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3 作戦会議だ!

「緋城楓、攻略会議!!」


「何なんだよいきなり…人の家押しかけてきてよ…」


私は日曜の今日黒田廉の家に押しかけていた。なぜか、あれから全然接点がないのである!!!悲しみ!!!

私、小鳥遊華は部活動に所属しておらず、フリーであるが、緋城楓は違う。生徒会長もやっているし、部活動のバスケも成績がいいと聞く。そう、忙しいのだ。私は頭が良くないし、先生が怖いので授業は抜け出せない。よって会えない。悲しみ。


「つーか、攻略会議ってなんだよ…ゲームじゃないんだから…」


「そうか、ここはゲームであってゲームじゃない…今の私にとって現実か…おーけいおーけいごめんごめん」


「…で?何がしたいんだよ…」


「まず、緋城楓とまずどうやってお近づきになるか。考えるぞ!」


ゲームだったら、放課にポーンと飛んでいけるが、ここは違う。私にとっての現実…!!緋城!なんでいない!


「そもそもなんでそんなに仲良くしたいんだよ…」


「いや、カップルにしたい人がいてね。緋城さんにも協力してもらおうと思ったのさ…」


「…それって、浅野と雨森?」


なんで、それを…?

こいつ、もしかして私の心が読めるのか…!?


「わかりたくなくても、わかっちまうよ…つーかお前さ、あの二人の気持ちとか考えたことあるの?お前があの二人の関係が好きなのはわかるけど、本人の意思なしにすることじゃねーだろ…」


確かにそうだ。私の元いた世界では勝手に私があの二人のカップリングが好きだっただけで、この世界でくっつけるのは違うな…私のわがままだ。これに関しては黒田の言うとおりだ。くっつけるのはやめよう。


「黒田にしてはいいこと言うじゃん…ごめん」


「お前って、素直になれねぇの?別に俺に謝られたってもな…それより、じゃあ今日はどうするんだよ。もうやることなくなっちまったじゃねーか」


「え、なんで?」


「お前…だってその二人をくっつけるために緋城に仲間になってもらおうとしたんだろ?じゃあもうやることないだろ」


「いや、私がお近づきになりたいから一緒に考えて」


あと、喧嘩を止めさせたいなって。あの顔に傷でもついたら許せないし…緋城さん、喧嘩強いけど…


「難しいこと言うな…緋城さんの目撃情報は随時お前のケータイに入れるようにしておこうか?」


「え?できるの?そんなこと…」


「GPSつけるのが一番だが、そんなことできないだろうしな…それくらいなら緋城ファンクラブに協力頼んでできるだろ。任せとけ。でも、緋城の情報はもらうぞ」


「情報…?例えば?」


「弁当のおかずとか、下着の色、とか?何でもいい。細かいことをよこせ。そうしないとファンクラブから俺が怒られる。近づくだけでも、怒られるのに…あーいやいや」


「おーけーおーけー。じゃあ位置情報はもらうとして、緋城さんの好きなものとか、教えてくれない?買いに行きたいし」


「好きな食べ物はチョコレート。あとホラー映画とか好きらしいぞ。でもこれは信憑性ないしな。明日聞いてこれば?」


「…難易度高いなぁ…まあそうするよ」


緋城楓にいきなりそう聞けるだろうか…あまりに黒田は無責任すぎる。他人だからって許さんからな…


「まあまあ、そんな顔しないで。俺も情報集めとくからさ…位置が知りたかったり、新しい情報が欲しかったら連絡してくれ。たと、緋城さんがお前のことどう思ってるか、もできるだけ調べておくから、連絡してくれよ〜」


え、そんなことできるの!?まじで連絡ゲームじゃん!!

テンション上がるな〜でも自分の評価を聞くのはあれだな。なんか嫌だな。恥ずかしいな、こわいな。


「ありがとう。本当に黒田は、最強だよ。ありがとう、ありがとう…」


「おう、もっと俺のこと崇めろや。はっはっは」


黒田様ありがとうございます。もっとゲームでいい扱いいてあげればよかった…こういうのって気づけないよなぁ…ごめんなぁ…


※小鳥遊はすぐに感謝したことを忘れます。

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