表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

プロローグ

2016年2月12日、九ノ宮(くのみや)町でとても小さな会社が存在していた。

もはや会社なんて見てもわからないような、小さなビルの3階に位置するごくごく普通の会社であった。

九ノ宮町は町人全員が知り合いといえるほどに小さな町ではあったが、その中でも特に有名な二人が会社には務めていたのだ。


正しくは、片方はもはや奴隷であったかのように毎日働き疲れで眠っているようなやつだが。


会社の名はまさしく「何でも屋」。それ以外には何とも名はついてはいなかったけれども、社長の名前を使って、「千鳥屋」とか呼ばれていたりもした。


この会社には社長が一人、社員が一人、そしてそれ以外には猫が一匹。

たったそれだけだ。大変寂しいけれども、それでも十分な広さをしているのがここだ。


社員、自分の名前は「星城(せいじょう) (そら)」。

年齢は27だが独身だし、職業は何でも屋の社員。さんざんだ。

社長がこんなのだからなおさら苦しいし、辛いものだ。


社長のクソ野郎は名前を「千鳥(ちどり) 悠永(ゆうえい)」と名乗っている。

たぶん本名だろうけど正直どうでもいい。

年齢なんてのもわかってないけど質問をしても17歳だなんだとふざけるあたり。

趣味はパズルとゲーム。パズルなんてのは中毒だからかビルの部屋の社長の机には

最低でも100近い知恵の輪や大型テレビみたいなでかさのパズルを壁に掛ける。

近くの店に散々知恵の輪を仕入れてもらっては買っている。いくら使ってるんだ。


そしてその社長は、とことん僕を働かせる。

休みの時間を縫うように睡眠に使い続ける自分の給金は歩合給。

残酷だが、あまりにも給料が高いから社長に反発なぞしてみれば、おしまいだろう。


そんな自分のこれからの物語、目標を決めていこうと思っている。

彼に入る仕事は幸運な時は町内会とかの手伝いとか、彼の知り合いの引っ越しの手伝いとか、

そんな仕事が入る日には決まって僕は留守番をさせられる。おかげでよく眠れるのだが。


だが、まれに、本当にまれにだが、「なぜか」政府からの依頼とか、外国からの極秘の依頼が入る。

とことん突っ込みどころ満載だろうが、確かに入ってくる。

極秘依頼とされて、口止め料から破格の値段だが、解決すれば通帳には0が並ぶ。

だから、辞められないのは残酷だ。



今日2016年2月12日。暖房の付いた部屋でのんびり睡眠を取ろうと思ったが、眠る気も起きなかったので起きている最中である。

正直何もする気が起きない。つかれているのだが、最近の仕事で一番つらかったのは交通整理のお手伝いだった。ただ突っ立っているだけの簡単な仕事だったから、まあいいとしよう。

