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猫田ねこの新しい日常(改)  作者: 猫大長老
6/16

キャットタウンにて

バーン・デイト登場!(*Φ∀Φ)

俺は学校を抜け出した。


また変なのがついてきてる。田楽ピアノさんだ。豆腐を両手に走ってついてきてる。俺自転車やぞ。


「そんなに速く走ると豆腐崩れますよ」


田楽ピアノさんは不思議そうにこちらを見ている。


「何言ってるの、これはキーボードだよ。豆腐じゃないよ?」


「田楽ピアノさん!おかしくなったのか!」


「僕は田楽ピアノなんて名前じゃない!キーボー豆腐だ!!」


田楽ピアノじゃないだと!こっちの世界ではキーボー豆腐なのか!?マーボー豆腐か!


やっと着いたぞ、キャットタウン!

キーボー豆腐さんは途中で走り疲れて「歩いていく」と言っていた。


一体何があるっていうんだ!


(三階の映画に行け!)


エスカレーターかエレベーターどっちで行こうかな。ええい!迷ってる暇はない!


どっちにしよう。


(エスカレーターで行け!じれったいやつだな!)


じゃあエレベーターで行こ。


(お前、私のこと嫌いなんだな)


俺が乗ったら次々と乗ってきた。犬を連れた変な格好の女。赤い頭巾を被った少女。うさ耳カチューシャのセーラー服おじさん。幽霊。裸の男。刑事らしき人。それとお相撲さんが3人。重量オーバーじゃ!何人乗るんや!となりのエレベーターガラガラじゃないか!


なんとか三階に来れた。でも!出れん!


そのまま屋上まで来てしまった。


うん?屋上に誰かいるぞ。見たことあるような無いような。


近づいてみると、この人やっぱり知ってる!テレビで指名手配されてた極悪マフィアのボスだ!確か名前は................バーン・デイト!テレビで見るよりずっと小さい!!

挿絵(By みてみん)


(何やってる!3階だ!急げ!)


「いや、だってこっちのほうが事件でしょ!」


(私は神だぞ!言う事を聞け!)


しょうがない。俺はエレベーターに乗った。

なんと!バーン・デイトも乗ってきた!


「タバコ吸ってもいいかい?お兄ちゃん」


怖っ!でも小さっ!


「ど、どうぞ」


!!........ライターも使わずに火をつけた!

手から炎が出た!


「驚いてるようだな。いいことを教えてやろう。この世界はなんでもありだ。そしてお前が向こうの人間だということもすぐ分かった。」


「........................!?」


(早く三階の映画館に行け!)


仕方ない!マフィアのボスよりも神様だ!


俺は映画館に走った。


(ドラえもんを見たいと言え)


店員さんに言ってみた。


「申し訳ありません。ただいま整備不良が見つかってしまいまして、ドラえもんだけご覧になれません。トランスフォーマーなどいかがでしょうか。」


(だろ?事件だろ??ドラえもん見れないんだぞ!店員に文句を言え!)


「ふざけるな!」


(!?)


店員「!?」


「わざわざここまで来てやったのに!こんなことで!俺の時間を無駄にしやがって!!!」


(ごめん!調子に乗った!)


店員「申し訳ございません!申し訳ございません!」


なんで店員さん謝ってるんだ?


(自分のセリフを見直してみろ)


ほんとだ。店員さんに怒ってるように見える。店員さんごめんね。


「神様死ね!!!」


(死ねって言われた........まさかお前に言われる日が来るなんて........うっ、、うっ、、うわぁーん!!うわぁーん!!)


ほんとにこの世界の人はすぐ泣くんだな。神様までとは。でも今回ばかりは許せん!もう帰る!


と思った頃に田楽ピアノさんが来た。


「ねこ!やっと着いたよ!」


「おせぇよ!!」


俺は家に帰った。また11時だ。

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― 新着の感想 ―
 神様、ドラえもんのファンだったんですね。
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