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私、魔王になりました(;´・ω・)  作者: 華丸chan
第三章
143/183

141、空を飛ぶ。またやってしまいました…。

すいませんm(__)m

その人のことは置いといて、防壁張って高山病って防げるの?


(高山病…ですか?)


あれ?高山病の話じゃなかったっけ?


(いえ…頭痛・嘔吐・目眩の話です。)


あぁ…うん、そうだった、私の世界で山に登たときに酸欠状態になって似たような症状に陥ることがあってね、それが高山病なんだけど…そうだね、こっちでも同じとは限らないね。

また思い込みが発生してたよ…それで防壁でその症状は防げるの?


(仮定の話になりますが、ドラゴンやワイバーンは空を飛ぶときに風魔法の防壁を張ってますので、それで大丈夫なのでは?っと思ったのですが…。)


ん?それって…飛来物とか……まあいいや、やってみよう。


(さすがは花音様、何事にも体当たりですね。)


うん、そっだよ♪私が体当たりしたら大抵の物は壊れちゃうけどね♪


(……。)


あの~…そこは「なんでやねん!」ってツッコんで欲しい所だったんですけど…。


(え?すいません。ナンデヤネン。)


ぅん、素敵な棒読みありがとう…よし!やってみよう♪




花音は重力魔法を解除して、風魔法だけで試してみることにする。

先ずは防壁、自分の体を包むような感じで防壁を張り、次に飛ぶ為に足の裏に魔力を集めると…花音は打ち上げ花火のように上空に打ち上げられる。






「おぉぉ~飛んだっすね。」


「そうどすなぁ…普通はあないなもん考えつかんのどすけどなぁ…。」


「そうだナ…わてらが空を飛ぶイメージは鳥人族かドラゴン、ワイバーンのような羽をイメージするからナ。」


「お師さんなら羽生やせそうですよね。」


「分体と同じで出来そうだニャ。」


「ヨギリ、羽生やしても空は飛べへんよ。」


「そうなんですか?」


「そうやよ、うちで実証済みどす。」


「何をやってるんだナ…。」


「空飛べへんもんからすれば、空を自由に飛ぶゆうんは夢どす!」


「それは否定せんがナ…それで羽生やしてどうなったナ?」


「……ただ手をパタパタさせたやけで、何んもあらしまへんよ…。」


「「……。」」


「それは可愛いニャね♪」


「そう…ナね。」







あぁ…これってさっきの成功例の人と同じかも…。


(似たような感じですね。)


そっか…ここで重力魔法発動!


(どうしたんですか急に?)


私の知ってる空を自在に飛ぶ方法って…どうやってるんだろうと思って、重力魔法で自分の周辺を無重力にして、空中を漂ってる間に考えようかな?って思ったんだけど…流されてるね…これ。


(ソウデスネ。)


まあ、落下しないなら、あとは進みたい方向に風魔法で誤魔化せばいいかな?


(誰を誤魔化すつもりですか)


……私?


(花音様を誤魔化すのですか?)


やっぱり無理かな?


(いえ、そういうことではなくてですね…。)


あははは、ナビちゃんが言いたいことは分かってるよ♪でも気分的な問題だからね…私の知ってるのは気を使ってるらしいんだけど…気?気って何だー!


(気はゴルク様やヨギリ様が使っています。)


それは知ってるよ…でもあれをどう使えば空が飛べるの?


(花音様のように跳ねてることを飛んでると言ってるのではないのですか?)


ううん、ビュンビュン飛び回ってた。


(⁉それは凄いですね、でもどうやって…。)


だよね~、そこが全然分からないんだよね。


(そうですね、でも…。)


でも?


(花音様は今はまだ気を使えませんから考えても意味がないのではないですか?)


……それもそうだね♪でもね、それならそれっぽく見えるようにしたいんだよ!


(だよ!と言われましても…今の状況で風魔法ぐらいしか方法はないのではないですか?)


やっぱりそれしかないか~…それならそれでもいいや♪



花音は風魔法を推進力に周囲をぐるぐる飛んでみる。



うん、これでいいや♪


「フハハハハハ♪……ハハ…防壁で風を感じないから、なんか飛んでる気がしない…。」


(贅沢ですね…それで頭痛・嘔吐・目眩の方はどうですか?)


うん、それは大丈夫だよ♪


(それは良かったです。)


ありがとね♪でも私の場合ナビちゃんの忠告のお陰なのかどうか分かんないんだよね…。


(と、言うのは?)


私ってドラゴンの能力を与えられてるからね…私が特殊って可能性もあるよね?


(確かにその可能性はありますね…。)


今はそこまで考えなくても良いかな?取り敢えず私は空を飛んでます!♪~♪~。

そういえば…人族の街ってどっちなの?


(花音様から見て右斜め後ろの方向ですね。)



ナビちゃんはマップを表示して説明する。



あっちの方か~…見えないね。


(この森は獣人族の縄張りですから、人族の街はこの森から結構離れてます。)


そっか…今回はここまでだね。みんな待ってるだろうから戻ろっか、それじゃぁいっくよ~。


(え?何をする気ですか?)