珍しく3日もここでずっと外出をしていない。

家はないが、ここを家の代わりにしているため、暮らしは問題ないのだが。


「お゛あ゛あ゛あ゛あ゛」


呻く。喚く。

何の意味もないけれどもとりあえず叫んでみたりもする。

でも暖房のゴーッとした音以外しないものだから悲しいのだ。

そして暇なのだ。珍しい休日だが、大学生以来休日の過ごし方を忘れてしまっている。


「おーいハッピー、ハッピー…おーい?ハッピーおーい」


ダメだ、来ない。

この会社のマスコットのような猫、名前は何となくハッピーだ。

模様は茶色のトラ。ムスッとした顔だがそこがかわいい。

だが餌の力は偉大なのだ。餌にはかなわない。


「はぁ…だるい。動かないとここまでだるいのか。」


一体何をすればいいのか。冷蔵庫から何か取り出して食べようか。

しゃべる気力も湧かない。独り言は虚しさ爆発だ。

昨日の残りのおにぎりでもむさぼるか、ゆで卵でも食べようか。


いつかもらった大量の知恵の輪を解いてみようか。

選択肢はあるけれど、選択するためには進まなきゃならない。

進むのめんどい、僕は面倒くさがり屋の中でも破滅的な部類に入っているのだ。

でも、やるときにはやるのだ。本気を出すのは明日からなのだ。


「外は寒いだろうしなぁ…ああクソ、何をしようか。」


春には花粉が飛ぶ。

夏には汗が伝う。

冬には体が凍える。


だが正直秋には何も良いところを感じないのが僕。

いえーい。


「やあそらくんただいまだ」


安息は打っ壊されたようだ。


「お帰りとは言わないか?言わないのか?」


「…お帰り。」


「笑えるな、やっぱり、笑える。」


真顔で言いやがるのが大変むかつくのだ。真顔で。

この千鳥とかいうクソ社長。たぶん真顔で人を殴れるし、殺せるだろう。

常にニヤついているし、しょっちゅう真顔になるし、

本当に意味わかんない。

だが考える力だけはどんな人間よりもすごいらしい。


「今日の仕事はテントの設営とかだ。バレンタインデーだからだそうだ。重火器が欲しい。」


やはり、真顔で人を殺すつもりだ。やりかねない。

そして一直線に椅子に向かう。

僕はソファをベッド代わりに使っているのだが、社長にはベッドがあるあたり。


「そんなことよりそらくんよぅ、新しい知恵の輪買ってきたんだよ。」


「またですか社長…冗談じゃないですよ。知恵の輪専用の倉庫買ってきたらどうなんですか?」


「は?もうあるじゃないかそんなの。知らないのか?」


馬鹿じゃないのか我らが社長。


「なぁハッピーよーい、あたりまえだよなーいうぇーい」


社長に無駄になつくハッピー。悲しみがあふれるようだ。

この社長。一体何者なんだよ…!


