剣士と魔導師
よーーーーーーーーーーーーーーし、決まった。
僕ながら、イイー、アイデアだーーーー。
ヤッターーーーーーーーーーーーー。
これは、間違いないぞーーーーーーーーーー。
行けるーーーー、行けるーーーーーー。
・・・・なんてー、イイー、アイデアだよ。
やっぱり、・・・・今日の僕は、イイー、イイー。
・・・・さっきはー、あんな大変な対戦で、疲れたし、
大変だったけど。
まあー、ヒナのケアルで、回復してるし。
まだ、疲れはあるけど。
ダイジョウブ、ダイジョウブ、ダイジョウブ。
ダイジョウブダーーーーーーーーーーーーー。
・・・・ヒナ。
ヒナーーーー、ありがとうな、ありがとうな。
これから楽しくなるから、・・・・許してな。
テトは、今、ヒナを喜ばせようと必死なんだぞーーーー。
ヒナに、この気持ち・・・・分かるかな。
分かるさ、・・・・だって、だって、ヒナと僕は、とって
も、とっても、とっても、仲良いんだから。
世界中で。
世界中で一番の友だちだもんな。
うーーーーーーーー、ちょっと恥ずかしい。
恥ずかしいけど、世界中で、か、恥ずかしい。
うーーーー、世界中かーーーー。
うらやましいだろう。
・・・・ヒナは、どうだろう、どうだろう、どうだろう。
でも、今、えーーーーって、喜んでいる。
えーーーー、は、喜んでいるか。
・・・・確認して・・・・確認しないと、ヤバイかも。
えーーーー、だし、ヤバイかもな。
「ヒナ〜、川に行こう、行こう」
テトは、確認しながら、聞いた。
「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
ヒナは、耳が、おかしいんだと思っている。
「えーーーーーーーーーーーーーーーー、えっーーーー」
ヒナはテトの顔を見て、何かを確認している。
「えっ、テト、今、何て、言った」
ヒナは、確認しないと、どうしたら良いのか、頭が、つい
ていけなくなっていた。
「えー、ヒナー、川だよ、川に行こう、川に、な」
テトは、ヒナの返答を待たずに、ちゅうちょせず、ヒナの
手を取って川へと歩き出した。
ヤッターーーーーーーーーーーーー。
遂にヒナの怒りを止めたよ。
フッフ、フッフ、フッフ、ヒナは、ウキウキだな。
顔を見なくたって、直ぐに、分かるさ。
ヒナの事なら、・・・・なんだって。
喜んでいる、喜んでいる、喜んでいる、喜んでいる。
喜んでいる、喜んでいる、喜んでいる、喜んでいる。
・・・・喜んでいるかーーーーーーーーーーーー。
・・・・喜んでーーーーーー、いるかーーーー。
ヒナ、ヒナ、ヒナ、ヒナ、ヒナ。
「テトー、テトー、テトー、テトー」
ヒナは、手を引っ張るテトに同じ歩みでついて行く。
テト、私はテトが・・・・好き、かな。
分からない、けど、一緒にいると楽しい。
私が、困ってる時でも、直ぐに、どうしたよーと、声掛け
くれる。
・・・・大体は、側にいるかな。
私がスマホに夢中でも、気にせずにしてくれる、
確かに、スマホには、色々あるけど、スマホは必要だし、
無いと、今は困る。
テトは、全然、スマホに興味を示さない。
私には不思議だけど、・・・・剣の練習に夢中なんでし
ょ。
分からないなーーーーー、とにかく、好きなんでしょう。
テト、イタイよーーーー、強く握りすぎだよ。
イタイ、イタイ、イタイ、イタイ、イタイ。
「テトーーーー、イタイーーーーーー、イタイーーーーー
ー」
ヒナはテトの手を引っ張る。
「えー、ヒナどうしたーーーー」
テトは、ヒナが引っ張る手に立ちどまった。
「テトー、そんなに急がなくても良いよー」
「えー、あー、そうだねー、ゆっくり、ゆっくり行くか」
ヒナ、元気ないなあー。
・・・・楽しく無いのか。
まだ、川は先だのに、・・・・そうだな、この道少し狭い
か。
テトは、周りを見渡してみる。
畑と畑の間かーーーーーー、二人揃って歩くにはキツイ
な。
ヒナ、ヒナ、ヒナ、声掛けても、返事しなさそうだな。
歩き出して、二十分か・・・・長過ぎか。
「ヒナ、向こうの土手で休もうか、イイ」
テトはヒナに確認した。
「うーーーーん」
ヒナは、顔に疲れたと言わんばかりでいた。
「ヨーシ、ヒナ、ガンバレーーーー」
テトは力一杯、励ました。
ヒナが・・・・息切れしてる。
川は後少し・・・・何だけど、後、十分くらい、いや、十
五分くらいかな、ヒナ、・・・・一緒に行こう、楽しいぞ
ーーーー。
アーーーー、後少し、アーーーー、後少し。
楽しいぞー、楽しいぞー、楽しいぞー、楽しいぞー。
楽しいぞー、楽しいぞー、楽しいぞー、楽しいぞー。
早く、早く、出発したい。
・・・・ダメか、ヒナが落ち着いたら、にしよう。
・・・・・・・・どうかな、どうかな、まだかなー。
んー、んー、会話は、・・・・出来そうだな。
「ヒナー、楽しいー、」
テトはヒナの様子を見ながら声掛けた。
「んー、楽しいねー」
ヒナは、笑顔で答えた。
ヨッーーーーシ、ヒナは元気だー。
ヒナに出発を、出発進行を言おう。
川に行ったら、楽しいぞー、きっとヒナは喜んでくれる。
川は、アレもコレも、色々あるし、楽しいぞー。
ヒナを喜ばせよう、ヒナを楽しませよー。
ヒナ、・・・・喜ぶかな、ヒナ、・・・・喜ぶよな。
分からないけど、早く、出発したいなーーーー。
早く、出発したいなーーーー。
まだかなー、まだかなー、まだかなー、まだかなー。
テトは、ヒナの顔を横目でチラチラ見ていた。




