1、魔王よ死んでしまうとは情けない。いや、魔王じゃありませんよ!
華丸chanです。初投稿になります、((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル状態ですが
よろしくお願いしますm(__)m
「おぉ魔王よ、死んでしまうとは情けない。」
「?????」
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目を覚ますと宇宙空間の様な場所でいきなり知らないお姉さんに
「死んでしまうとは情けない。」と言われて、思考がフリーズしてます
…っていうか魔王?
待て、まって、待つのですよ私、よ~くっ思い出してみよう。
私の名前は高梨花音、14歳、よし、覚えてる。宿題をやってから眠って…
お、おき、起きたよね?それから下の階に行こうとして…
はっ⁉階段を踏み外して…そこからの記憶が無い…。
それで亡くなったなら…本当に情けない。
まぁ仕方ない、ニコニコしてこちらを見ているお姉さんとお話してみませう。
っと思ったところでお姉さんが、
「あっれ~?そちらの世界では亡くなってから目覚めたら~、こう言うのではないのですか~?」
と言ってオロオロしだしましたよ?
「それはゲームの中だけです。普通は死んだら目覚めません。
ある意味間違ってませんが…あれが原因なら本当に情けない。
とりあえず、状況が分からないので説明お願いします。」
「何処から説明すればいいですかね~、う~む~…。」
「なるべく手短にお願いします。」
私は自慢ではないがそんなに頭が良い方ではないです、説明されるとその場では理解してても短時間で忘れてしまうのです。
……本当に自慢じゃないですね。
「え?あぁ~先ずは自己紹介からですかね~。私はあなたの居た世界とは別の世界の管理をしているルナリアと言います~。」
なにやら言葉をよく伸ばすお姉さんですね。
「どうも、高梨花音です。」
「花音…花音さん…花音ちゃん…うん♪花音ちゃんって呼んでいいですか~?いいですよね~?そう呼びます~♪」
なに?このお姉さん、呼び方確定しちゃいましたよ?
「花音ちゃんには~、私の管理している世界に転生していただいて~、魔王をやってもらおうと思ってます~。」
「えっ⁉魔王⁉…ですか?あの最強の引きこもりの?」
「引きこもり…ですか~?」
「私のイメージでは、勇者が来るまでダンジョンや塔、城の最上階で引きこもってるイメージなんですが…。」
「ちょっと記憶見せてもらいますね~、失礼しま~す。」
ちょ、ちょっと記憶って!
そしてルナリアは花音の頭に手を当て、「う~む、なるほど…。」と言って手を放した。
「ちょっと記憶を見せてもらいましたが~、花音ちゃんの思ってるような魔王とはちょっと違います~。
魔王と言っても職業・クラスが魔王というだけで~、別に人類種と敵対する必要も無いですし~、普通に外に出ても問題無いですよ~?」
「人類を滅ぼしたり、支配したりしなくてもいいんですか?」
「は~い♡魔王というか花音ちゃんには~人類種の発展と強化をお願いしたいと思ってます~。」
人類種の発展と強化?私に何させる気かしらん?
「これから説明させてもらいますね~。」
と説明が始まりましたが、私はどうなるのでしょうか?
本当にどうなるのでしょうね?頭の中の花音ちゃんは飛んだり・跳ねたり・踊ったりしてますが、文章にするのは難しいですね(´・ω・`)