「とぅうぇーいハッピーよーいよーい」


「それより社長?最近仕事が少ないような気がするんですが?」


「んー?仕事は冬眠でもしてるんじゃあないのかなー。」


社長。あまりに適当すぎるじゃあないか。

適当というか。投げやりじゃないかよ。ゆるさねぇ。何をとは言わないけど。


「社長、ふざけるのもやめにしてくださいよ。」


「よし。真実を言おうじゃないかそらくん。」


おっ。社長が乗ったぞ。ろくなことにはならないだろう。

さあどんなことを言うのか。このクソ社長は。


「最近正直ほかの国や大陸からの連絡すらも来なくてねぇ…悲しいが、何かがあったんだろう。」


おっ、社長がまじめだ。世界が滅ぶ。やばいな。


「社長はそれについて何か考えていますか?」


「たぶん、平和か混沌。どっちだろうねぇ。平和がいいねぇ。そうじゃないかハッピーよーい」


「あー。確かにそうかもしれないですねぇ。」


社長のまじめさ、初めてこんな社長を見た。いや実際社長ここまでまじめになれるのか。

恐怖でしかなし。おそろし。悪しわが世界。

ああ、ダメだ。反動が怖い。まじめの反動は怖いぞ。


「さて知恵の輪の時間だ。邪魔をしないでくれそらくん。」


「したくないです。」


やった。眠れる。これで安息が…


『失礼します!誰かいませんか!』


何を恨むべきだろうか。いや、恨むべきではない。耐えるのだ。耐えろ。僕。

すまない僕の脳みそ。社長から離れてゆっくりは難しい。

悲しい。現実とは無残だ。


「はい、すいません。今出ます。」


「頼むよそらくん。私は知恵の輪に興じているんだ。」


「クソ社長…もし仕事だったらその知恵の輪をやめてくださいよ!」


「へいへい、わかりやしたよ。」


思わず神経の1本2本がはちきれそうになった。

後で殴っても無罪だろうか。


しょうがないが、依頼だろう。扉を開かねば。

どうしようもない。


さて、開いては見たものの。

パッと見明らかにこの国の人間じゃない。金髪だし、何より顔がこの国の人じゃない。

美人なんだけれども、目が赤いし鼻は高いし、身長が僕よりよほどある…社長くらいあるんじゃないか。


「はい、どうかしましたか。」


『あの、ここが【何でも屋】ですよね?国からの依頼で…』


「依頼ですか。わかりました。中にお入りください。社長が応対しますので。」


国か。それはそうだ。当り前だ。観光客からの依頼なんてあるはずない。

ここは観光地じゃないし、道案内なんて一切ない。

言葉が全世界共通なのが幸いだが、でも突然の依頼…

たいていはいつ来るか、アポってものを取るはずだし…

この国の人なら、いつもはイカツイ、ゴツイ、イサマシイ、そんな感じの人が来るはずなんだが…


「社長、依頼です。他国からの。」


「えっ、まって。ちえのわといてない。えっちょっと」


『すいません、千鳥社長を訪ねろといわれたもので…』


「はい、何か御用でしょうか。私が千鳥ですが。」


切り替えの速さ、さすがクソ社長。一体全体どうやっているのだか。

いつも凛としゃんとしているのならば僕だって敬いますよ。

あのクソ社長。おのれ。


「いったい、どのような依頼で。」


『はい、あの、我らは七耀の国からの使いです。』


確か七耀の国とは、この小島国の天晴国からはるか北西にある、氷の大陸にある、

正直まるでファンタジーでしかない周りの国の中でも、最高にファンタジーで、

精霊とかドラゴンとかが住んでやがるという魔窟。

この小島国、全世界の中心だが、ありとあらゆる技術や科学が発展しているおかげで

このようなファンタジーはファンタジーとして処理されるようになってしまっている。


だが、他の国は次元が違うのです。

科学より魔法。ペンよりも剣。銃よりも弓矢。

携帯なんてのはないし、通信手段は手紙。

数少ない空港から七耀の国からの連絡がくるため、おそらく空港に問題があるのだろう。


「一体、何があったのでしょうか。教えていただきたい。」


『こちらの世界では、数百年ほどの期間ずっと巨竜が眠っていたのです。

この世界では、そのような竜は当り前に存在いたします。正直のところ、巨竜ほどではないですが、

”この世界では”人智をはるかに超えた大きさで、強さで。そんなのはいやほどいます。』


「ああ、そう聞いたことはあるし、幾度となく行っている。確かにあれは度肝を抜かれた。」


確かに幾度となくあそこには行かされた。クソ寒いのにやたら火を噴いたり、電気を吹いたり。

おかしいやつらが腐るほどいたし、社長の冗談じゃない身体能力も見させられた。

ドラゴンを踏みつけて飛び越えたり、爪を素手で剥いだり。

冗談じゃない。実際、あの人は人じゃない。たぶんあれは何かしらの特殊な生命体。

だから永遠の17歳なのだ。実際、あの人一向に老けない。クソ社長め。


『それで、巨竜という生物は、他の火竜、水竜、氷竜、雷竜、もろもろの竜の根源といわれています。

この世の存在をあっさりと滅ぼせるくらいの力があるそうで。

我らの国の精鋭の狩人、魔導士、さらに戦闘力の特に高い兵士を総動員しても、

剣も矢も槍も一つも刺さりも、立ちも、しませんでした。』


「なら、しょっちゅうそこに行っている私ならそいつを殺してしまえるのだと…?」


『ええ、もちろん。あなたの力量をしっかりと私は確認しておりました。

人間離れしたその力、そしてすさまじい大剣の扱い。この国ではそんなものはいらないでしょうに。

一体どうしてそのような力を?』


「いえ、あれは親から教わったものでして。別の国で修行をしていたものでして。」


あれは嘘である。親は一切不明だが、まともな人間であることはわかっている。

あの嘘はしょっちゅうついているが、しょうがない。あの動き、ゲームでもあんなの見ない。


『そうでしたか。なら話は早いでしょう。できるのなら、この依頼、受けていただきたいのです。』


「当り前でしょう。何でも屋、引き受けられるなら報酬次第でなんだって致します。」


『ええ。で、報酬のほうですが…』


個人的には正直興奮したくはないが、人間の性だろうか。

金額のほどはしょうがなく気になってしまうのだ…

国からの依頼、世界がどうにかなるというすさまじい依頼。

きっと、報酬は前払いの時点で相当のものだろう。


『前払いとしては、2400万円、でどうでしょうか。』


