一年生でついていけなくなった。
第一章高一の壁通っていた高校はできる学校で、入学してくる生徒は小中学校では、授業しっかり聞いていれば、それだけでまあまあできた子ばかりでしたが、高校ではそういう子が集まって競争させられるために、ただ聞いているだけでは、振り落とされるようなハイレベルな学習を要求された。私も含め、早々に振り落とされた生徒はそれぞれ対策していかざるを得なくて、私の場合は、中学の先輩が入っていたので、定期テストをコピーしてもらったりしていたが、一人だと続かない、あるクラスが居残り勉強しているという噂が入ってきた。なぜ噂なのかというと、そのクラスは新館で三年生のはみ出しクラスの隣に位置していたので、実態がわからないままに、断片的に伝わってきたからなんです。最初数人だったのが20人くらいになり、テスト結果も上がっているということで、いいなあとは言うもののなかなか自分たちははじめることはできなくて。第三章
クラス替え
三年で
一年で居残りしていたグループと
同じクラスになり、
男子に
気になる子ができたけど、
居残りグループの
女の子と
つき合いはじめた。
ちょっと悔しかった。でもグループの別の男子ですごくいい友達になった子もいた、今まで話す機会なかったのが残念だった。仕方ないけどね。