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私、魔王になりました(;´・ω・)  作者: 華丸chan
第三章
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103、模擬戦をしよう♪あれ?

花音たちが会議を終えて外に出るとギルを始めとして犬人族が宴の準備を終わらせるところだった。


「ギル!」


「お?ギランの旦那、会議は終了したのか?」


「概ね終了しましたよ、宴の準備の方は…もう少しというところですね。」


「ああ、もう直ぐ終了する、あいつらご馳走を目の前にしておあずけ状態で発狂しそうだぞ。」


「ははは、ワイバーンなんて滅多に手に入らないですし、量も十分ありますからね。」




花音は周囲を見渡し確認する。


ん~…基本種族ごとに分かれてるけど、犬人と狐人、猫人は所々一緒に集まってるグループもあるみたい…でも猿人は完全に猿人でグループ作ってるね。


と花音が周囲を眺めてると。




「お前ら!!俺によくも恥掻かせてくれたな!」


ゴルクの怒鳴り声が聞こえて来る。


怒鳴られた猿人たちは何で怒鳴られてるのか理解していない様子で周囲キョロキョロ見渡して確認している。




これはあれだね…自分たちが何をしてたのかサッパリ理解してないし、悪いことだとも認識してない感じだね…と言っても本人たちはそれが当たり前だったんだろうから、それもしょうがないのかな?


そんなことを考えてる間もゴルクの怒鳴り声が響いている。


「そろそろ宴の挨拶を始めたいんじゃがのぅ…。」


「それなら少し…村長さんこの村の全員と私で宴の前に模擬戦しましょう。」


「それは良い余興になるのじゃが…本当に良いのかの?」


「すぐ終わりますよ♪…たぶん。」


「死人が出ても困るんじゃが…。」


「それは威圧に耐えた人だけになりますから、大丈夫ですよ♪…たぶん。」


「たぶんが多いのが不安じゃが…ゴルク!」


名前を呼ばれたゴルクは説教を一端止めて村長の方へやって来る。


「おう、すまねぇ村長…ちょっとあいつら何で俺が怒ってるのか分かってない感じだな…。」


「そうみたいですね、いつからそんな状態だったのかは分かりませんけど、自分達の行いが村にとってどういうことなのか…良いこと悪いことは別にしても、それが当たり前だという認識みたいですから。」


