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チートすぎる主人公が異世界で  作者: taka
第一章 プロローグ
2/7

第02話 生まれてきて

少し短すぎましたがご勘弁してください。

目が覚めるとそこは真っ暗だった。


(どこだここ・・・・・・・?)


と、考えていると


「よしよし。」


という声が聞こえた。どうやらここは新しく母親になる人のお腹の中だとわかった。


(そういえば、平民の家族というだけでどうなるか聞いてなかったな。あと、どのくらいでうまれるのかな。)


などと考えていると、看護士だろうか


「がんばてください。」


と聞こえる。そして、俺の体も押し出されるように動いていく。そして、


「オギャァァァ。(一応、言っておこう)」


と泣いた。


「生まれましたよ。元気な男の子ですよ。」


と俺を抱いていた看護師は、母親であろう綺麗な女性のそばに俺を下ろした。


「よかった。私の赤ちゃん。」


と母親の女性は涙を流しながら俺に語りかけてきた。その後、女性は疲れたように眠ったので、俺も寝ることにした。


(大変だったんだろうな・・・・・・・・・これって転生だよな。)


漫画やアニメなどでよくあるパターンだが、自分がするのでは少し勝手が違うように感じるな。

そんなことを思いながら夢の中におちていった。



起きたとき俺は母親である女性に抱かれていた。

少し時間が経つと、病室の外から大きな足音が聞こえてきた。

そして、勢いよくこの病室のドアを開けると


「生まれたのか!!!」


とかなり大きな声で若くてそれなりのイケメンの男性が飛び込んできた。

その言葉に


(この人が新しい俺の父さんかぁ。)


と思った。


「ええ。あなた病院では静かにしてください。」


と母さんが叱ると


「すまない。急いできたものだから。」


と申し訳なさそうに謝った。そして


「抱かせてもらってもいいかい?」

「いいわよ。」


と母さんが俺を父さんに渡すと父さんは


「お父さんですよ〜。」


と俺に言った。少恥ずかいしかったそして


「男の子だから名前はカイトだ。カイト・ローレンツだ。」


と父さんが言った。奇しくも名前は前世と同じだった。


「いい名前ね。」


と母さんが言うと


「そうだね。たった今この子の顔を見て思いついたんだ。」


と答えた。

二人で話していると40分ぐらいたってから20代後半のお姉さんが1歳くらいの赤ちゃんを抱いて登場して

お母さんの友達かなと思っていると


「レオ。ダメでしょうエリカを置いていったら。」

「ごめん。母さん。」


と答えた。


(えぇぇぇぇぇぇ・・・・・・・親子。姉弟にしか見えないんだけど。)


と考えているとお婆ちゃん?は俺に対して


「見てエリカ。あなたの弟よ。」


と抱いていた赤ちゃんに言った。


(この赤ちゃん、俺の姉さんなのか。)


などと考えていると、眠気が襲ってきたので寝ることにした。




次に目が覚めたのはおそらく自分の家の部屋であろう場所であった。

そして俺の母さんが俺の顔を覗いこんでいた。母さんは


「よかった。一日中の寝ているからなんかの病気じゃないかって心配してたけど目が覚めたみたいね」


と言った。


(俺。一日中寝てたの!!)


と思いつつ、そういえば前世でもそうっだた記憶があった。やっぱり身体は基本的に赤ちゃんなんだぁと思った。


「ちょっと待っててね」


と母さんが俺に言うと少しの間一人になった。その間に


(力を封印しておこう!)


と考えた。


(やり方わかんないけど。・・・・・・・・・・『封印』!だいたいDぐらい。)


と心の中で念じると胸のあたりから白く光ったがすぐに収まった。

光が収まると、身体がかなり重く感じた。


(これが『封印』か。)


などと思いながら考えていると母さんが戻ってきて

そして、俺の前で上半身を脱ぎだした。


(なに!!!ああミルクね。)


などと少し驚いたあと納得する。

しかし前世で5歳ですでに達観しており性欲についても知っていたカイトは少し恥ずかしくなった。

しかしそれを知るはずもない母さんは俺の口元におっぱいを押し当ててきた。恥ずかしかったが覚悟を決めて


「ちゅぅぅ。ちゅぅぅ。」


と吸った。お乳は少し甘かった。

おっぱいを飲み終えるとまた眠気が襲ってきた。


(前世ではそうでもなかったけど、普通の赤ちゃんてこんな感じなのかな、)


力を封印しているためかカイトは普通の赤ちゃんのように乳児期を過ごした。



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