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第43話 弱点

100万アクセスを突破しました!!

こんなに読んでいただけるとは……、感謝感激です>w<


今後ともよろしくお願いします<(_ _)>

「ま、前よりは棍の扱いもマシになってるね」


「さいですか………」


戦闘の後のせいか、やけに生き生きとしているネルヴィが感心したように呟く。

というか、これでもまだ『マシ』というレベルですか………


俺は訓練場の壁にもたれ掛かりながら、ネルヴィの言葉を反芻する。

確かに一撃も当てられなかった以上まだまだ未熟としか言いようがない。


まだまだ修行が必要だな………と気を引き締め直した俺はネルヴィに先ほどの戦闘について尋ねた。


「まあ技術面はそれなりに長く扱ってないとなかなか身につかないからね、根気よく練習していくしかないさ」


返ってきた言葉には、やはり練習が重要とのこと。

ですよねー、簡単に技術が身につくはずありませんもの………


俺はがっくししながら、先ほどの戦闘を少し振り返ってみる。


まあ始めたころのように突き一辺倒ではなくなった分、成長してるとも言えるのだろうがそれでも悔しいものは悔しいのだ。


「それより問題なのはシャオ、お前自身の弱点さ」


「弱点?」


先ほどの戦闘を思い返していた俺はネルヴィの声を聴いて顔を上げ、疑問の声を上げた。


必死に頭を回転させ、自分自身の弱点を考えてみるが思い浮かぶのは経験不足や、対応の遅さなど時間が解決する部分がほとんどだ。


だが、ネルヴィが指す俺自身の弱点というのはそういうことではないのだろう。

それらが原因なら、さっきの指摘で教えてくれているはずだ。


唸るように考える俺を見て、さすがに飽きれたのかネルヴィはヒントを出してくれた。


「さっきの戦闘でお前の攻撃はどうやって避けられていた?」


基本的に俺はスピードを重視した連撃を主軸に置いて戦っている。

だが、先ほどの戦闘では全てネルヴィの両手剣に弾かれて…………


「あっ」


「どうやら気づいたようだね」


俺が声を上げたことでネルヴィは俺が理解したと分かったようだ。


そう、全て弾かれたのだ。


「威力不足ってことか…………」


「棍の性質上仕方ないとはいえ、ゴーレムのような防御力が高い相手には手も足も出ないだろうな」


結局のところそこなのだ。


どれほどスピードを上げようとも威力は劇的には変わらない。

相手のHPを削り切るだけの回数がいるのだ。

それは相手の防御力が高くなるほど増えていくし、軽い攻撃などいとも簡単に弾かれてしまう。


それが如実に表れたのが先ほどの戦闘というわけだ。


「まあ、棍はどちらかといえば柔の武器。威力ある技というのは、ほぼ無いと言っていい」


そして、追い打ちを掛けるように紡がれるネルヴィの言葉。


このままレベルを上げて行っても、俺はこのゲームで戦っていけるのだろうか?

フォレストボアと戦った際に感じた高揚はもう二度と手に入れられないのだろうか?


もちろん、ソロではなく仲間と協力して狩ればいいのだろう。

だが、それで俺が出来るのは陽動程度。

一撃を入れたとしても大してダメージを与えられない俺を誰がPTに入れてくれるのか?


そんな考えが頭をよぎり、俺は黙りこくった。


「お前はそれでも棍を使い続けるのか?」


そして、ネルヴィから投げかけられた言葉。


俺は―――――――――――――――



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