ボクっ娘高身長王子様系女子に溺愛監禁で堕とされる(2800字)
おはよう、目が覚めたかい?
もう少し眠っていてくれても良かったんだけどね。
そうすれば、キミの可愛い寝顔をもうちょっと眺めていられたから。
ん? ここがどこか?
ふふ。 さぁ? どこだろうね。
一応、スマートフォンは回収させてもらったけど、それでも場所を知られるのはリスクが高いからね。教えてあげる訳にはいかないな。もしも外部に連絡を取られて、ここにキミを監禁していることがバレてしまってはまずいからね。
キミと違って、ボクは油断しないからね。
不思議なんだろう? なぜ、自分が今まで眠ってしまっていたのか?
そうだね。キミはボクに睡眠薬を飲ませたはずだったね。
でも、実際に眠ってしまったのは、キミのほうだった訳だ。
もうキミも既に気付いているとは思うけど、種明かしをしてしまうと、ボクが飲み物をすり替えておいたという訳さ。
「策士策におぼれる(さくしさくにおぼれる)」とはよく言ったものだけど、誰かを罠にハメようとしている人ほど、逆に自分が罠にハメられることを考えていないものだね。
キミはボクのことを睡眠薬で眠らせて、誘拐して、どこかに監禁しようと思っていたみたいだけど、全て失敗だよ。
反対に、ボクがキミを眠らせて、誘拐して、ここに監禁しているわけ。
ああ、勘違いしないでおくれよ。
キミのことを誘拐したのは、何も意趣返し(いしゅがえし)や嫌がらせという訳ではないからね。
こうやって、キミを誘拐したのは、もちろんキミのことが好きだからだよ。
ボクはキミのことが大好きだから、キミが何を考えてるのか全部分かってたんだ。
キミがボクのことを好きなことも、その愛情が少しばかり狂っていることにも気付いていたよ。
キミの歪んだ愛情に気付かないフリをして、誘拐されて監禁されて、いっぱい愛されるという選択肢もあった。それも悪くはなさそうだったんだけどね。
でも、それより、キミをボクのものにするほうが楽しそうだったからね。ボクはおねだりするよりも、おねだりさせるほうが好きだからさ。「もっと。もっと愛してください」とキミがおねだりする姿を想像するだけで、胸が高鳴ってしまったよ。
実際、キミを誘拐して良かったよ。やっぱり、これで正解だった。
キミのその怯えた不安そうな顔が見れて、本当に良かった。
その表情、すっごくそそるよ。ふふ。
まぁ、キミが怯えるのも無理はない。
キミの前で、ボクはずっと本性を偽っていたからね。
キミが知っているはずのボクは、善良で、親切で、かといって真面目すぎることもない。ただの気のいいヤツだったはずだからね。
それが腹の中で、こんなぐちゃぐちゃの愛情を抱えていたと知って、不安になってるんだね。でも、その感情は不安だけかな? 今からボクにどんなことをされてしまうんだろうって、期待もあるんじゃないのかい?
キミはボクに色々するつもりだったみたいだからね。
ああ、もちろん、キミの持ち物も確認させてもらったよ。
色々あったねえ。
手錠とか、首輪とか、お薬とか。
あれでボクのことを、キミの女に堕とすつもりだったのかな?
安心していいよ。ボクはああいうの使わないから。
というか、使う必要がないからね。
あんなものを使わなくても、キミをボクのものにしてあげるからさ。
まぁ、キミのほうが使って欲しいという時には使ってあげてもいいけどね。
ペットとして首輪を付けて欲しいと、キミの方から言い出すかもしれないし。それをとめるつもりはないけど。ふふ。
キミを堕とすのには、道具も薬も使わない。
ボクの声と言葉だけで堕としてあげるから。
そもそも、キミだってもう半分堕ちてるようなものだからね。
キミは気付かないふりをしていたみたいだけど、本当は気付いていたんだよ。
ボクがキミのご主人様であることにね。
だって、キミはどうして僕を監禁したかったんだろうね?
君はボクのことを、自分のモノにしたかったんだ。
ボクのことを支配したかったんだ。
でも、それはボクのことが好きだという感情よりも、恐れから来たものだったんだよ。
キミはボクに支配されることを恐れた。
だから、ボクに支配されるよりも先に、ボクのことを支配しようとした。
キミの行動は、恐れから来たものだったんだよ。
キミがボクと初めて会った時。ボクのことを見上げるようにして見た時に、ボクには勝てないということを、キミは心の奥底で認識していたんだよ。
怖がらせてしまって、ごめんね。
今までのことは全て許してあげるからね。
ボクに睡眠薬を飲ませようとしたことだって許してあげる。
だって、躾をしていない犬が吠えるのは仕方のないことだからね。
恐かったんだね。
でも、これからは何も恐れることはないからね。
キミの全てをボクが支配してあげるからね。
もうキミは迷いも不安も感じることはなくなるんだ。
永久の安心感をキミに与えてあげるよ。
キミはボクのものになるんだよ。
なりたいだろ? ボクの所有物に。
「はい、なりたいです」って言ってごらん。
いきなり口に出すのが怖いなら、心の中で言ってみてもいいよ。
ほら、言ってごらん。
――うん、いい子だね♪
素直な子は、頭を撫でてあげようね。
よしよし。えらい、えらい。
ちゃんとボクの言うことが聞けて、えらいね。
どうだい?
女子に頭をなでなでされるのは恥ずかしいかい?
屈辱的かい?
でも、気付いてるかな?
「よしよし」されてるキミの顔、とっても幸せそうだったよ。
そりゃそうだよね。
だって、ボクはキミのご主人様なんだから。
ご主人様に「よしよし」されて喜んじゃうのは、何もおかしいことじゃないからね。
さて、じゃあ気分がいいから「よしよし」以外のご褒美もあげようか。
ボクは、優しいご主人様だからね。甘やかすほうが好きなんだ。
だって、甘い砂糖のような毒で、心を溶かしてあげるほうが楽しいからね。
さあ、ボクに何をしてもらいたい?
遠慮しないで言いなよ。ちょっとぐらいすごいお願いでも聞いてあげるよ。
ん? なんて言ったの? もう1回言ってくれる?
「好き」って囁いてもらいたい?
ははっ。あはははっ。キミはずいぶんと甘えん坊さんなんだね。
大丈夫、軽蔑なんてしてないよ。
キミみたいに可愛い子が、ボクは大好きなんだから。
じゃあ、ちょっとお耳を拝借するよ。
……ふふ♡
……好き♡ ……好き♡ ……好き♡ ……好き♡
好き好き好き好き好き好き好き好き♡
……大好き♡
あはは♡ 好きって耳元で囁かれただけで、顔がとろけちゃってるよ♡
ねえ? キミもボクのことが好きかい?
……ふふ♡ そんなに必死に言わなくても分かるよ。
まるで犬みたいだ。ほんと、キミは可愛いね。