高速で飛んで近づいてピッタって急停止するやつ、あれやってみたかったんだよね~♪


(ちょ、ちょと花…。)



ナビちゃんの言葉を置き去りに花音は高速で地上に戻って行く。

そして…




あっ…これってどうやって止まってるんだろ?……あは♪


「ちょ、ちょっとストップ!スットーップ!」


花音はどうにか減速に成功するが、そのまま停止することは出来ずに案の定地面に突っ込む…。







花音が上空で戻ることを決める少し前の地上で…。



「⁉みんな逃げるっす!」


「何事どす⁉」「何ニャ⁉」「何事ナ!」


「いいから急ぐっす!」


キンの焦りに全員が急いでその場から避難する。

ヨギリはキンの言葉を聞いた瞬間に避難を開始し、

スダレもキンの言葉を聞いた瞬間にトウガを抱えて避難する。



避難し終わった直後に上空から何かが高速で落ちて来て地面と衝突する。

衝突による轟音と振動に土煙…その落下して来た何かを警戒して全員が警戒態勢を執っている。




「い、痛つっっっ。」


なかなか晴れない土煙の向こうで花音の声を聞いて一同は安堵し、警戒を解き土煙が晴れるのを待つ。



「はぁ~ぁ…カノンちゃんだったっすか…。」


「ニャにが起こったのかニャ?」「何やってるんだナ!」


「す、すいません…高速で近づいて目の前で急停止っていうのをやってみたかったんですけど、止まり方が分かりませんでした。」


「そんなことを考えるからだナ!そんなこと誰もやったことが無いナよ!」


「そうニャよ、空を飛べる種族と魔物以外で空を飛んだのはカノちゃんが初めてニャよ…ということはニャ、急停止が可能かどうかもわー達には分からニャいニャ。」


「そうナ、これからカノちゃんが自分で試行錯誤してものにしていくしかないナ、それをいきなり急停止?普通に地上を走っても急停止なんか出来ないのナ。」


「そ、そうですね…車は急に止まれないって…当たり前の事でした。」


「「「車?」」」

その場に居る全員には車が何なのか分からない。


「あっ…馬車のようなものです。」


「「「馬車?」」」


キンとヨギリ、スダレは馬車については理解できず、シナ婆さん、ハルサメ、シグレは馬車で理解できたようだ。


「馬車は馬を使った乗り物ニャ、良く人族が使ってるニャよ。」


「うちは見たことあらへんどすが、ドワーフの文献には載ってたんどす。」


「まあ、確かに走ってる馬が急に止まるのは難しいナね、それを知ってて急停止なんてものを思い付きでやろうとしたのかナ…。」


「はい…すいません。ちょっと調子に乗ってました、嬉しくてつい…すいません。」


「空を飛べたことで嬉しかったのは理解出来るんだがニャ…カノちゃんらしくニャいニャね。」


「返す言葉もありません。」


「師匠もシナ婆はんもそのへんでよろしおすやろ?カノンのお嬢ちゃんはヨギリと同い年どすえ?」


「「あっ…」」


「それでもナ…力ある者はその使い方には注意が必要ナ、特にカノちゃんの場合はナ…キンの警告が無ければ、わてらはこれに巻き込まれてたんだからナ。」


「そら…確かに。」


シグレたちが花音の周囲を見れば、見事なクレーターが出来上がっていた。


「これに巻き込まれたら無事じゃ済まないっすね…。」


「重症確定ですね…。」



花音はその場に正座して頭を下げる。


「皆さんすいませんでした。それとキンさん、気付いてくれてありがとうございました。」


「気付いたというか…その場に居ることが物凄く嫌な、危険な感じがしただけっす。」


「キンの勘に救われたニャ。」


「そうどすな。」


「キンのあの手の勘はほぼ当たるのじゃ。」


「スダレもトウガのことおおきにね。」


「い、いや、師匠だと反応が遅れると思っただけなのじゃ、それに弟弟子…弟のようなものじゃからな。」


「そこは素直に受け取ればいいんじゃないっすか?」


「そこで素直になれへんのがこん子なんよ♪」


「今回は怪我人もなくてナ、みんな無事だったから良かったものの…。」


「すいません。」


「よし!決めたナ。」


「ハルちゃん?」


「わては村に住処を戻すナ!そしてカノちゃんが今回のようなことを起こさないように注意するナ!」


「「「えぇぇー⁉」」」」


「ハルちゃん…本音はニャんニャ?」


「カノちゃんと一緒だと引き籠ってるより面白そうナ♪一人で実験も悪くはないんだがナ…カノちゃんのことを知ってしまったナ。」


「やっぱりかニャ…。」

「ハル婆さんの気持ちよく分かるっすよ♪」


「そ、それだけじゃないナ、魔術はイメージナ!カノちゃんの側に居れば魔術の幅が広がると思うナ。」


「それはそうかも知れまへんけど…何処に…。」


「ということでシグレ。しばらく厄介になるナ♪」


「案の定どすか…。」


「新しい住処の場所を見つけるまでナ、そんなに長居するつもりはないナ。」


「それならカノちゃんがわーの家を建ててくれるって言ってたからニャ、ハルちゃんも一緒にどうかニャ?」


「シナちゃんが良いと言ってくれるなら、わてはそれで構わないんだがナ…場所は何処ナ?」


「カノちゃんの家の近くニャよ。」


「カノちゃんの…是非厄介になるナ♪」


「厄介するつもりはニャいニャよ、共同ニャ。」


「それで決定ナ♪」





明日の投稿も遅くなるかもしれません(´・ω・`)

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