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大河ドラマに関するエッセイですが、何か?  作者: 必殺執筆仕事人
大河ドラマ予想 2025年 2026年
35/63

忠臣蔵はなぜ復活しない?

大河ドラマは、戦国時代、それも信長、秀吉、家康の時代と、幕末、それと時々源平、鎌倉というのが定番だ。

ところが、これと並ぶほどの定番であるはずの、もう一つの題材が、21世紀になってからというもの、一度も題材になっていないという。それが、『忠臣蔵』だ。


忠臣蔵を題材にした歴代の大河ドラマ


第2作『赤穂浪士』1964(昭和39)年


第13作『元禄太平記』1975(昭和50)年


第20作『峠の群像』1982(昭和57)年


第38作『元禄繚乱』1999(平成11)年


しかし、1999(平成11)年の『元禄繚乱』を最後に、大河ドラマの題材には一度も選ばれていない。なぜなのか。


いろいろ理由は考えられるが、一つ挙げられる理由として、いつの間にか、忠臣蔵というものが忘れ去られてしまっているという。

かつては水戸黄門や西遊記などと並ぶほどの、定番のコンテンツだったのに…。

子供たちはもとより、子供たちに教える側の先生も、忠臣蔵を知らないという先生がいるという。

忠臣蔵について、しっかり伝えてこなかったからだろうか?


また、悪役とされてきた吉良(きら)上野介(こうづけのすけ)は、実は地元の愛知県西尾市では名君とされ、むしろ松の廊下の刃傷事件は、短気でキレやすかった浅野(あさの)内匠(たくみの)(かみ)の性格にも問題があったゆえ、起きたのではないかともいわれるが、いずれにしても、『諸説あり』という。


そこで、忠臣蔵の簡単なあらすじから。


忠臣蔵は、赤穂藩主の浅野(あさの)内匠(たくみの)(かみ)が、高家(こうけ)吉良(きら)上野介(こうづけのすけ)義央(よしなか)を、江戸城中の松の廊下で刃傷(にんじょう)に及んだことから始まる。


浅野は朝廷からの使者をおもてなしするための役職、勅使(ちょくし)饗応(きょうおう)(やく)を勤め、吉良は浅野に対して指南をする立場だったという。


勅使(ちょくし)饗応(きょうおう)(やく) 江戸時代に天皇などが江戸に派遣する勅使(ちょくし)と呼ばれる使者を出迎え、食事などの接待をするための役職。主に外様大名が勤めたという。


「この間の遺恨、覚えたるかっ!(先日来の恨み、覚えているか)」と言って、浅野は吉良に切りかかった。


刃傷沙汰を起こしたことを重く見た幕府は、浅野に切腹の沙汰を下し、吉良はお咎め無しとした。

赤穂藩は取り潰され、この処分に不満を持った赤穂藩の浪士たちは、吉良邸への討ち入りを考え始める。


わけもわからず、ある日突然、仕えてきた領主が切腹させられ、藩が取り潰されて、路頭に迷う羽目になった、それは全て吉良のせいだ、だから亡き殿に成り代わり、吉良上野介の首を取る、と血気にはやるようにもなるわけだ。


家老の大石(おおいし)内蔵助(くらのすけ)は、即刻吉良邸への討ち入りを!と血気にはやる一部の浪士たちを抑えつつ、浅野家再興に向けて奔走する。

当初、大石は吉良邸討ち入りには乗り気ではなかったようだ。遊郭に遊びに行ったりして、気を紛らわしていたようだ。


遊郭で気を紛らわすふりをして、実は討ち入りの準備をするための時間稼ぎをしていたとも、あるいはもう、討ち入りなどするつもりも無いと見せかけて、吉良を油断させるための作戦だったとも、あるいはもう、本当にただ単に、遊び呆けて何もかも忘れて気ままに過ごしたかったのではないかともいわれる。


しかし、内匠(たくみの)(かみ)の嫡男である浅野大学への幕府からの処分が決まり、広島の浅野本家への預かりが決まった。

これにより、大石(おおいし)内蔵助(くらのすけ)が進めていた、浅野家再興に向けた望みは完全に無くなり、もはや討ち入りを決断する以外に方法は無くなった。


そして、12月14日、赤穂の四十七士を集め、本所の吉良邸への討ち入りを決行する。

見事に吉良の首を取り、本懐を遂げる。


というのが、忠臣蔵の簡単なあらすじだ。


あらすじはわかったが、これに興味を持つかどうかが重要だ。これ以上、いじる余地の無いところ。今の時代は他にいくらでも面白いコンテンツはある。


2020年代に入っても、明智光秀、渋沢栄一、鎌倉殿、徳川家康、紫式部という順で主人公になったが、忠臣蔵は、この中に入ってきていない。


忠臣蔵の復活は、いつになるんだー!


このまま復活しない可能性もあるのでは?とすら思う。


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