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第四部

#####(翔也の部屋)

「カズサ」 それにしても、意外と部屋片付いてるのね。

「翔也」 意外と、ってなんだ、意外と、って。まぁ、別に特別キレイ好きって訳じゃないけどな。それに片付けは嫌いじゃないし。

「カズサ」 あ!幼なじみの子もこの部屋に来たことあるの?

「翔也」 そりゃ、幼なじみだからな。里奈の部屋には入った事ないけど。

「カズサ」 入りたいの?

「翔也」 ば、バカ言うんじゃねぇよ!幼なじみだとしてもだ、女子の部屋に入って、女の子だし部屋キレイだな~、とかいい匂いするな~、とか考えたりする、なんて事はしていいわけないだろ!

「カズサ」 そこまでは言ってないけど、、、。

「翔也」 と、とにかく本題に入りましょうカズサさん!(目で話題の転換を訴えかける)

「カズサ」 はいはい。えーっと、どうやって未然にテロを止めるかだけど、タイムマシンの不具合で前世と元の時代しか行けないのが問題よね。

「翔也」 つまり、周防頼我の過去に行って直接説得するのは無理って事だな。

「カズサ」 次に、今から何もせずに未来に帰ってもテロはもう起こっちゃってるってのも問題ね。元の時代も時間は進んでるから。

「翔也」 やり直しは効かないって事か。

「カズサ」 一番の問題はね、未来を変えるっていうのがすごく大変だってこと。

「翔也」 と、言うと?

「カズサ」 基本的に、ちょっとくらい過去が変わっても勝手に単なる誤差として認識されるからすぐ修正されちゃうの。

「翔也」 認識って、誰にだ?

「カズサ」 タイムマシンが発明されて結構経ってるけど、未だに解明されてないの。一応、偉い人とかは、歴史の眼、って呼んでるけどね。

「翔也」 ふーん。じゃあその、歴史の眼、が見ても分かるくらい変えねぇといけないんだな。

「カズサ」 そ。だからそれが一番大変なの。

「絵里」 ただいまー。

「翔也」 あ!母さん帰って来ちまった!めんどくさい事になるからどっか隠れててくれ!(カズサはクローゼットやベッドの下などに隠れる)

「絵里」 (ドアを開ける)翔也、明日から出張で一週間いないからー。

「翔也」 オッケー。(絵里がドアを閉める)

「カズサ」 、、、ショウヤ、料理とか出来るの?

「翔也」 ん?ああ。一応な。なんでだ?

「カズサ」 せっかくだからここにしばらく住むね。

「翔也」 ええーっ!

「絵里」 翔也!何騒いでるのー!

「翔也」 す、すいませーん!

#####(第五部へ)

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