないですから、きっと同じ呼び方の別の種族ですよ♪」

「まだその話を持ち出すのかニャ…。」


「そこは冗談ですけど、本当に気にしないでください。」


「そういえば、主は本当に人族ですです?」

「失礼な!人族(?)ですよ!」


「し、失礼したですです。話を戻すとです。

人族は魔族や獣人族よりも弱いのに手を焼く種族ということですです。

うちらの大陸はレイリーが中途半端だから対策されまくりですです。」


それがレイリーさん嫌いの一因かな?


「それで何で人族の話になったんですか?」

「ん?ああ………基本性能の違い。からですね。」


「ですです。今は基本スペックは忘れるですです。

話を本筋に戻すとです、うちの見解は主が居ればすべて解決ですです。

でも主に頼むかで迷ってるですです。

目的を優先するか、その道程を優先するかで迷てるですです。」


「私的には皆さんの気持ち次第です。私が救出するでも、自分たちで救出するでもどちらでもお手伝いします。

ただ、問題はこの状況ですぐにことを起こすとどうなるでしょうか?」


「ん?」

「どういうことですかにゃ?」

「あっです!」


「ラクネアさんは思い付いたようですが…皆さんはどうですか?」


「死人が出る…ですか?」


「キルトさんのそれは私も嫌なんで、可能な限り避けたいですね…。

それ以外は…。

少し情報を出しましょう。私達の相手は本当に1000人だけなんですか?」


「なにを?ラクネア殿が嘘の情報を教えたということかの?」

「失礼ですです!うちが主に嘘の情報を教えるはずがないですです!」


「す、すまん。だが、それ以外には思い付かんのじゃがのぅ…。」



シナ婆さんは………何か気付いたみたいだけど、黙ってるって感じな?

カルトさんもかな?カルトさんって私が居ない方が凄いんじゃないかな…。



「あっ!救出後ですか!」

「クルト?」

「まあ、当たらずとも遠からずって感じですね。」


「私達が相手にしなくちゃいけないのは今のところ1000人ですわ。

…ですが、そこに他の人族が参戦して来ることになればそれだけでは済みませんわね。

それに場合によっては原因になった私達にこの森の獣人族は…。」


「そうですね。オルトさんを無事に救出できたとしても、人族がこの森に攻め込んで来る可能性。

この森に人族が攻め込んで来れば、他の獣人族がどう動くか…。」


「カノちゃんには考えがあるのかニャ?」


「今のところは何とも…ちょっと根回しできればとは思ってますけど…実際にやってみないことには…ってところです。」


「…そうかニャ。」


「その辺を踏まえて考えてみてください。」

「分かりましたわ♪」

「難しいですにゃ…。」


「カノちゃんは答えが出るまでどうするつもりニャのかニャ?」


「私ですか?取り敢えず3つのことを急ぎます。」

「3つ?」


「例の件と訓練参加者の為の道具作成、最後がこの大陸の人族のことを知る為に少し旅に…。」


「危険ニャ!」

「ですです。」

「ダメですわ!」


「あの~皆さんを基準で考えてませんか?私は人族ですから、そこまで危険じゃないと思うんですけど…。」


「いいや!カノちゃんのことだから、きっとうっかりで大惨事ニャ!」

「ですです!」


「………私のうっかりって信頼されてるんですね…って、全然嬉しくないです!」


(仕方ありません。今までのことがありますから。)


ナビちゃんまで⁈





今回短めです。もう少し上手く書けるんじゃないか?

上手…というか、もっと何かありそうなんですけど、思い付きません。

消化不良っぽい感じです。

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