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如月令嬢シリーズ

如月令嬢は『白紙の脈拍を測らない』

最新エピソード掲載日:2026/02/22
夏休み。如月瑠璃は、母の菫、姉の翡翠と共に、重厚な石垣と和色に彩られた歴史ある街「橡ノ都(つるばみのきょう)」へ慰安旅行に訪れていた。
留守番を任されたサクタロウが、月見坂市の団地で扇風機の風を浴びながら平穏な日々を満喫する裏で、如月家の女三人は名湯や美食、美しい着物での散策など、日常の喧騒から離れた完璧な休暇を過ごしていた。

しかし、旅行の最終日。ホテルを出発しようとした瑠璃に手渡された一通の手紙が、穏やかな時間を唐突に終わらせる。

微かな金木犀の香りを纏う、差出人不明の挑戦状。
そこに記されていたのは、これまで瑠璃が解き明かしてきた数々の「ありえない拾得物」の羅列と――『私に勝てたら、皐月優奈の死の真相を教えよう』という、決して触れてはならない過去への言及だった。

名乗ることもなく、あらゆる人間に成りすまして瑠璃を監視し続けていた謎の存在【ファントム】。
9歳で親友を失ったあの日から、孤独にモノのルーツを探り続けてきた瑠璃にとって、これは自分一人で決着をつけねばならない『聖域』の戦いだった。忠犬であるサクタロウを巻き込むわけにはいかない。

物理的観察眼と情動の視座を持つ『孤高の天才』と、冷徹な論理と概念的洞察力で現実を錯覚させる『幻影』。
橡ノ都の街全体を巻き込んだファントムの罠を前に、一切の妥協も許されない、純粋にして極限の思考バトルが幕を開ける。

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