「問題ありません。ですが、完了報酬はいかほどになりましょうか。」


『完了報酬としては、おおよそ4億1500万になります。我々の世界の精鋭を全員雇うよりも、ずっと安いです。たった2人でこれだけなら、あまりにもやすいものです。』


「ええ、大丈夫です。それほどならば、十分できるでしょう。」


あの国からの依頼最高額。いつもの額は1億とか高くて2億なのに。

相当な額だ。正直、あんなにあっても僕の分は結構な割合を持ってかれてるから

一生遊んで暮らせるくらいにはあるんだろうけど、クソ社長と比べて少ない。


『では、後日、空港にて会いましょう。行くことができる日はいつごろでしょうか。』


「明日にも、行きましょう。ぜひ、ぜひ。」


『わかりました…食糧等はすべて我々が用意いたします。

全力を尽くしていただきたいです。』


「当り前です。我々2人の力があれば、絶対にその巨竜を倒してごらんに入れます。」


『では、よろしくお願いします。今回はありがとうございました。では、また明日会いましょう。』


「そらくん、見送ってあげなさい。」


「あ、はい。」


玄関を開け、礼をして彼女を見送っていった。

佇まいとしては圧倒的な存在感。彼女はきっとただならない何かなのだろう。

こう、兵士長とか、よくある紅一点って感じの、凛々しい。

社長もあれを見習うべきだ。クソ社長。


さて、部屋に戻ってみれば知恵の輪をせっせと説いている。

カチャカチャと毎日毎日聞かされているから、難航してるかすらもわかってきた。

大変苛立たしい。なんでこんな奴に大切な金属資源を使ってパズルを売るのか。

いや、クソ社長に対してだけ作っているわけじゃないか…


「社長、お客様がお帰りになりましたけれど…」


「いいか、そらくん。私は必死に知恵の輪を解いているんだ。話しかけるな。いいね?」


「はぁ…」


溜息がいやほど出る。

いいもの。自分にはハッピーがいる。いる…


ハッピー、あいつ社長の膝の上で動かないあたり、僕には仲間がいないようだ。


耳に入るのは金属の音、そして暖房のゴーッという音、外からの足音。

ああ、明日にはこの音からはなれるのだろうと思うと…


「社長?準備しませんか?確か早朝に飛行機が出るんですよね?あの国行きの飛行機は。」


「あー、いつでもいけるように準備なら…そういえばしていないな、知恵の輪なら準備してあるんだが…」


「はぁ…冗談じゃないですよ。明日にも行くって言ってしまったのはあなたじゃないですか。」


「すまないね。今すぐにも準備しよう。ハッピーを預けなければ…」


ハッピーは社長と仲の良いおもちゃ屋のおじいさんがあずかってくれる。

世界中から知恵の輪とかパズルを仕入れたり、自作したりして社長の脳みそをさらに活性化させている。

自分も一つ社長が難しかったと言っていた自作パズルを解いてみたが、1か月は余裕で解けなかった。

それを4日で余裕で解きもう一度組みなおした社長はさすがであると…

それを作るおもちゃ屋はよりさすがであると。


「着替えだけでいいんですから、まだ楽じゃないですか。大剣は持っていきますよね?」


「そらくんの刀もそうだけれど、あっちの武器よりも使い慣れていたほうがいいだろう?」


「ええ、確かにそうですねぇ。」


普通こんな武器を持っていくことは絶対に許されないけれど、我々は特別に国の許可がある。

パスポートにしっかりと書いてある。

個人的な旅行にはもし行けても絶対に武器は持っていかないが。


「そらくんだって準備をするべきだと思うよ。というかもしかして終わってる?」


「言っておきますけれどね社長。今までどれだけ暇だったかわかりますか?

もしかして来るかもしれないという海外の依頼に対応できるように準備をしろといったのは社長。

あなたですよ?」


「はいはーいそうですねーさすがですねーそらくーん」


殴ろうかと素で思った。

絶対にゆるさねぇぞクソ社長…!

こんなのと仕事するのはいやだが残念なイケメン、仕事先で必ず3人には惚れられるくらいだ。

だがこの社長も社長。女には無頓着。いやもはや同じ人としか見ない。

恋とか結婚とか無関心。この男はありとあらゆるフラグを滅ぼす。


「ああ、めんどくさい。ぜんぶそらくんがやってくれればらくなのに。

あ、社員だからこき使ってやろう。それがいい。よーしそらくんぜひ準備を代わりに」


「ふざけるのも大概にしたらどうですか。僕は母でもないですしあなたの妻でもないです。」


「社長に向かってその態度は何でしょうか。許さない!」


「訴えたらこっちが勝てるんじゃないだろうかとも思ってますからね。」


実際こんなハードワーク、普通の時給だったら即刻辞めてる。

あの大量の報酬があるからできているだけだ。


さて、社長は大量の知恵の輪がおいてあるであろう倉庫代わりの部屋にこもっている。

たいてい服装といえば分厚いコート。適当な服を中に着込んでいく。

なのにアスリートみたいなダッシュかまして高々と飛び跳ねては大剣を突き刺す。

力で蹂躙する史上類を見ないまれなる生命体。

気持ち悪いの一言。


「あれ、さっきの人、社長の動きを知っていたらしいけれど…あんな人いたっけな…」


大体、僕らについてくる人達といえばごっつい漢。

社長顔負けの剣を背負っては「せいや」「そいや」と叫ぶ…


「そらくん、私は準備が終わった。やったね。知恵の輪の時間だ。」


「はいはいわかりましたよ。邪魔しなければいいんですよね?」


「その物分かりやよし。眠るがよい。」


言われなくとも眠ってやりますよ。金属音も慣れました。

さて、明日の早朝にはすっかり起きてあっちのほうに向かう準備をしなければ。

社長は当り前だが車の免許も取っているので、車が近くにあるというのでそれを使うらしい。

さて、眠ろうか…本気でつかれた…明日はもっと疲れる…


「明日は、早く起きなければな。私もこれの手がかりを手に入れたら、眠ろうか…」


社長の比較的まじめな言葉が今日聞いた言葉で最後であった。

初めての小説投稿で、適当に書いてみました。正直文才はかけらすらありませんですが、どうにかして楽しみながら書きました。

これからもし続くことがあるというなら、ぜひよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