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番外編 悠久のスキマ1

次の内容は本編と関係あるようで関係ありません。

閲覧時はご注意ください。




っていうのをやってみたかった!

反省はする。

後悔はしない予定。

作品のイメージが崩れるかもしれません。

それでもOKな方のみ下へどうぞ。


























クルリ「なにここ、どこ? スキマって?」

ウェス「位置的に話と話の隙間じゃないか?」

クルリ「なんでこんなスペースができたの?」

ウェス「さあな」

クルリ「あ、なんか手紙が置いてある。えっと、

『ここでは、本編に出す機会のなさそうな設定や、取り零した説明なんかをグダグダやっていくフィクションの中のフィクション的などうでもいいスペースです』

だって。差出人は、浮魚塩…!?」

ウェス「自分の文才の無さをこういうスペースで埋め合わせようという浅はかな行為だな」

クルリ「『取り合えず、今回のお題は魔術について』」

ウェス「これは本編でも少し触れたんじゃないか?」

クルリ「ちょうど塔の探索の最中だったよね」

ウェス「まぁ、スペースがある以上、一応やっといた方がいいだろ。というわけでクルリ、任せた」

クルリ「え、なんで私が?」

ウェス「魔術は俺の管轄外だ。それに魔術士のお前が説明する方がいいだろ」

クルリ「うーん、まぁ、いっか。それじゃあいきます。


えっと、魔術っていうのは魔力をイメージから練り上げて外に放出するもの。イメージを形にするものだから、イメージの強さが魔術の威力に関係するよ。想像力が大切なんだ。だけど、いくらイメージできても魔力の無い人には使えないから、その辺は素質が関わってくるよ。でも、一応どんな人でも大なり小なり魔力は持ってるから、修行さえすれば基礎魔術くらい使えるんじゃないかな。


次は詠唱。詠唱はあくまでイメージを強化するもので、決まった詠唱は無いんだ。だから同じ魔術でも人によって詠唱は違うんだよ。魔術は詠唱無しでも発動できるけど、熟練者じゃないと形にするのはまず無理。お風呂場での私みたいになっちゃうから。


また魔術には属性というものがあって、それぞれ得手不得手があるの。属性は、火、水(氷)、土、風(雷)、この基本属性と、陰、陽、の特殊属性。それとどれにも干渉しない無属性があるよ。相性は


 火 →風(雷)


 ↑   ↓


水(氷)← 土


 陰 ←→ 陽


って感じ。矢印の尖ってる方に強いってことだよ。わかった?」

ウェス「お前って馬鹿じゃなかったんだな」

クルリ「こう見えて神様ですから」

ウェス「じゃあ質問。火→風(雷)という相性がよく分からないんだが」

クルリ「そうだね。火で風とか雷とかどうしようも無い気がするけど、火は風で延焼するでしょ。風で力を増す火は風にとって天敵なワケ。ちなみに雷は派生属性といって、風を生み出す魔力を使って作り出すから同じ相性が適用されるよ。氷も同じ。都合って言葉が思い浮かぶけど気にしない」

ウェス「そうか。じゃあ陰と陽の特殊属性は?」

クルリ「本編で触れられてた思うけど、もう一度説明するね。陰属性と陽属性。世間一般で幅広く知られている闇と光の関係に当たるものだと思っていいよ。特殊属性と呼ばれている理由は、時間帯によってその力が発揮できたりできなかったりするからなんだ。陰属性は夜間に力を発揮するけど、昼間は威力が半減してしまうよ。陽属性はその逆だね。ちなみに、闇と光にしなかった理由は、よくあるからっていうのと、某RPGの影響らしいよ。変なところで拘らなくていいのに。後から困るんだろうなぁ」

ウェス「それなら、風呂場で使った『レイスピア』は失敗じゃないのか? 使ったのは夜間だったし、あれは陽属性だろ?」

クルリ「あ、あれは、私なりに場所と状況を考慮して使ったんだよ! 覗いてたのが敵にしろ変態にしろ、逃がすわけにはいかないでしょ。魔術の発動から命中までが早いのは雷属性か陽属性なんだけど、風呂場だから雷は却下。だから陽属性を使わざるを得なかったんだよ」

ウェス「その考慮も咄嗟の略で無駄になったと」

クルリ「う…」

ウェス「さて、それじゃあ気を取り直して、無属性というのは?」

クルリ「どの属性にも干渉しない、そして干渉されない属性のことだよ。この属性の攻撃魔術はほとんど存在しないから、見かけることがあるとしたら、治療魔術とか援護魔術かな。ジィさんの魔力反転も無属性にあたるよ。オールマイティな属性だね」

ウェス「なるほど。勉強になった」

クルリ「作者にとっては再確認だろうけどね。それより、私の説明、矛盾とかしてないよね?」

ウェス「たぶんな」

クルリ「あ、もう一枚手紙が降ってきた。

『お疲れ様。あとはなんか適当に締めてください』

って、無責任な…」

ウェス「まぁ、作者はあんなだが、指摘とか感想とかあったら伝えてやってくれ。甘い言葉も辛い言葉も受け入れる覚悟らしいが…。そもそもそんなもの来るのか?」

クルリ「さあ? でも言うだけ言ってみたらいいんじゃない? 言うは易し?」

ウェス「使い所が違う気もするが、まぁいい…。そうそう、あと、この作品のコンセプトは『やってみたいことを詰め込む』らしいぞ。このスペースもそれで『やってみた』らしいな」

クルリ「あ、また手紙。

『このような拙作を読んでくださって本当にありがとう御座います。今後も頑張っていきますので、どうかよろしくお願い致します。それではまた次回をお楽しみに!』

だってさ」

ウェス「またやるのか?!」

クルリ「それじゃあ、次回お会いしましょう! まーたねー!」

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