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(^ω^)【ようです】のようです

(^ω^)【ビールは旨い】ようです

作者: 日曜日夕



 (^ω^)「嘆かわしいッ!」



 (^ω^)「『酒は不味い』、『ドクペは不味い』、『チョコミントは歯磨き粉』」



 (^ω^)「否定的意見を声高らかに叫びやがって!」



 (^ω^)「何が好きかで自分を語れよ!!!」



   ('A`)「こいつ今日どうしたの?」



( ・∀・)「好きだった娘にフられたんだって」



 (^ω^)「お前なんか大嫌いじゃボケェェッ!!!!!」



   ('A`)「何が好きかで自分を語れよ」



( ・∀・)「そっとしといてやれ」



 (^ω^)「ううぅッ……俺にはもうこのプレモルしか残されとらんけぇのぉ……」



   ('A`)「いや、まだ沢山残されてるよ」



 (^ω^)「というわけで!ビール伝道師の俺が、ビールの旨さを教えてやるお!」



( ・∀・)「何処で手に入れたんだよその肩書き」



 (^ω^)「この前ガード下でおっちゃんに貰った」



( ・∀・)「効力絶無じゃん」



   ('A`)「え?つーか聞かなきゃいかんの?その話」



 (^ω^)「ったりめぇだぞ」



   ('A`)「帰って良い?」



 (^ω^)「素っ裸で土下座して止める」



   ('A`)「何故そこまで……」



( ・∀・)「今日はコイツのやけ酒に付き合うしかないのさ」



 (^ω^)「そーいうこと。ま、ここは俺がおごってやるよ」



   ('A`)「多分、酒嫌いの人はこういうところが嫌いなんだと思う」



 (^ω^)「酒関係ねぇじゃん!」



   ('A`)「坊主憎けりゃみたいな」



( ・∀・)「タバコも同じだよね」



 (^ω^)「酒は悪くねぇ!悪いのは人間なのにッ!」



 (^ω^)「前後不覚のぉぉぉぉッ!」



 (^ω^)「超絶怒涛のお酒好きッ!」



 (^ω^)「酒に溺れッ酒に溺られた男ッ!」



   ('A`)「いきなりどうした?」



( ・∀・)「溺られたってなんだよ」



 (^ω^)「えー……というわけで、本日は以下のお酒を紹介したいと思います」



①エサヒスーペァドゥルァイ



②キリンのラガー



③鳥居さんのプレミアムなモルツ



④ゑびす



⑤サッポロ☆クラシック




 (^ω^)「以上、5銘柄がエントリーです」



( ・∀・)「ビールだけかよ」



 (^ω^)「多分酒が嫌いな人の多くはビールが嫌い」



   ('A`)「偏見じゃね?」



 (^ω^)「なのでここでビールの復権をば行いたいと……」



 (^ω^)「それではプレゼンを始めさせていただきます」



   ('A`)「聞けよ。おい」




【第一部:ビールって何?】




   ('A`)「あ、こういう感じで進めていくのな」



( ・∀・)「概要説明は大事だよね」



 (^ω^)「うんめぇー麦の汁だ!!以上!」




【第一部:ビールって何? 完】




   ('A`)「終わんなや」



( ・∀・)「何も説明できてないが?」



 (^ω^)「は?ビールは旨い。それが全てだ」



   ('A`)「その理由を説明せいよ。何のための概要だ」



( ・∀・)「色々あんだろ。歴史とか、材料とか、作り方とか」



 (^ω^)「お前らの手に持ってんのは何だよ」



   ('A`)「説明しねぇならこんなモンやるなや」



( ・∀・)「今んところ、酒の復権は全くできてないぞ」



 (^ω^)「大丈夫だ。5銘柄のレビューはちゃんとやる」



   ('A`)「本当だろうな?」



 (^ω^)「たぶんな」



【第二部:ビール5銘柄レビュー】



①エサヒスーペァドゥルァイ



 (^ω^)「旨しっ!」



 (^ω^)「キンッキンに冷えたアサヒスーパードライを喉を鳴らしながらゴクゴクと!!」



 (^ω^)「想像するだけで旨い!!」



 (^ω^)「良くも悪くもクセがなく、後味が尾を引かないので、

 

      あっという間に1本開けてしまう!」



 (^ω^)「揚げ物や魚、肉など、様々な料理の味を邪魔しないので、

 

