普通に生きたい私と、戻りたいあの娘。
二人の女の子がメインのお話です!
初心者なので、時間軸とか難しいところがぐちゃっとせわしなくなってたり、いろいろお見苦しいところがありましたらすみません…
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです!
白鷺一家の一人娘、白鷺さや。
小学1年生の時に、担任に脅迫まがいの一方的な叱責を受け、人間不信に陥りかける。
その後両親のおかげで立ち直るも、小学5,6年生の時に不運なことに再度「ハズレ」の担任に当たってしまい、完全に引きこもりになってしまう。
部屋に篭もり、スマホでゲームをするのだけが生きてる理由だった。
ーある日、いつものようにベッドの上で眠っていた。
急に重くのしかかってきた何かが苦しくて目を覚ました。
「「う、うわぁぁ!?!」」
重なる声。
声ともに、重みの原因は地面に転がり落ちた。
そしてみた先には白銀色の髪をカーテン越しの光に照らされながら煌めかせる色白の女の子だった。
「えっ……え?」
「いったぁあ…って…え!?…だ、誰!?」
「…え、人間?」
「え…ここどこ…?」
頭にはてなをたくさん浮かべたようなマークが出てそうな2人は、お互いに顔を見合わせていた。
「どうしよう…私ついに幻覚が見えるようになっちゃったの…」
さやが真っ青な顔で呟くと、
「まって!!幻覚じゃないの!私人間なの!!!」
「だめだ…幻覚まで聞こえる…もう末期かもしれない…」
布団に潜り込むさや。
「だからぁ!人なの!!!生きてるの!!!」
布団をひっぺがすと、怜夏は続ける。
「私!桜井怜夏!あなたは?」
「え…っと、白鷺さや…」
「さやちゃんね!よろしく」
「…」
「…あの…ここって…どこ?」
「…え?」
「…あの…どこ?」
「日本の…東京都だよ」
「東京…え!都会じゃん!」
と、顔を輝かせている怜夏。
「…東京の子じゃないの?」
「うん。えっと、タブレット持ってる?」
「あるけど…」
スマホを手渡すと、首をかしげながら検索ボタンを押す。
しばらくすると、
「…嘘…」
とぽつりとつぶやき
みるみるうちに、怜夏の顔が青ざめていく。
「ど…どうしたの…?」ととりあえず聞いてみると
「…ない…ない…」
「ない…ってなにが?」
「私の…住んでる街が…」
[ここにない…]
白銀ツインテール美少女が突然現れてほしい…
ゆりゆり…は本編ではあんまりしないかもなので、ご想像を広げて妄想して頂けたら…♡