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テトの冒険  作者: ともピアノ
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剣士と魔導師

「テト、どうしたのー」


「いや・・・・何でもない」


「テト、・・・・今日は練習しないのーーー」


「んー、ちょっと、・・・・やめようかな」


「んー、そうなんだ、・・・・」


やっぱり、聞くのはやめよう。

それより、疲れた、・・・・スゴイ、スゴイ、疲れた。


こんなにも、難しい、思う様には行かないなんて。


スゴイ、スゴイ、スゴイ、スゴイ、・・・・頭が疲れてる。


頭使っての練習が、・・・・出来てなかったなー。


出来なかった・・・・出来ていない。


イメージの、考えることの難しさが、・・・・ダメだ。


ヒナは木のイスにすわってスマホの動画を見ながら静かにしていた。


さっきの戦いが、動画で見れたらいいのだが。


そしたら、何が、悪かったのか、何が、出来ていなかったのか、ハッキリしたのに。


ま・・・・無理か。


本当に、まだ、身体が震えてる。


ヒナのケアルで、身体は回復したが、感覚や感情は、興奮している。


ツゥー、落ち着け、落ち着け、落ち着け、落ち着け。


ツゥー、落ち着け、落ち着け、落ち着け、落ち着け。


「ヒナーーー、ヒナーーー」


「なあにーーー、なあにーーー」


「シュルト、とか、シュルトと言うヤツ誰だ」


「お兄ちゃん、ヒナの知り合いのお兄ちゃんだよーーー」


「お兄ちゃんかー、・・・・どんな人、どこに住んでいるのーーーー」


「テト知らないのーーー、ホラッあの家」

ヒナはテトの後ろに指を指した。


「えーーーーーーー」


シュルトの家は、テトの家に向かって、右隣りが、ヒナの家、左隣りがシュルトの家に成っている。


シュルトの家は、テトの家の三倍くらいの大きさで、石造りの建物で、岩壁に覆われている。


シュルトの両親は魔法省に勤めていた。

シュルトは、学院へは、車で、送り迎えされていた。


「へえーーー、あの家ね、・・・・ヒナの家よりは小さいかな、ヒナの家、金持ちだもんねー」


テトは両手いっぱいで表現した。


「分からないーーー、あんまり気にしないー」

ヒナは興味なさげである。


「・・・・テトさ、・・・・テトさ」

ヒナが髪を触っている。


「何、何、何なの」


「・・・・テトさ、・・・・テトさ」


「えっ、えっ、何、何、何だよーーー」


「だから、・・・・テトさ、・・・・テトさ」


ヒナはドレスの襟や裾を触っている。


「えっ、えっ、ヒナーーー、何、何」


「んーーーーもう、んーーーーもう、んーーーーもう」

ヒナは、何も気づけないテトにイライラしている。


「えっーーーーーー、何で、えーーーーーーー、何で、怒っているの」


テトは、急に怒ったヒナに驚いている。


「テトーーーーーーーーー、テトーーーーーーーーー」


「えっーーーーーー、なんか用があるなら言えばいいだろう」


テトは、何が何だか、意味が分からなくなっていた。


ヒナはどうしたんだろう。


・・・・いきなり怒って、・・・・今まで、こんな事なかった。


何か・・・・訳があるはずだ。


分からない、分からない、分からない、分からない。


ヒナ、オマエ、・・・・どうしたんだ。


「あーーーーーーーーーーーー、あーーーーーーーーーー」


「・・・・テトさ、・・・・テトさ」

ヒナはもう一度、髪を触っている。


「んー、んー、んー、んー」

テトは、何か分からないが、取り敢えず分かった振りをした。


「・・・・テトさ、・・・・テトさ」

ヒナはドレスの襟や袖を触っている。


「んー、んー、んー、んー」

テトは、分かった振りをする。


「分かったーーーーーー、分かったーーーーーー」

テトが気づいてくれた事に喜んでいる。


「んー、んー、んー、んー」


「・・・・どう、・・・・どう、・・・・どう」

ヒナがテトにすり寄って行く。


「んー、どうって、んー、どうって、・・・・何がー」

テトは不振に振る舞う。


「だから、テトさ、だから、テトさ、・・・・どうよーーー」


「んー、イイよーーーー、んー、イイよーーーー」

テトが、分からず適当に言う。


「イイよねーーーーーー、イイよねーーーーーー、イイよねーーーーーー」


「んー、イイよーーーー、んー、イイよーーーー」


「イイでしょ、この髪、パーマしたんだよーーー」


髪かーーーー。


・・・・知らなかった。


知らないよーーーー。


「これはーーーー、ドレスーーーー、黄色ーーーー」


「んー、イイよーーーー、んー、イイよーーーー」


ドレスかーーーー。


・・・・知らなかった。


知らないよーーーー。


「テトー、テトー、テトー、テトー、テトー」

ヒナは喜んで抱きついた。


「んー、んー、んー、んー」


ヒナー、すまん。


ヒナー、すまん。


すまん、すまん、すまん、すまん。


すまん、すまん、すまん、すまん。


すまん、すまん、すまん、すまん。


すまん、すまん、すまん、すまん。


「テトー、テトー、どう、髪、どう、ドレス、テトー、テトさ」


「んー、んー、んー、んー」


ヒナーーー、すまん、すまん、すまん、すまん。


「髪を、髪、パーマ、パーマ、イイー、イイー、ドレス、ドレス、イイー、イイー」


「イイよーーーー、イイよーーーー、イイよーーーー」


ヒナーーーー、すまん。


全部、全部、全部、全部。


カワイイよーーーー、カワイイよーーーー。


カワイイよーーーー、カワイイよーーーー。

























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