       バラエティ豊かな料理を提供する居酒屋に置かれているイメージだ!」



 (^ω^)「ところで、ドライの『キレ』とは一体何なのか!?」



 (^ω^)「スッキリして旨いって事だ!」



②キリンのラガー



 (^ω^)「旨しっ!」



 (^ω^)「今は一番の奴の方が有名な気もするけど、敢えてのラガー!」



 (^ω^)「一言でいうならば苦味とコク!」



 (^ω^)「複雑かつ濃厚な味わいの中に、ドシンと重厚なホップの苦味!」



 (^ω^)「しかし、その苦味がまたクセになる!」



 (^ω^)「理由は知らないけどね!」



 (^ω^)「個人的には昔ながらの定食屋さんとか旅館で出されるイメージ!」



 (^ω^)「理由は知らないけどね!」



③鳥居さんのプレミアムなモルツ



 (^ω^)「旨しっ!」



 (^ω^)「きめ細かい泡が特徴のあのプレモル!」



 (^ω^)「値段もちょっとプレミアム!」



 (^ω^)「正統派ビールの優等生と言った感じ!」



 (^ω^)「ホップも麦もしっかりと感じることができ、

 

       後味もすっきりとしている。

 

       ビールの味を楽しめる一品だ!」



 (^ω^)「それに、なんと言っても一口目の泡は絶品!」



 (^ω^)「飲む時はぜひ、缶ではなくグラスに注いでから!」



 (^ω^)「その一手間がビールを二倍旨くするッ!」



 (^ω^)「結構プレモルの店が多いと感じるのは俺だけか!?」



 (^ω^)「近年のハイボールの隆盛が聞いているのか!?」



 (^ω^)「角ハイも旨し!!ガラガラッ!!」



④ゑびす


 (^ω^)「旨しっ!」



 (^ω^)「高しっ!」



 (^ω^)「ヱビスってなんであんなに高級感があるのだろうか!?」



 (^ω^)「ドイツビールの流れを組むヱビスの味わいは正にドイツ(?)」



 (^ω^)「麦芽100%の味わいは『濃厚』の一言!」



 (^ω^)「苦味と旨味が高レベルでまとまって深い味わいを生み出す!」



 (^ω^)「これには恵比寿様もご満悦!」



 (^ω^)「ちょっと贅沢したい時は、ぜひエビスビールを!」



 (^ω^)「濃厚なビールの味わいには、チーズや枝豆など軽い食べ物がよく合う!!」



⑤サッポロ☆クラシック



 (^ω^)「旨しっ!」



 (^ω^)「すまないが、私はビールと言えばサッポロでね!!」



 (^ω^)「なぜなら麦の味が好きだから!穀物バンザイ!!」



 (^ω^)「なぜ黒ラベルじゃないのかって!?」



 (^ω^)「クラシックが一番旨いんだよ!!!」



 (^ω^)「その旨味はビールの極北!!」



 (^ω^)「北海道の新鮮な食に負けない、ガッツリと麦の旨味・甘味、

 

       そしてホップの苦味!!」



 (^ω^)「それでいてさっぱりと爽快な後味!!」



 (^ω^)「“食”と共に味わうならこれ以上のビールはないだろう!」



 (^ω^)「惜しむらくはその入手難易度!!北海道限定商品!!」



 (^ω^)「しかし、他都府県でも北海道のアンテナショップや物産展で入手可能だ!!」



 (^ω^)「旨しッ!!」




【第二部:ビール5銘柄レビュー】




 (^ω^)「どやっ!」



   ('A`)「努力は認める」



( ・∀・)「『旨い』しか言ってねぇじゃん」



 (^ω^)「旨いんだもん飲んだら、こう言っちゃうよ」



 (^ω^)「あ、このレビューはALL独断ですー」



   ('A`)「で?ビールの復権はできたか?」



 (^ω^)「いや、俺が言ってもどうせ飲まねぇよ」



( ・∀・)「これまでの全てを否定するな」



 (^ω^)「俺が言った言葉なんて……何の意味も無かったんだお……」



   ('A`)「あ。これは……」



( ・∀・)「フラれた記憶がぶり返したな」



 (^ω^)「くそぅッ!くそぅッ!」



   ('A`)「まぁまぁ。俺は楽しかったよ。なんやかんや」



( ・∀・)「ほら、元気出せよ。グラスからだけど、なんか飲むか?」



 (^ω^)「……生レモンハイ」



   ('A`)「ビール飲めや」



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