「そうなんだよなぁ…いつからこんな感じだったのか俺にもサッパリ分かんねぇ。」


「ゴルクが代表になる前にはそうだったと思うニャよ、だから旅から戻って来たゴルクをゴンクは代表に選んだと思うからニャ。」


「そうじゃのぅ…ゴルクはそうとも知らずに反発する者を力で従わせたからのぅ。」


「あ~あの時か…何か絡んで来る奴が多いなと思ってたんだ…それで何か用か?」


「うむ、宴の余興に村人全員とカノン殿が模擬戦をするからその手配をお願いしたいんじゃが。」


「娘っ子とか⁉そりゃぁ構わねぇが…何が目的だ?」


「目的という程のものはないですよ、猿人族だけどうも他の村人と距離があるんで、私と模擬戦することで連帯感が出ないかな?っと思いまして。」


「成程な…上手く行くかは別としても、強者との戦いは良い刺激になると思うんだが…死人は出ねぇよな?」


「大丈夫ですよ…たぶん、威圧で終わればそれだけで済みますから。」


「最悪は気を失うだけか…分かった。」


「うちらは何名か救助に残しときましょう。」


「そうですねお願いします。」


「わーたちは、キルトとクルトにカルトは参加するかニャ?」


「私は是非参加したいと思います。」


「俺は~不参…参加しときます。」


「私がカノンさ…んと戦うなんて………是非参加しますわ♪私のことをもっと見てもらう良い機会ですわ♪」


「勿論自分は参加するっすよ♪」


「それなら私も参加しようかな。」


「私は救護の方に参加するのじゃ。」


「某は……参加します、前の模擬戦より殺る気で行きます。」


「何かやる気の字が違う気がするんですけど…良いです分かりました。」


「決まりじゃな、それでは…。」




村長は広場の少し高くなってる所へ進み村人に向かって話し出す。


「ごほん…宴を始める前に会議の内容の報告を行う。」


村長は会議で決まった直属の解散と新たな直属の設立、大豆の量産、最後に水路を作る予定を報告。


「次にこの宴のワイバーンを提供してくれたカノン殿を紹介しよかの、カノン殿こちらへ。」


「聞いてないんですけど⁉」


「言っておらんかったかの?すまんがこちらに来てもらえるかの?」


「村長さんこれも貸しですからね!」


「あぁ…うむ、しょうがないかの…。」


花音は諦めて村長の横に立つ。


「この村に来て直ぐに大泣きしたことで大体の者は知っておるとは思うが、こちらがカノン殿じゃ。」


「最初の紹介って必要ですか⁉…この様な恰好をしてますが人族です、よろしくお願いします。」


花音の存在は知ってても初めて見る猿人族は花音の人族と言う言葉に騒めいている。


「それで宴の余興として村人全員とカノン殿との模擬戦を行う、1対1では時間が掛かるから、多対1じゃ!」


村長の言葉に猿人族以外も騒めく。




そこに各種族の代表が声を上げる。


「犬人族は子供と戦えない者以外は参加です、キンが認めた強者です!多対1といっても本気で行きます!」


「猫人族も犬人族と同じニャ!わーでもカノちゃんには勝てニャいからニャ、気を引き締めてかかるニャ!」


「狐人族も同じどす、救護班以外は参加で、うちが思うには師匠やてカノンお嬢ちゃんには勝てへんでっしゃろら気を引き締めよし!」


「おう野郎共!本気で行けよ、俺も負けてるからな、不甲斐ない真似しやがったらどうなるか分かってんだろうな!」


各種族からそれぞれ代表に返事が返され場所を移す。


「折角の料理なのに…どうするんだこれ?」


「ギルは参加しないんですか?」


「俺は料理人だからな、料理勝負なら受けるが戦闘の方はな…。」




「ニグルは参加しねぇのか?」


「俺は参加しねぇよ、おそらく勝負にもなんねぇだろ?」


「おめぇ、娘っ子のこと知ってんのか?」


「いや、詳しくは知らねぇよ、でもあのキンが止めてねぇんだから理由はそれだけで十分だろ。」


「それもそうだな、ガハハハッ。」




「タマは参加しニャいのかニャ?」


「にゃーは今回は遠慮しときますにゃ、出来れば1対1でカノンちゃんとは戦いたいですからにゃ。当分先になると思いますがにゃ…。」


「それでも良いニャ、今回参加させたのはカノちゃんの強さを肌で感じさせて、変ニャ気を起こさせニャいようにするためだからニャ。」


「そんな人が居ますかにゃ?」


「カノちゃんの恰好が格好だからニャ、良く思ってニャい者も居るはずニャよ、一応ニャーに頼んではいたがニャ、今回は良い機会ニャ♪」




「師匠良かったんですか?」


「カノンお嬢ちゃんのいうことは一理おまっからね、みんなで負ければ多少は変わるかもしれまへんし、みんな仲ようぼろ負けどす。」


「シグレ様?そこまでの者なんですか?」

救護班の1人が尋ねる。


「あんさんたちは知らんでっしゃろが、ワイバーンん首を一振りで落とすんや、そない相手に村人全員やて勝てる気がしまへんよ。うちが思うには怪我人もそないに出いでしょうから、あんさん達もゆっくりしなはれ。」


「…分かりました。」


「師匠…カノンお姉ちゃんの戦いを見たいでしゅ♪」


「そんならみんなで見に行きまひょか、一応救護班どすからね。」


「わーたちも見に行くかニャ。」


「そうしますにゃ♪」


「俺も見に行くわ、ニグルはどうすんだ?」


「んじゃ、俺も同行しよかね。」


「わしも行こうかのぅ…ギランとギルはどうするのかの?」


「某は折角の料理ですから見張りの為にここに残ります。」


「俺も残るわ。」


「そうかのぅ…直ぐに戻って来ると思うが、しばらくの間頼むのぅ。」


「分かりました。」


ギランの返答を受けて村長とシナ婆さん、シグレ、ゴルクたちは模擬戦の観戦に向かう。




「なぁ、あの嬢ちゃんそんなに凄いのか?確かにニグルの言う通りキンが止めてないから大丈夫とは思うが…。」


「ギルの想像をを10…50倍にした感じですかね?正直某ではカノンさんの強さは想像できません。」


「そんなにか…キンがベタ惚れな訳だ。」


「そうですね、キンでもカノンさんの強さは分からないと言ってましたからね…。」


「折角作ったんだからみんな無事に飯が食えれば良いんだが…。」


「そうですね…。」




何ででしょうか…書く前は軽く騒いで、1日終了と考えてたのに書き出したら模擬戦?

何それ⁉って感じです(´・ω・`)

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