2024年 大河ドラマ予想
2024年以降の大河ドラマが、どうなっていくかというテーマで書いています。
令和6年。大河ドラマは果たして?
予想の結果は、紫式部、平安時代の人物ということになりました。
令和に入ってからのローテーションは、この通りとなります。
いだてん【オリンピック・近現代史】→麒麟がくる【戦国】→青天を衝け【幕末・明治】→鎌倉殿の13人【源平・鎌倉】→どうする家康【戦国】という流れになります。
実は、平安時代の話は歴代の中でも初めてだという話なんです。
それでも引き続き、候補となりうる人物たちを挙げていきます。
西園寺公望
最後の元老、そして、いわゆる桂園時代と呼ばれた時期に総理大臣をつとめた。
津田梅子
『青天を衝け』で、1万円札の渋沢栄一を大河ドラマにしたのだから、お次は5千円札の津田梅子だ、という流れになるのか?
酒井雅楽頭忠清
江戸時代初期から前期の大老。4代将軍家綱の治世に活躍。家綱が没し、綱吉の代になると、綱吉は大老に堀田正俊を起用し、酒井忠清は失脚、1年後、失意のうちに死去したという。
どうする家康で、桶狭間から大阪夏の陣まで、ほとんどの期間をやってしまうということになるので、これで2年連続戦国ということは、ほぼ無いと推察します。
源平・鎌倉も、鎌倉殿の13人の後は、また何年か後になると推察します。そうなってくると、可能性があるのは幕末・明治、あるいは大正・昭和以降の近現代の可能性もあります。
あるいは、江戸時代前期~中期くらいの、徳川の将軍でいえば3代家光から4代家綱、5代綱吉、8代吉宗あたりの時期の人物の可能性もあると推察します。
というわけで、まずは西園寺公望の名を挙げました。幕末から明治、大正、昭和と生き、昭和15年まで生き長らえた『最後の元老』とよばれた人物です。
岩倉具視によって推挙されたことを機に、次第に明治政府の中でも頭角を現した。
その後、いわゆる『桂園時代』と呼ばれる時期を迎える。
西園寺の『園』と、桂太郎の『桂』をとって『桂園時代』と呼ばれる。
以降、西園寺→桂太郎→西園寺→桂太郎というように、この2人は、交互に政権を担うようになる。
伊藤博文、山県有朋らは、その頃には既に一線を退き、元老として背後から政治を操るようになっていた。
後に西園寺も、その元老になり、そして背後から政治を操るようになっていく。
第一次世界大戦の講和会議の時は、牧野伸顕とともに、日本の全権大使として派遣され、戦勝国が敗戦国を一方的に裁くような講和会議の実態を目の当たりにする。
後に自国が枢軸国となり、やがて敗戦国となるとも知らずに…。
幕末、明治以降の人物に関しては、大河ドラマ誘致にもあまり熱心ではないとも思えるが…。やはり明治維新から150年程度では時代が浅いということなのか。
どうしても戦国、というなら、地方の戦国大名などを推挙してはどうか。
島津、大友、龍造寺らが争った九州の戦国は、九州人ならずとも、見てみたい気もしてきた。