ヤンデレ彼女が安心させてくれる添い寝 (1100字)
せんぱい?
どうしたんですか?
大丈夫ですか?
真っ暗なのが怖いんですか?
大丈夫ですよ。
先輩が安心できるように、私、色々考えたんですよ。
いっぱい楽しいことしましょうね。
え、そんなことより目隠しを取ってほしい?
だめですよ。
そんなことしたら、また、逃げようとするでしょ。
それに、これは、前に逃げようとしたおしおきでもあるんですから。
悪いのは私ですか?
悪いのは先輩ですよね?
逃げようとした先輩が悪いですよね?
もう、怖がらないで下さいよ。
ちゃんと楽しいことを用意してきたのに。
今日はですね、クイズをしましょう。
クイズですよ、楽しいですよね。
ではですね、今から先輩の耳のそばで音をならします。
それが何の音か、先輩に当ててもらおうと思います。
なんの音か、あててくださいね。
はい、じゃあ、この音です。
なんの音か、分かりますか?
ちょっと難しいですかね?
あれ?
分かったんなら、答えていいんですよ。
ふるえてないで答えて下さいよ。
はい、正解です。
先輩、知ってますか?
こんな風に、目が見えないと、ほかの感覚が敏感になるんですよ。
なんの音かよく分かったでしょ。
じゃあ、次は肌でためしてみましょうか。
ふふ。
今、先輩の肌をなぞったものが何か分かりましたか?
どうしたんですか? 先輩?
そんなにふるえて。
先輩、かわいそう。
ごめんなさい、先輩。
こわかったですね。
もう大丈夫ですよ。
ひどいことしませんよ。
もう怖いものはありませんよ。
安心して。
手をにぎられるの好きですか?
先輩の手って、私よりずっと大きいですね。
じゃあ、次はキスしましょうか。
キスされるの好きですか?
そうですか。
じゃあ、してあげますね。
動けない相手に、キスするのって、なんだか興奮しますね。
どうでした?
ふふ。
うれしいですか?
いつもより、ドキドキしましたか?
もっとしてほしい?
いいですよ。
あまえんぼうさん。
さっきまで、ふるえてたのに、今はエッチな気分なんですね。
かわいいですよ、先輩。
キス上手ですね。
先輩、好き。
もっとキスしましょう。
ふふ。
幸せですね。
先輩、次は、ぎゅーってしてあげますね。
男の人の体って、ごつごつしてますね。
首、ふといです。
先輩の体、ぽかぽかして、あったかい。
ねえ、先輩。
私の心臓の音。
よく聞いて下さい。
どうですか?
落ち着きますか?
うれしい。
好きですよ、先輩。
このまま一緒に眠りましょうね。
おやすみなさい。